ファミリー登山にもぴったり!紅葉の名所としても知られる金山の魅力
群馬県の金山は、ハイキング客やファミリー登山客も多い気軽に登れる登山スポット。決して標高は高くないですが、山頂の新田神社や秋の紅葉。頂上からの絶景がおすすめの登山スポットです。
今回はそんな金山でおすすめの登山ルートや、登山時の装備。おすすめのシーズンなどをご紹介して行きます。ふらっと気軽に遊びにいける登山スポットですので、ぜひ参考にしてくださいね。
金山とは?
まずは金山の概要を知っておきましょう。金山は、群馬県太田市を通る八王子丘陵南東部にある小さな山です。標高235m程度の小さな山ですが山頂には新田神社。北部の菅ノ沢遺跡。麓の大光院や金龍寺と様々な見所がある魅力的なスポットとなっています。
また、新田神社は豊臣秀吉の小田原征伐時に落城するまでこの地にそびえた、新田城の本丸跡地に建つ神社。参拝をした後に新田城のかつての姿を思い起こさせる遺跡見学をすることもできますよ。
金山へのアクセス
金山に向かう際は、東武太田駅からのアクセスとなります。下車して30分ほど歩くと、登山口となる大光院に到着です。
大光院までタクシーなどを利用することもできますが、道の途中には太田名物の行列ができるお団子屋さんがあります。のんびりお団子を頬張りながら徒歩で大光院を目指すのがおすすめです。
必要な装備
金山に登山する際は、ピクニック程度の装備でも大丈夫です。特に険しいスポット等もありませんので、運動靴やジャージでの登山も可能です。ただし、どの山でも共通して言える事ですがいつ天候が変わるのかはわかりません。
レインコートや着替えなど、悪天候にも考慮した装備を備えておきましょう。また、金山は一年を通して登山が楽しめるスポットですが、冬場は非常に気温が下がります。
冬の登山をお考えの人は、手先足先までしっかりと防寒対策を行った装備をして挑戦してください。
持っていってよかったもの
金山は家族連れでも楽しめる、気軽の登山スポットです。そのため、特に「これがないと困るっ!」というアイテムはありませんが、より金山の楽しさを感じるためには、お弁当を持っていくことをおすすめします。
金山は3時間程度で登山できるスポットなので、出発の時間によってはお弁当は必要ありません。しかし、ここはあえて「山頂でお昼どき」となるように計画し、お弁当を持って登山することをお勧めします。
なぜなら、金山山頂からの景色はまさに絶景!程よく体を動かし、赤城山や榛名山、浅間山、お天気の日は富士山や筑波山まで眺めることができる絶景を楽しみながらお弁当を食べるのは、まさに快感。登山の楽しみを十分に満喫できます。
難易度
金山は初めて登山に挑戦する人や小さなお子様でも登れる、初心者レベルの登山スポットとなっています。決して難易度は高くない山ですので、楽しんで登ってくださいね。
イチオシポイント
金山のイチオシポイントは、3つ。北東部に広がる菅ノ沢遺跡と、頂上部の新田城跡。そして新田神社です。
この土地は古墳時代から平安時代にかけての長きにわたり、大変栄えた窯業地帯でした。菅ノ沢遺跡はその当時の須恵器窯跡が13基、タタラ跡3基が残されている、大規模な遺跡となっています。
また、新田城跡には月ノ池や大手虎口が美しいままに残されており、こちらも鑑賞スポットが多くイチオシポイントの一つです。
混雑している時期、空いている時期
金山が一番混雑するのはお正月。登山客と初詣客で非常に多くの人が訪れます。また、紅葉が色づく秋口も人気のシーズンで週末は家族連れやカップル、ご年配の方まで大変幅広い層の登山客で賑わいを見せます。
一方、他の山々と同じように冬シーズンの登山者はぐっと少なくなります。冬でも問題なく登山を楽しめますが、装備には気を配るようにしておきましょう。
おすすめの登山ルート
主要登山ルートは全部で3つ。東山ハイキングコースに西山ハイキングコース、北山ハイキングコースとなっています。この3つのコースはどれもしっかりと整備されており、歩きやすさも抜群です。
その中でも特におすすめしたいのが、西山ハイキングコース。新田義重のお墓や紅葉の名所金龍寺を通過するルートとなっています。
気軽にいける登山スポットなら金山へ!
金山は東武太田市駅からてくてく歩いても、3時間程度で終了するお手軽登山スポットです。登山コースも綺麗に整備されており、山歩き以外にも遺跡や神社、紅葉などの楽しみがいっぱい。ファミリー登山にもおすすめの登山スポットとなっています。
気軽にいける登山スポットをお探しの方は、ぜひ一度行ってみてくださいね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。