トレッキングブーツは目的にあったものを選ぼう!ポイント&おすすめ

広告
2017.07.26

引用:pixabay.com
頂上を目指す「登山」と違い、トレッキングは「山の中を歩く」ことを目的にしています。特に、高山の麓の風景を楽しみながら歩くのが一般的ですが、ハイキングと異なるのは、「日帰りではなく何日もかけて長距離を歩くこともある」ということです。

そんなトレッキングのときに大切な「相棒」となってくれるのがトレッキングブーツです。ここでは、レッキングブーツの選び方やおすすめなどをご紹介しましょう。

トレッキングのコースや距離に合った製品を選ぶ


一般的に、トレッキングシューズは、

①「ローカット(丈が短いスニーカータイプ)」
②「ミッドカット(少し丈があるバスケットシューズくらいのタイプ」
③「ハイカット(丈の長いハイカットのバスケットシューズくらいのタイプ)」

に分かれています。そして、ミッドカットやハイカットのシューズは「トレッキングブーツ」とも呼ばれます。シューズを探すときには、自分が歩く距離やコースの状態(舗装道か自然道かなど)などを考えて、ふさわしいものを選んでください。

1.ローカットシューズ

たとえば、低山の日帰りトレッキングなら、ローカットシューズでも大丈夫です。特に整備された登山道を歩くトレッキングの場合は、くるぶしや足首まで長さがあるミドルカットやハイカットのシューズより歩きやすいでしょう。

2.ミッドカット・ハイカットシューズ


低山の日帰りトレッキングでも、舗装されていない凸凹の山道を歩くトレッキングの場合は、土ぼこりや砂利、泥などがシューズの中に入ることもあります。シューズの中がゴロゴロすると疲れてストレスを感じるので、ミッドカットシューズ(ブーツ)のほうがいいでしょう。また、日帰りではなく泊りがけで長時間歩くトレッキングの場合は、足首をしっかりと包んでくれるミッドカットやハイカットシューズ(ブーツ)のほうが疲れません。

トレッキングブーツを選ぶときのチェックポイント


アウトドアショップや登山ショップなどに行くと、さまざまなトレッキングブーツがずらりと並んでいるので、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。値段やデザイン・カラー・ブランドなどを考慮して選ぶ人は多いのですが、その前に、基本的にチェックしておきたいポイントをご紹介しましょう。

1.お店で試着するときには夕方に行くこと!

トレッキングブーツに限らず、靴を試着するときには、夕方の「足がむくんでいる状態」で試着したほうがいいのです。

2.トレッキング・登山用の靴下を持参しましょう。

トレッキングのときには、普通の綿の靴下ではクッション性がないので足が痛くなります。専用の厚手の靴下を買い、それを履いて試着してください。

3.必ず両足履くこと!

そして、履いたら立ったりしゃがんだり、店内を歩き回り履き心地を試してみましょう。

4.その他

つま先やくるぶしが当たっていないか、幅や甲がきつくないか、靴の中で足が遊ばないか……を確認してください。

トレッキングブーツ選びに求める機能とは


トレッキングブーツを選ぶときには、前項でご紹介したチェックポイントのほか、素材や機能面なども注目してください。

1.素材

トレッキングブーツに使用されている素材は、おもにナイロン・本革・ナイロン×本革のコンビなどです。ナイロン製は履き心地が柔らかいことと軽いことがメリットでしょう。けれども、何度も履いているうちに幅や甲の部分にゆるみが生じやすくなります。また、本革の製品よりも寿命は短い傾向があるのです。本革のトレッキングブーツは、最初は固い感じがしますが何度か履いているうちに足に馴染んできます。また、ナイロンよりも保温効果があり、きちんとお手入れをしておけば長持ちするのも魅力でしょう。最近では、ヌバックや裏革を使用したものがメインで、革×ナイロンのコンビ使いも多くなっています。

2.機能

トレッキングブーツは、基本的にどんな悪天候にも対応できるよう「防水機能」が高いのですが、より効果のある「ゴアテックス(GORE-TEX)仕様」の製品もあります。年間を通じてトレッキングに行くことが多い人は、そのような部分にも注目してください。また、足首のフィット感や靴底の形など「より軽快に疲れずに歩けるよう」工夫を凝らしたモデルもあるので、自分が求める機能を持っているトレッキングブーツを探してみましょう。

トレッキングブーツの人気ブランド〜キャラバン〜

73_4_20170719引用:キャラバンHP
キャラバン(CARAVAN)は、昭和29年(1954)に日本で誕生したメーカーです(設立当時は「株式会社 山晴社」)。1956年に日本山岳隊がヒマラヤ・マスナルへの初登場を遂げたのですが、そのときに隊員たちがベースキャンプまで履いたアプローチシューズが、このブランドの原点となっています。いわば、トレッキング・登山シューズの老舗ともいえるキャラバンのトレッキングブーツは、軽くて歩きやすく、日本人の足型に合っていると昔から評価されているブランドなのです。

キャラバンは、トレッキング初心者から上級者、登山家なども愛用しているブランドですが、代表するモデルといえば「C1-02S」になります。指先はゆとりがあり、足首周りは動きやすく浅めにカットするなど、初心者でも違和感なく足に馴染む設計になっているのです。

キャラバントレッキングシューズ C1-02S
キャラバントレッキングシューズ C1-02S
メイン素材:合成皮革
重量:約590g
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

キャラバンの「C1-02S」は、ライニングに「ゴアテックス®メンブレン」を用いています。小さい孔が無数にあいているので、防水性・透湿性が高く長時間履いていても快適です。また、このモデルは、キャラバンのリペアルームにてソールの張り替えも可能なので、使用後はていねいにお手入れをすれば長年履くことができるでしょう。トレッキングファンなら1足は持っていたいブーツといえるでしょう。

女性ユーザーの声を反映したレディスモデル

73_5_20170719引用:Amazon
キャラバンの代表モデル「C1-02S」と同じように人気のあるモデルが、「女性の足に合った履き心地のトレッキングブーツが欲しい」という女性ユーザーの声を反映させた「C4-03」です。男性と比較すると、繊細な構造になっている女性の足をプロテクトできるように、裏地やクッション材などにも工夫を凝らしたモデルとなっています。

キャラバン トレッキングシューズ C4_03
キャラバン トレッキングシューズ C4_03
メイン素材: 合成皮革
重量:約470g
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

「C1-02S」は、ピンクやターコイズブルーなど、女性にぴったりなカラフルな色展開です。また、カラーごとに別色のレースシューが付いているのも嬉しいところ!ウエアによって色をコーディネートできます。質実剛健なイメージがあるトレッキングブーツですが、こういう細かい部分に配慮が行き届いているのもキャラバンの魅力でしょう。

自分にぴったりなトレッキングブーツに出会おう!

長時間歩くトレッキングでは、自分の足にぴったりとフィットするトレッキングブーツを履くことが大切です。いろいろなアウトドアブランドが展開しているので迷ってしまいますが、ご紹介したトレッキングブーツ選びのポイントなどを参考に、相棒となる大切な一足を選んでくださいね。
画像引用:Instagram 他

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。