キャンプといえばバーベキュー。基本の道具とアレンジメニュー
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引用:pixabay.com
キャンプでの食事といえばバーベキュー。大人数でワイワイというイメージがありますが、最近はソロキャンプで1人バーベキューを楽しむのも密かなブームになっているようです。肉や魚介、野菜を焼いて楽しむベーシックなスタイルも良いですが、慣れてきたらちょっと変わったメニューに挑戦するのも楽しいですよ。今回は基本的な道具と、いくつかのアレンジメニューをご紹介します。
バーベキューで用意したい基本的な道具
バーベキューで欠かせないのが火の用意です。バーベキューコンロ、網や鉄板、炭、着火剤、炭バサミなどを用意しましょう。ファミリーキャンプでは、焚き火台をバーベキュー兼用とすることもあるようです。キャンプ場によってはコンロや炭などはレンタルできる場所もあるので、事前に確認しておくと良いですね。
ほかに、紙皿・コップ・割り箸といった食器類、レジャーシートやテーブル・イスも必要です。
後片付けのためのスポンジや洗剤、ゴミ袋も忘れずに用意しましょう。
忘れがちなのがウエットティッシュなどのお手拭きです。バーベキューでは豪快にかぶりついたりして口元や手が汚れることも多いので、ぜひ用意したいアイテムです。
原産国:日本
内容量:100枚
不足しがちな野菜を摂れる「ホイル焼き」
バーベキューのメニューはどうしても肉系に偏りがち。野菜を用意しても、ただ焼いて食べる形だとそれほどたくさんは食べられません。
そんなときにおすすめなのが、野菜のホイル焼きです。
夏場なら、ズッキーニやナス・パプリカといった夏野菜を食べやすく切り、白ワインと塩コショウを振ってミニトマトと一緒にホイルで包んで炭火で焼くのがおすすめ。蒸し焼きにすることでカサが減り、食感も柔らかく、食べやすくなります。
秋にはキノコ中心にしても良いですし、ベーコンやチーズなどを加えてボリュームアップしても楽しめます。味付けも、ポン酢やマヨネーズなどでアレンジするのも良いですね。
がっつり「スペアリブ」は満足度バッチリ
焼肉用の薄切り肉はサッと焼けてすぐ食べられるのが嬉しいですが、時には骨付きのスペアリブなんていかがでしょうか。難しそうに思えますが、予め味付けしておけば当日はじっくり焼くだけです。
しょうゆ1/2カップをベースに、料理酒・みりん・はちみつ・すりおろした玉ねぎを大さじ2ずつ加えたタレを作ります。にんにく・しょうが・胡椒も適量入れて下さい。ここに骨付きのスペアリブを漬け込み、冷蔵庫で一晩置きます。保冷剤と一緒にクーラーボックスに入れてキャンプ場に持ち込み、炭火で焼き上げます。焼き時間を短縮したい場合、タレに漬け込む前に軽く下茹でしておくと良いですよ。
はちみつの代わりに砂糖でも良いのですが、できればはちみつを使ったほうがコクがあって美味しいです。
「バームクーヘン」を手作りしてみる
デパートやケーキ屋さんで買うものというイメージが強いバームクーヘンですが、実はバーベキューのときに手作りできるのです。
ホットケーキミックスの生地をパッケージの表示通りに作って、溶かしバターと砂糖を適量加えます。その生地を、アルミホイルを巻いた竹の棒に流しかけて焦げ目がつくまで炭火で焼きます。生地をかけては焼くことを程よい大きさになるまで繰り返せば出来上がりです。
弱火で焼いたほうが良いと思いがちですが、やや強めの火で一気に焼いたほうがふんわり焼きあがります。
家庭で焼くのはむしろ難しく、バーベキューの炭火でこそ作りやすいので、ぜひ次のキャンプでチャレンジしてみてください。
焼きマシュマロをアレンジ。「スモア」はいかが?
バーベキューの定番デザートといえば焼きマシュマロ。マシュマロをさっと炙るだけでとろけるような食感に変わるのが不思議で、子どもさんにも大人気です。
その焼きマシュマロをちょっとアレンジしたのが、スモアです。焼きマシュマロをチョコレートと一緒にグラハムクラッカーに挟むだけと、とっても簡単。チョコレート入りのマシュマロを使ったり、チョコレートとビスケットが一体になっている「アルフォート」を使えばもっと手軽ですね。
グラハムクラッカーでなくても、ビスケットやクラッカーなどでもOKです。スライスしたバナナを挟んでみたり、ナッツを加えたりしてアレンジしても楽しめます。
バーベキューの楽しみ方は無限大!
キャンプでのバーベキューは、ベーシックな楽しみ方はもちろん、アイディア次第で何通りにでもバリエーションが広がります。季節の食材を取り入れたり定番メニューをアレンジしたりして、ぜひ、あなただけのお気に入りのレシピを見つけてくださいね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。