登山にオススメの三脚とは?本格派も納得の注意点とアイテムまとめ

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2017.03.07

引用:pixabay
登山に三脚を持っていく人は少ないかもしれません。しかし、三脚がなければ撮ることができない素晴らしい景色もあります。本格的に風景写真や山岳写真を撮りたいと思ったら、三脚は必須アイテムです。今回は登山に持っていく三脚のポイントや、オススメ商品に関してまとめてご紹介します。使用目的を考慮して、最適の三脚を選びましょう。

登山用三脚は軽さが重要!大切なポイント3点

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引用:moognyk.hateblo.jp
登山をする際に携帯する三脚を選ぶ際の主なポイントは3つあります。

①軽量性と携帯性
②耐久性と利便性
③使用目的の考慮

まず第一に、軽さは重要なポイントです。登山において持っていける荷物の量には限りがあります。軽量性と携帯性に優れいてる三脚は、持ち運びしやすく登山に持っていくパートナーとして優秀です。ただし、耐久性という面では不安が生じます。特に一眼レフカメラなどは重いですので、最低でも耐荷重1.5~2kgは必要です。持ち運びのしやすさに重点を置き軽量性と携帯性に優れた三脚を使いたいなら「小型ミニ三脚」、使いやすさを重視し耐久性と利便性が得たいなら「中型三脚」がオススメできます。

自分の使用目的を考慮して、目的達成に最適の三脚を選ぶ必要があります。慣れてくれば使い分けも可能です。見極めもしやすくなります。

持ち運びやすく登山しやすい「小型ミニ三脚」

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引用:manfrotto.jp
軽く持ち運びしやすい「小型ミニ三脚」は、高山植物のマクロ写真などを撮ることに重宝します。置き場所を工夫すれば、朝日などを撮ることも可能です。缶コーヒー1本程度くらいの重さしかないものもあり、三脚を初めて持っていく人でも、気兼ねなくザックに入れることができます。耐久性や強度に関しては中型よりも劣りますので、使用目的や場所を考慮しアイテムを選びましょう。

Manfrottoのミニ三脚「PIXI EVO」などはオススメ商品としてあげられます。イタリア製らしくスタイリッシュでオシャレなデザインも魅力的です。耐荷重は2.5 Kg、重量270 gとミニ三脚の中でもしっかりしており、高さ調節も可能です。始めて登山用のミニ三脚を購入するなら、こちらを持つことがオススメです。

足場の悪いところへ行くならJOBYの「ゴリラポッド」も良いでしょう。不思議な外観をしているのは、脚を自在に曲げることできるためです。耐荷重は325 g 、重量100 gと非常に軽く、木の幹などに巻きつけて使用することもできます。アイディア次第で、他にはないようなオリジナルの使い方ができる魅力があります。

Velbonの「ULTRA 353 mini」もオススメです。ミニ三脚の中では高価ですが堅牢な作りであり、耐荷重1.5kg、重量597gです。日本の三脚メーカーとして有名な会社の製品で、抜群の安心感があります。

登山の楽しいが広がる「中型三脚」

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引用:rakuten.co.jp
より本格的な写真を撮りたいなら「中型三脚」を選びましょう。耐久性に優れているので一眼レフカメラもしっかり支えることができます。また利便性が高く、足場が悪いところなどでも、いざ使用すると撮影しやすいというメリットがあります。

いつかは手にしたい憧れの三脚としてはGITZOの「トラベラー 1型 カーボン 4段 QDボール雲台キット」があげられます。耐荷重10 Kg、重量1.4 Kgであり、抜群の安定感と利便性を誇ります。高額なのでおいそれと買うことはできないかもしれませんが、一生使える頼れるパートナーと言えるでしょう。ただし、こちらを持ち運ぶとなると覚悟も入りますので、登山できる山が限られてしまうかもしれないというデメリットはあります。もちろん登山以外でも三脚として非常に優れているので、旅行などに持っていくのもオススメです。

手に入れやすく実用的な登山用の三脚としては、SLIKの「三脚 スプリント MINI II GM N 4段」があります。耐荷重2kg、重量780gであり、用途に応じて高さを15cm~109cmまで調節することが可能です。収納時サイズ35cmなので、中型三脚の中でもコンパクトな部類と言えます。満天の星空も自在に撮影することができます。

裏技!トレッキングポールを三脚代わりの一脚に活用

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引用:sakidori.co
「トレッキングフォトポール」と言うものがあることをご存知でしょうか?トレッキングポールであり、グリップのキャップを取り外してカメラの三脚穴にセットすれば一脚として活用できるという便利なアイテムです。多少の手ブレ防止が出来れば十分という方には、三脚よりも簡単に持ち運びができる上に便利ですので、こちらのタイプのアイテムもオススメと言えます。

登山用品メーカーとして有名なモンベルの「トレッキングフォトポール ウォールナッツ」などは使いやすいです。手ブレ補正機能も高く、もちろんトレッキングポールとしても活用できるので一石二鳥のお得なアイテムとなっています。

三脚を登山アイテムに加えてみませんか?

三脚があることで撮影できる写真の幅が広がり、完成度がより高くなります。小型ミニ三脚と言えども、持っていくことは簡単ではありませんが、その分他にない楽しさを味わうことができます。登山以外でも多くの撮影場所で活用することもできますのでコストパフォーマンスも良いでしょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。