実は同じ!?バックパックとリュックの呼び名の違いについて
クライミングやトレッキング、キャンプなどアウトドアに必需品のバックパックですが、バックパックは別名「リュックサック」と呼ぶ事もありますよね。この二つ言葉の違いはあるのでしょうか?
「バックパック」は英語。「リュックサック」はドイツ語
バックパックを背負いながら世界中を旅する人のことを「バックパッカー」と呼びます。この言葉の語源はバックパックからきています。バックパックは英語で「背負う荷物袋=backpack」という意味です。ではリュックサックとはどのような意味なのでしょうか?リュックサックは英語ではなくドイツ語です。つまり意味は同じなのですが言語が違うだけなのです。
バックパックという言葉が広まった理由は?
引用:Wikipedia
言語が違うだけで「リュックサック=バックパック」ですが、日本では少し前までバックパックという単語は今よりメジャーな言葉ではありませんでした。しかし、1970年代後半から1980年代にかけてアメリカ文化の一つと言える「バックパッキング」という行為が日本に紹介されると同時に、バックパックと英語で呼ぶことが徐々に一般化していきました。他にも、軽いハイキングなど日帰り分の荷物を入れるために作られた「デイパック」やクライミングなど激しい登山に適した「アタックザック」、「サブザック」など様々なバックパックが誕生してます。
【まとめ】バックパック=大きいリュックという認識は間違い!?
引用:アークテリクス
日本でバックパックというと「大型のリュックサック」をイメージする人が多いのですが、それは日本特有のもので、実際は旅行用・登山用・軍事用・タウンユースを総称したものを指します。英語圏では「バックパック」、ヨーロッパ圏では「ルックザック(リュックサック)」と使い分けるようにしましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。