世界で難易度が高い山3選|谷川岳、K2(パキスタン)、アンナプルナ(ネパール)

引用:karrimor.jp
世界には実に多くの山があります。登山の難易度は、コースやスタイルなどによっても変わってきますので一概に言うことができませんが、中でも難易度が高いと言われている山は存在します。今回は、世界の登山の難易度が高い山を厳選して3つご紹介します。実は日本にある山もランクインしている事を知っていましたか?難易度は何も高さだけで決まるわけではないのです。

人喰い山として世界的に有名な谷川岳(日本)

8_1_20170426引用:blog.goo.ne.jp
標高は1977mであり、群馬・新潟の県境にある日本百名山の一つである谷川岳。一見、高さもないし難易度ランクに入っていることが意外なようにも思えますが、実は、遭難事故の死亡者数が世界でも飛び抜けて多い人喰い山です。2012年までの死亡者数は805名、8000メートル峰14座の死者合計数が637名であるのに対して異常に高いことがわかります。その為、世界の山のワースト記録としてギネス認定を受けています。

登山は安全に帰ってくることが前提です。谷川岳の記録は、低い山だからと言って侮ってはいけないことを如実にあらわしています。登山は楽しみが豊かな反面、危険もあるアクティビティです。山に慣れてきている人ほど、安全に登山するということを、もう一度再確認する必要があると言えるでしょう。ただし、死亡者が出ている多くは、谷川岳の一般の登山道ではなく、東側にある一ノ倉沢などのクライミングを必要とするルートです。一般の登山ルートは危険箇所はほとんどなく、初心者でも楽しめると言えます。

山に登らない人は誤解してしまうかもしれませんが、登山の難易度はルート(コース)や、登山のスタイルによって変わってきます。一般的に難易度が低い山でも難しいルートを選べば難易度は飛躍的に高まりますし、難易度が高い山と言えども、安全性を高めて登る方法が設定されている場合もあります。自分のレベルに合わせた選択が必須です。

世界一登ることが難しい山K2(パキスタン)

8_2_20170426引用:nationalgeographic.com
標高8611 mのK2は、標高8848 mのエベレストに次いで世界で2番めに高い山です。なぜ、標高第1位のエベレストより登るのが難しいと言われいるかというと、人里離れた奥地に存在することに加えて、厳しい気候条件、急峻な山容などが理由としてあげられます。

エベレストは1953年に初登頂が成功して以降、多くの人々がノウハウを蓄積して道を切り開いてきました。あくまで高度な登山技術を有していることが前提ではありますが、現在では比較的安全と言われるルートも確保され、シェルパと呼ばれる経験豊かなガイドを付けることもできます。

対してK2は、奥地にあることもあり19世紀末まで名前さえなかったような秘境の山です。登山者は、2012年3月時点わずか306人にしかいません。しかし、死亡者数は81人であり、いかに困難であるかがわかります。K2はアプローチの難しさから、未だに冬季における登頂が一度も成功していない唯一の8000m峰としても知られています。

キラーマウンテンと呼ばれるアンナプルナ(ネパール)

8_3_20170426引用:geocities.jp
標高8091mのネパールにある山です。アンナプルナとは、サンスクリット語で「豊穣の女神」を意味しています。美しい名前とは裏腹に、8000m峰においてトップの死亡率を誇ることから、別名「キラーマウンテン」と呼ばれている非常に危険度の高い山です。

アンナプルナはその美しい雄姿を気軽に眺めることができます。しかしいざ登ろうとすると、北側は雪崩が頻発する地帯であり、南壁は高度な技術であっても登頂困難な大岩壁となっているため、2012年3月時点で191人しか挑戦していません。対して死亡者は61人に達し、死亡率が30%以上という恐ろしい数字を叩き出しています。エベレストの死亡率が、4%台になっていることと比較するとその難易度の高さが際立ちます。

2014年には、アンナプルナの周辺で吹雪に伴う雪崩が発生し、トレッキング中の人やガイドなどが巻き込まれ死亡者43名というネパールのトレッキングにおける過去最悪の事故が発生しています。

登山の難易度は一概には言えない

8_4_20170426引用:yamakei.co.jp
登山の難易度が高い山をご紹介していきましたが、山の難易度を一概に言うことはできません。夏季か冬季かによっても違いますし、ガイドを付けるのか、酸素を持つのか、どのルートを選ぶかによっても違ってきます。

登山に慣れていない人は、山の知名度などでその難易度を測りがちですが、登山経験者ならルートやスタイルに注目してみると、より正確に難易度を知ることができるでしょう。世界にはあえて難しいルートややり方で山にチャレンジしている多くの人が存在します。登山家の世界をよりはっきりとわかるようになるのも、登山の楽しみの一つかもしれません。

どの点に注目するかで登山の難易度は変わる

インターネットやテレビを通じて、これまでプロの登山家でしか味わえない山の世界が身近になってきました。情報が沢山出回っている為に、難易度に関しても様々な切り口での紹介が存在します。自分がどこに注目するかによって、難易度は変わってくるでしょう。こちらで紹介した山はごく一部です。世界には多くの山が存在します。この情報をきっかけに世界の山へ目を向けてみると新しい世界が見えてきますよ。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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