キャンプでロープを使いこなして簡単快適キャンプ

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2017.07.07

引用:Visual Hunt

ロープワークというと、険しい山にアタックするときに必要なのかな?といったイメージで、普段は馴染みが少ないようです。しかし、キャンプなどでテントをペグと結びつけるときのテントロープでも、ロープワークの技術を生かすことで、強度を高め、テントをしっかりと張ることができるようになります。また、ロープワークを駆使すれば、キャンプ用品の代用となって荷物を減らすことができます。

ここでは、覚えていて便利な簡単ロープワークをご紹介したいと思います。

ロープワークでは、全体のうちで長く残るほうを「もと」、末端側を「さき」と呼びます。的確な位置に結び目を作れるよう、それぞれの長さのバランスを見ながら作ります。

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サイズ:幅2cm 長さ140cm~250cm調節可能
重さ約85g

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もやい結びを使って、タープを貼ってみる

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引用:Visual Hunt

もやい結びは、輪を作る結び方の基本です。もやい結びは、結ぶのも解くのも簡単で強固、高い信頼性と安全性を兼ね備えており、用途も幅広いことから「キング・オブ・ノット」の異名を持つ、世界中で最も親しまれている結びのひとつなのだそう。木や棒に通して、何かを引っ張ったり吊ったりするのに便利な結び方です。今回は、もやい結びでタープを張ってみましょう。

タープにロープを通し、ロープのもとに輪を作ります。輪の中に下からロープの先を入れ、もとの根本のロープに下から巻き付けて、もう一度輪の中に上から通して引けば完成です。これで木と固定すれば簡単にタープを張ることができます。

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カラー:ベージュ
サイズ:(約)W4200×D4200×H2000mm
収納サイズ:(約)直径100×560mm
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ふた結びでタープを木に固定する方法

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引用:Pexels

ふた結びは、ロープを木や柱などに結ぶ基本的な結び方です。丈夫に結ぶことができ、解くのも簡単です。

やり方は、木に先を一回巻き付けて輪に通します。次に、もう一度輪を通します。ロープのもととさきを各方向へ引き、結び目を引き締めます。もとの方向へ、ロープが引っ張られている限りは、ロープがゆるむことはありません。

バケツで水をくむ際の上げ下げのために取っ手にロープを結びつけるときに使うこともできます。

 

キャンプでのロープワークの大本命、自在結びのやり方

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引用:ロープワークと釣り糸の結び方百科

自在結びは、ふた結びの応用編です。これは、結び目をスライドさせることが出来る結び方で、テントの自在金具の機能を、結び方で行なうことが出来ます。ロープの長さを変え、テンションをかけることで、タープをピンと張るのに役に立つのです。

ペグなどにロープをかけて、輪を作ります。輪の中にロープの先を入れて一回しします。ロープの先をロープの元の下から通しさきを出します。これによって出来た二つ目の輪にも、一つ目と同様にロープの先を通します。もう一度ロープを通したら直ぐ上で末端処理を行います。二つの結び目の間は少し空けるようにして下さい。この部分で長さを調節します。

 

本結び&カウ・ヒッチで薪集めが楽にできます

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引用:写真AC

キャンプといえば、焚火をしてみたいですよね。使用するキャンプ場で焚火OKなところであれば、薪になりそうな枝を集めて焚火なんていかがでしょうか。カウヒッチという結び方は、このような枝などのばらけやすいものを一まとめにするときに便利な結び方です。

ロープを輪の状態で使用したいので、一度、本結びなどでロープの先を結合します。
本結びは、ロープの両端を右を上にして交差させ、左からのロープにからめます。次に左からのロープを上にして右からのロープと交差させます。先ほどと同様にロープをからめ、引き絞って結びます。

ロープが輪になったら、持ち運びたい薪を中心にして下に通してロープで薪を挟みます。片方の輪にもう片方の輪を通し、引き絞って完成です。

これは実は、携帯電話のストラップを結びつける方法と同じ結び方です。

 

棒結びで長いロープも絡まらないで持ち運び

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引用:Visual Hunt

棒結びは、ロープを携帯する場合、かさばらないようにするための結びかたです。

ロープの一端を適度な長さに2~4回折り曲げます。その部分を芯にして、ロープをぐるぐると巻き付けて行きます。末端を芯の中に通し、反対側から引けば完成です。

これは良く目にする結び方で、ロープを購入した時などはすでにこの状態になっているかもしれません。長いものがあると、自然とやっている方も多いと思います。
このやり方は知ってるか知らないかでは大違い。ロープが絡まってイライラという事態は避けたいですね。

 

使えるロープワークは意外と簡単だった

今回ご紹介したように、ロープワーク一つ一つはシンプルで簡単なものです。種類が多くて迷うかもしれませんが、はじめは一冊ロープワークの本でも買って、見ながらやれば問題なし。今回ご紹介してものであれば、何回かやってみるだけですぐに覚えてしまいます。

タープは通常、自在金具がついていますので、ロープワークで張りを調整したりという必要はないかもしれません。しかし、その金具が壊れた時などに、ロープワークが役立つのです。もちろん、知っているロープワークが多ければ多いほど、色んなシーンで使ってみようというアイディアがわき、キャンプに活かせるようになってくるのだと思います。試しに、次のキャンプから使ってみて下さい。

 

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。