六甲山の登山情報|初心者向けおすすめ3ルートや、夜景情報など
目次
日本初の西洋式登山が行われたという六甲山。花崗岩の山である六甲山は、雨水が濾過されたミネラル分を豊富に含むおいしい湧き水でも有名です。登山道の途中にも湧き水があり、自由に誰でも飲めるようになっていて登山中の喉を潤してくれます。市街地に近いにもかかわらず豊かな自然が残る六甲山。そんな六甲山で登山をしてみたい!と思っている方に、今回は六甲山登山が初心者の方でも安心のおすすめ登山ルートをご紹介します。
六甲山登山初心者の方におすすめする3つの基本ルート
六甲山の山頂までの主なルートは①芦屋ルート ②東灘ルート ③有馬ルートの3つのルートがあります。
①芦屋ルート(初心者向け)
阪急電鉄芦屋川駅→30分→高座ノ滝→40分→風吹岩→50分→本庄橋跡→70分→山頂
芦屋の屋敷街より登るコースは、最も定番の登山コースです。
阪急神戸線の芦屋川駅に登山口があります。
②東灘ルート(初心者向け)
阪急電鉄岡本駅→60分→風吹岩→50分→本庄橋跡→70分→山頂
※東灘ルートは芦屋ルートと風吹岩で合流。
③有馬ルート(初心者向け)
バスターミナル→70分→六甲山山頂
※六甲山北側にある有馬温泉より登るルート。
この3つのルートを組み合わせ、六甲山の登山を計画していきます。
目的によって他のルートもおすすめです
●(芦屋川~荒地山)※六甲山では最も難所のルート
荒地山(標高549m)は、阪急電鉄「芦屋川駅」より登るルートで、難しい場所が多いルートと言われています。名前の通り、登山者の前に立ちはだかるように荒々しく岩山が立ち並んでいます。芦屋からは2時間位で到着できるので、手軽に本格的な登山を体験できるルートとして人気です。山頂から大阪や神戸の街を一望することができます。6月末頃になると、「ゆすら梅」の花が咲き、登山中に楽しむことができます。
●(甲山へのルート)※ファミリーやレジャー向けルート
宝塚周辺にお住まいの方でしたら、甲山は身近な山です。甲冑の「兜」に似た形をした山で、「甲山」という名称を知らなくても、ひと目でわかるくらいです。標高は309mで他の山に比べて低く、ハイキングにちょうどいいコースがあるので多くの人に親しまれています。
六甲山系の登山におすすめさまざまな山の特徴
●摩耶山
標高は702mで、六甲山と同じく関西地方では有名な山と言われています。古くは修験者の山と信仰されていました。標高のわりに難易度の高い山と言われています。初夏の新緑、秋の紅葉を楽しむ登山者で四季を通じて人気があります。また山頂から市街地を一望できるので、夜景の絶景スポットとして有名です。下山はロープウェイを利用する方法もあり便利です。
●菊水山
標高は458mで、鈴蘭台駅から菊水山の山頂までの登山はゆるやかで、登山と言うよりもハイキングのようなルートです。登山を通して手軽に気分転換できることで人気があります。古くには大角木山と呼ばれていましたが、楠正成を祀った「湊川神社」に因み、楠家の紋から「菊水山」と変更されたと言います。また付近には「すずらん温泉」もあり、のんびり温泉に入ってリフレッシュして帰るのも良いかもしれません。
六甲山登山で人気の山々は他にもあります
●高取山
標高は328m、六甲山脈の最も西側に位置する山です。ふもとの長田区には「たかとりやま」の呼び方から「鷹を取る山」、「タコ取り山」など山に関する民話が残されています。ふもとの長田区からは往復1時間位なので、毎日健康のために登山をする人も多くいます。
●須磨アルプス
瀬戸内海に隣接した須磨公園駅~六甲全山縦走路~須磨アルプスという登山ルートです。登山道は変化に富み、起伏があることでも人気です。眺める瀬戸内海を眺めるパノラマの絶景を楽しめる人気のルートです。
ルートはしっかり確認!六甲山の登山を楽しみましょう
六甲山登山におすすめの様々なルートをご紹介しました。初心者の方であれば特に登山をする際は、迷わないためにも登山用の地図を忘れずに持参しましょう。近年は「トレッキング」の流行により、六甲山系に沿って走っている人を見かけますが、実は六甲山は一般的に走ることが禁止されているので気を付けましょう。四季折々の景色を楽しめる六甲山の登山に挑戦してみましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。