登山中に何かと便利なサングラスのおすすめの選び方は?

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。
2017.05.15

引用:Pixabay

サングラスは登山靴やザック、レインウェアのような登山必需品ではありませんが、標高1,000mを超えるような山の登山には、是非持参をおすすめしたい小物アイテムの一つです。

標高の高い山の山頂付近では、低地のような背の高い樹木が少なく直射日光を浴びながら登山することが多くあります。こんな時、サングラスは有害な紫外線から目を守ってくれると共に視界を確保するには欠かせないアイテムとなります。

 

サングラスの選び方で重要なのは?

41_1_201705

引用:Flickr

登山開始時から装着する方もいらっしゃいますが、登山の行程や風が強いなどの天候状況によっては長時間装着することが多くなるのがサングラスです。登山用サングラスの基本的な選び方をご紹介します。

①:装着した際にフィット感のある物を選びましょう。
フィット感の悪い物ですと長時間装着していると耳の後ろが痛くなったり、こめかみの部分が痛くなったりと登山行程にも支障をきたしてしまいます。ご自身の耳の形状にあった付け心地の良い、フィット感のある物がおすすめです。

②:紫外線カットの物を選びましょう。
紫外線は標高が高くなればなるほど強くなり、一般的に標高が1,000m上がれば紫外線は10%増加すると言われています。紫外線透過率(紫外線がレンズを通り抜ける%)の低い物がおすすめです。

③:偏光レンズを選びましょう。
偏光レンズは光の乱反射を抑える効果が高く、冬場の雪山登山などで使用するサングラスとして高い効果がありますが、春から秋までの登山でも同様に高い効果が得られるのでおすすめです。

④:レンズ形状はスポーツタイプを選びましょう。
スポーツタイプのサングラスはレンズの占有率が高く、大きく視界を確保できることが一番のメリットですが、その他にも強風時などに埃が侵入し難いこともありおすすめです。

ざっと選び方をご紹介しましたが、次項からはおすすめの登山用サングラスをご紹介します。

 

OAKLEY レーダーロックパス アジアフィット

41_2_201705

引用:Amazon

さまざまなスポーツシーン、著名なスポーツ選手に数多くで使われているオークリーのレーダーロックパスシリーズは、登山だけでなく幅広いシーンで使う事の出来るサングラスです。

①:フィット感を増す特許素材Unobtainiumをイヤーソックとノーズピースに使用。
登山中の汗や雨などの水分を吸収する事で更にフィット感が増すように、イヤーソックとノーズピースにオークリーの特許素材Unobtainiumを使用しており登山中に使えば使うほどしっかりとフィットしてくれます。

②:紫外線カット率99%以上
紫外線カット率が【99%以上】と、登山中の紫外線をしっかりと遮断してくれます。

③:スウィッチレンズテクノロジーによって簡単にレンズが着脱可能。
簡単にレンズが着脱可能なため、登山中の天候状況によってレンズを取り換えて対応する事が出来ます。可視光透過率やカラー等が異なるレンズや偏光レンズタイプなどが数多くリリースされています。

多くの特許を保有するオークリー社を代表するおすすめサングラスです。

 

SWANS LION SIN シリーズ

41_3_201705

引用:Amazon

創業100年以上を誇る山本光学株式会社の技術を惜しみなく注ぎ込んで誕生したスワンズは、さまざまなスポーツシーンに使用されておりオークリーと双璧をなすスポーツ用サングラスの一流ブランドです。今回はスワンズのLION SIN(ライオンシン)シリーズのご紹介です。

①:テンプルエンドが可動式
テンプルエンドが「しなる」可動式になっていて、使用者自身で調整が可能でしっかりとフィットしてくれます。またノンスリップラバーを装着しており汗や雨などによるズレ防止対策もされています。

②:紫外線カット率99.9%
山頂に近づくにつれ増えて行く紫外線を99.9%カットしてくれます。ポリカーボネイト素材で出来たレンズ部分も日本人の顔に合わせたカーブで密着し、レンズ側面からの紫外線の侵入も防いでくれます。

③:レンズ交換機能を装備
偏光グラスをはじめ、可視光線透過率の異なる交換用レンズも多数リリースされており、登山中の天候などの状況変化にも柔軟に対応が可能でおすすめです。

④:全体重量が軽量
サングラスの重さが約32グラムと非常に軽くできており、登山中の装着時にも気にならないほどの軽さを実現しています。

日本メーカーならではの痒い所に手が届く、きめ細やかさで登山初心者から中級、上級者まで人気のおすすめアイテムです。

 

モンベル PLトレールグラス ワイドレンズ

41_4_201705

引用:mont-bell

モンベルからも登山用サングラスが発売されていて、先に紹介したサングラスメーカーに負けない機能を有しています。登山専門メーカーが作った登山用サングラスをご紹介します。

①:卓越したフィット感
フロントフレームとテンプル部分に超弾性ナイロン樹脂を使用することで卓越したフィット感を作り出しています。また日本メーカーならではのアジアンフィットになっているのもおすすめポイントです。

②:3種類のレンズカラーとリアルビューの偏光レンズ
モンベルの偏光レンズには「ブラック」、「ライトブラウン」、「ライトグレー」の3色のレンズカラーがリリースされており登山時期や天候などによってレンズを交換することも出来ます。
また瞳孔の位置に焦点が合うように設計されたリアルビューレンズとなっており、目への負担を軽減し春から秋の3シーズンから冬山登山まで幅広く使用できます。

③:圧倒的な軽さ18.5グラムを実現
サングラスの重さが18.5グラムとなっており、登山中にもサングラスをかけている事も忘れてしまいそうな程の軽さです。

登山を知り尽くしたモンベルならではの機能を有しており、登山初心者から上級者まで幅広くおすすめ出来るアイテムです。

 

アディダス a123 ガゼル L ポラライズド

41_5_201705

引用:Amazon

一流スポーツメーカーであるアディダスが販売しているスポーツサングラスで、芸能人のイモトアヤコさんが番組でマナスル登頂時に使っていたサングラスです。

①:各部の調整機構付
フレームとテンプルの高さが3段階、ノーズパッドの鼻幅が2段階と細かく調整が可能なため、使用者にぴったりに調整が出来ます。またテンプル部分に、付け心地の良いトラクショングリップを採用しフィット感を高めています。

②:レンズ交換可能なクイックレンズチェンジシステム
他メーカー同様に、登山中のさまざまな状況、天候に応じてレンズ部分を交換することが出来ます。レンズも偏光、調光など各種リリースされています。

③:各部の分解が可能
フレーム、テンプル、ノーズパッド、レンズと全てが簡単に分解する事が可能なので、破損した場合でも修理が容易です。サングラスも高価なアイテムになりますので、もしもの場合にも安心です。

テレビ番組で使用されても問題ない性能を有したおすすめサングラスです。

 

目の保護を考えて登山にはサングラス持参がおすすめ

登山初心者から中級者、上級者まで幅広く使える登山で使用出来るサングラスをご紹介しました。目を紫外線から守るだけではなく、埃や突然の飛来物からも保護出来るように工夫されたサングラスも多くリリースされていますので、是非専門店で手に取って試してみて下さい。

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。