登山にワインを持っていく楽しみ!登山後の山頂で飲むワインは最高!
引用:yamareco.com
世の中にお酒好きの人は多いものです。お酒好きな人は、「山の上で飲むお酒はどうしてあんなにうまいのかなあ」とよく言われますね。お酒といってもワイン、ビール、日本酒、ウィスキーと種類は様々で、人によって好みも様々ですが、今回はワインについて語りたいと思います。純粋にワインだけを楽しむも良し、登山の楽しみの一つの山ごはんと一緒に楽しむも良し、さあ、登山にワインを持って行って至福の時を過ごしましょう。
登山にお酒を持っていく楽しみとは?
引用:yamareco.com
世の中にはお酒好きの人は多いもので、登山が好きな人も多いものです。それが合体すれば、「山の上で飲むお酒はうまい」ということになりますね。しっかり準備をして、装備を背負い、山道を何時間も登って、山頂で夕日を見ながら飲むお酒がまずいわけがないですよね。「その一口を味わいたいがために山に登るんだ」という人もいるくらいですから、登山にお酒を持っていく人は現実的に多いのだと思います。
山頂でワインを飲みたいという人はやはりこだわりの強い人でしょうね。街中であれば、飲みたいと思えばおしゃれなワインバーなんかもあって、好きな時に手ぶらでふらりと入って飲んだりできるわけですよね。それに対して、わざわざ山頂で飲むということは山頂まで飲みたいお酒を背負って、重い荷物と一緒に運ばなければ飲めないのです。それほどの思いをしてまで飲むということは、それだけでも既に相当なこだわりなのです。
苦労が大きければ大きいほど、その後の楽しみも大きくなるということでしょう。お酒も含めて重い荷物を背負って、足元の悪い山道を黙々と登り、やっと山頂で腰を下ろして地表では絶対に見ることのできないほど美しい夕日を眺めながら、ワインを一口含んで口に中で味わいながら喉に落とし込む。これは世界でそこだけ、その瞬間だけでしか味わえない至福の時間なのでしょう。
山ごはんと一緒にワインを楽しむ
引用:yamagohan.hatenablog.com
ワインに合う山ごはんというと、まず頭に浮かぶのはアヒージョではないでしょうか。アヒージョというと「美味しいのはわかっているけど登山では大変じゃない?」と思いますが、実はそうでもないんです。ホタテやしめじ、ニンンクなどはあらかじめ切ってジップ付きの袋に入れておきます。あとは現地で具材とオリーブオイルを鍋に入れてぐつぐつ煮込むだけ。簡単ですが、赤ワインにはばっちり合います。バゲットと一緒にいただきましょう。
次にコンビーフのチリコンカンはどうでしょうか。チリコンカンとは豆と肉に唐辛子をプラスしてスパイシーに煮込んだメキシコ風料理のことですが、コンビーフを使うと意外に簡単にできます。クッカーで油を熱したらコンビーフを入れて炒め、ほぐれてきたらミックスビーンズを入れてよく混ぜます。その後、トマトジュースやウスターソース、チリパウダーを少し入れて煮込みます。水分を少し飛ばして、塩、胡椒で味を整えて出来上がり。バゲットに乗せて、赤ワインを飲んだらもう至福です。
どちらの料理もバゲットがよく合うのですが、できればバゲットはパン屋で買ったものを切らないでそのまま持って行って、現地で切るなりちぎるなりしたいですね。バゲットは切ってから時間が経つと断面が乾燥してしまうんです。パンは缶詰もあって、結構美味しいですね。アヒージョも缶詰があるので現地で温めればOKというものもあります。
登山ワインの小道具と登山ワインで注意すること
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ワインというと、たとえ登山して山頂で飲むとしてもワイングラスで飲みたいものです。マグカップで飲んでもいいのですが、やはりこだわりたいですよね。ところがアウトドアで使えるワイングラスがあるんです。「ネスティングレッドワイングラス」というワイングラスです。プラスチック製で足の部分が取り外し可能なので、コンパクトに持ち運べて割れにくいという点が嬉しいですね。
山頂で飲むお酒は美味しいのですが、注意が必要です。まず、気圧が低いのでアルコールが回りやすいことです。感覚的には、普段の6割程度の量にしておくのがいいのではないかと思います。また、日帰り登山では絶対に飲まないことです。ただでさえ、登山の事故は下山の時に起きているのです。気圧が低くていつもより酔いやすくなっているのにもかかわらず、山頂で飲んでから下山するのは危険極まりない行為です。絶対にやめましょう。
登山でワインを楽しみましょう!
登山でワインを楽しむということについて色々と考えてきました。登山をして山頂の美しい景色を目の前にして、ワイングラスを傾けるということはまさに至福の時だということですね。そのために登山をしているんだという人がいたとしても不思議ではないと思います。また、山ごはんと一緒にワインを飲むというのもたまらない魅力です。ぜひそうした自分なりの楽しみを持ちながら、登山を楽しんでいただきたいと思います。そして、自分なりに楽しむ以上は、自己責任で他に迷惑をかけないように自制し、登山で一番大事なことは「無事に家にかえる」ということだということを片時も忘れないようにしたいものですね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。