進化し続ける登山用ザック。おすすめのメーカーは?
目次
引用:pixabay.com
登山用ザックはメーカーによってこだわりも様々で、日々進化を続けています。デザインはもちろん、機能性や多様なサイズ展開も気になるポイントです。登山の過酷な環境下において長時間背負うものですので、できるだけ自分の体にフィットするものを選ぶことをおすすめします。今回は登山ザックのメーカー別のおすすめアイテムをご紹介していきます。自分に合った最適なザックを見つけるための参考にしてみてください。
日本の代表的な登山用ザックメーカー《モンベル》
引用:モンベル
登山メーカーの中でも、今や日本の代表メーカーとも言えるモンベル。さまざまな高機能を備えながら、コストパフォーマンスにも優れたザックなどの登山用アイテムは不動の人気を誇ります。
モンベルmont-bellガレナパック30
低山登山から本格登山まで幅広く活用できます。体に当たる部分が柔らかく、通気性に優れた背面パネルを使用しているため、蒸れにくい仕様です。容量が多く収納力がある割にすっきり見えるのもおすすめポイント。乾きやすい素材のレインカバーも便利です。
収納可能サイズ:21-30L
タテ53cmxヨコ29cmxマチ17cm
ポケットの数:8(外側6/内側2)
重量:780g
モンベルmont-bellエクスペディションパック70
旅行や本格的な登山までカバーできる便利なザックです。安定感のある絶妙なバランス設計がされており、シンプルなデザインによりさらに軽量化を実現。ジッパーが大きく開くので荷物の出し入れがスムーズで使いやすいザックです。
幅広いザックのラインナップが魅力《ノースフェイス》
今や普段使いから登山用ザックまで幅広い商品のラインナップを展開しているメーカー、ノースフェイス。デザインがお洒落なのが人気のおすすめポイントです。
ザ・ノース・フェイス リュックTellus33NM61510M
ハイキングから本格的な登山までカバーできる定番ザック。耐久性のある素材を使用しています。立体的な裁断を施しフィット感も向上。登山初心者の方からベテラン登山者まで、様々なユーザーに支持されている、メーカーならではの人気のおすすめザックです。背面の長さに合わせて2サイズから選べます。
タテ55cmxヨコ24cmxマチ19cm
ポケットの数:8(外側6/内側2)
重量:1310g
ザ・ノース・フェイス トレッキングアウトドアバッグ
1泊程度のテント泊登山まで使用できるザック。よりシンプルなデザイン、高い機能性を持ちつつ使いやすさも追及されています。さらに、新しい素材を採用し耐久性も向上しています。初心者から経験豊富な登山家まで幅広い層からの支持を得ている、おすすめザックです。
重さ:M/1650g L/1730g
容量:M/43L L/45L
イギリスの老舗登山ザックメーカー《カリマー》
引用:カリマー
英語の“Carrymore”から名付けられたというイギリスの老舗登山ザックメーカーのカリマー。もっともっと多くの荷物を運ぶという意味があるそう。初心者、ベテランの登山者を問わず、幅広い層から支持され続けているおすすめメーカーです。
カリマーボブキャット大型バックパックKarrimorBobcat65L
軽量バックパックシリーズ。Bobcat65は、大型ヤマネコに由来して名付けられているとおり、登山を猫のようにしなやかに支えます。背面に通気性の高い素材を採用し、蒸れにくく快適な背負い心地です。ジッパーで独立した2気室になっているので、荷物の取り出しが素早く行えます。背面部分のパッドが快適な背負い心地です。登山の様々なシーンで幅広く活躍するおすすめザックです。
カリマー(Karrimor)パンサーPanther65+5L
日本ではクーガーが主流ですが、イギリスでは高機能で軽量タイプの「パンサー」もスタイリッシュなデザインで人気があります。パンサーは重量もクーガーより約500gの軽量化を実現しています。メッシュ素材の背面パネルは快適な背負い心地を提供しています。雪山登山のような本格的な登山よりも小屋泊などの一般的な登山におすすめです。
登山ザックメーカーの王者と言われる《グレゴリー》
引用:グレゴリー
30年もの歴史があるザック界メーカーの王者とも言われているグレゴリー。体に最もフィットし、背負いやすいザックのデザインを追求し続けています。初心者から経験豊富な登山家まで、幅広い層に人気があります。背負い心地を追求した独自の機能を採用しています。
グレゴリーGregoryBaltoro75NavyBlue
本格的な登山だけでなく、普段にも使える人気のザック。豊富なカラーバリエーションが魅力。メーカーの中でも完成度が高いザックです。
重量:S:約2320g、M:約2420g、L:約2520g
最大積載重量:約25.9kg
GREGORY(グレゴリー)ZULU35ズール35
2016年から展開されたズール&ジェイドシリーズ。最新の流線型ザックは体にフィットする、通気性の高い新技術を採用しています。新開発の伸縮性のあるフロントポケットは、移動中でも荷物の出し入れがスムーズです。長時間背負っても背中が蒸れることなく疲れを感じないおすすめのザック。
重 量:本体=1.25kg(M)、レインカバー=77g
推奨パッキングウェイト:16kgまで
登山ザックメーカーの代表格《オスプレー》
引用:オスプレー
ザックメーカーの代表格とも言えるオスプレー。高い機能性を誇るザックは幅広い層の登山家から支持され続けています。
OSPREY(オスプレー)アトモスAG65OS50190
4世代目の新しいモデルのアトモスは、新設計の背面システムを採用し、さらに高いフィット感を実現しています。肩、腰、ヒップベルトまでの広い範囲にシームレスメッシュを採用し負荷をバランスよく分散。肩に負担がかかり過ぎず、包み込むような快適な背負い心地を提供します。2泊3日の登山でも十分な収納量でおすすめです。
重 量:1.98kg
推奨パッキングウェイト:13~23kg
外 寸:縦84×横38×奥39cm(Mサイズ)
OSPREY(オスプレー)ケストレル38OS50151
登山の様々なシーンでのニーズにも対応できる、豊富な機能を搭載したマルチなザック。背面部にはフォーム材をメッシュ素材で覆った「エアスケープバックパネル構造」を採用しています。比較的軽い日帰り登山やハイキングにおすすめザックです。
寸 法:縦71×横38×奥40cm(M/L)
重 量:S/M=1.37kg、M/L=1.42kg
自分にピッタリのザックを選んで快適な登山を
このよう登山用ザックには様々なメーカーがあり、各メーカーとも新しい機能の開発に力を入れ、ザックは進化し続けています。登山の目的や用途によって適した色々なザックがあります。どんな登山で使用するのかなど自分の使用目的に合わせて最適なザックを選ぶことをおすすめします。自分にピッタリのザックは、あなたの登山をさらに快適なものにしてくれますよ。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。