登山の料理で楽しみ倍増!初心者が知っておきたいテクニックまとめ

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2017.03.12

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自然の中で料理をすることは、普段経験できない楽しさがあります。また、平地よりもカロリー消費が激しい登山において、料理によるカロリー摂取を考えることも大切です。今回は、初心者が知っておきたいテクニックと合わせて、登山料理の魅力をご紹介します。自然豊かな山の中で、おいしい料理を味わってみませんか?作ってみるのも楽しいですよ!

体も満足!心も踊る!登山料理の魅力とは?

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登山に慣れてくると、だんだん料理が視野に入ってきます。長距離の登山や、山小屋泊などを考慮した工程では、カロリー摂取という意味でも料理はポイントです。一般的に成人が1日に必要とするカロリーは1800kcal~2200kcal前後と言われています。登山をするならば、さらに多くのカロリー摂取をしなければなりません。お弁当やドライフルーツで補うのも良いですが、せっかく登山しているなら料理に挑戦してみることもオススメできます。

自然に囲まれた山の中で食べる料理は、平地で食べることとは違う楽しさがあります。足りないものがあればすぐコンビニに行ける平地と違い、山で料理を行うためには事前にしっかり計画を立て、道具や材料などを工夫して持ち運ぶ必要があります。料理を行うときだけでなく、登る前からワクワクする楽しさがあるのです。普段見られない景色の中で食べる瞬間も格別です。手間をかけた分、味わいが増します。仕事に追われる平日では、なかなかゆっくり料理を楽しむ時間を持てないかもしれませんが、登山中なら、じっくり料理を味わうことが可能です。

心の充足だけでなく、体も新しい活力を得ることができますので、長い工程の登山も存分に満喫することができます。

登山料理の為のテクニック①料理の計画と事前準備

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登山で料理を作ることに決めたらまず行うことが計画です。作りたいものを決め、材料を割り出し、必要なクッキングギアを用意します。水を入手できるかどうかも確認しておきましょう。もし手に入らないのならば、自分で持っていく必要があります。もしくは水がなくても作りやすいレシピにすることがオススメです。

登山の料理においては、できるだけ荷物を軽くし、下ごしらえなどは事前に済ませておく方法を推奨します。事前準備のコツとして、材料の外箱は処分しましょう。レシピはメモをしておきます。野菜や肉などの材料は、必要な分量に小分けし事前にカットしておくことがオススメです。手間を少なくしておくことがポイントと言えます。また、裏技としてパウチの角を丸くしておくと良いでしょう。ほとんどのパウチ食品は角があります。登山中は動くことになりますので、そのまま持っていくとビニールが破けてしまうなど破損の原因となりやすいです。ちょっとした一手間を加えておくことで、余計なゴミを出してしまうリスクを回避できます。

ジップロック スクリューロック 保存容器 300ml (2個入)
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登山料理の為のテクニック②簡単な料理で十分おいしい

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引用:pakutaso
計画を立て材料や道具を自ら運んで作った料理は、簡単なメニューでも平地では味わえないおいしさがあります。なかなか見られない自然たっぷりの景色の中で食べることも気持ちが良いです。初心者ならば、茹でたパスタに市販のあえるパスタソースを混ぜたパスタや、市販の素をあわせて炒めるだけのドライカレーなど、基本的に少ない工程で完結するレシピから初めて見ることが良いでしょう。ゆでるだけ、炒めるだけといった簡単なことをするだけでも、十分料理を楽しむことができますし、一手間加わった食事はとてもおいしく感じます。

食べる時のテクニックとして、なるべく鍋を空にするように意識することが大切です。複数人でわけるときは、盛る段階で鍋に汁気などが残らないように配膳しましょう。山の上は冷えやすくあっという間に料理が冷めてしまいます。後で食べようと思って残しておいても、いざとなると気乗りせず困ってしまうこともあります。登山中は、後片付けに使える道具も時間も限られています。できるだけゴミが少なくなるように、気を配っておくことがポイントです。食材を入れてきた袋などは、そのまま荷物運びのビニール袋として利用することもできます。

持ってきておくと便利なのがお手拭きです。ちょっとした時に使えますし、後片付けの段階で道具をキレイにすることにも活用できます。

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登山料理の為のテクニック③後片付けとごみ処理の仕方

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楽しい食事の後は、しっかり後片付けを行いましょう。登ったらゴミを持ち帰りつつ降りる必要があります。後片付けの処理が甘いと、臭いが発生したり、思わぬ汁漏れなどをおこして荷物が汚れてしまうこともあります。料理を味わうことと同じくしっかり後片付けを行うようにしましょう。

後片付けのテクニックで大切なのは、道具に汁気を残さないことです。料理に使った鍋などはしっかり拭き取りましょう。ただし、登山では持っていける荷物の量に限りがあります。料理に鍋を使った際は、できるだけ汁気を残さず配膳し、できれば1つの道具にティッシュ1枚程度で拭き取りを行うなど、ゴミが少なくなるようにキレイにしてあげましょう。

また、ゴミはできるだけ小さくまとめましょう。ポイントは空気を入れないことです。レジ袋のような大きな袋ではなく、小さめの袋にギュウギュウにゴミを詰め、隙間を残さないようにしましょう。余計な空気は臭いを発生させるもとです。丁寧に行いましょう。

楽しい登山を料理で盛り上げてみませんか?

料理ができると、登山がさらにおもしろくなります。また、人数がいる時は、団欒にも一役買ってくれることでしょう。料理で気分を盛り上げ、登山を味わい尽くしてみましょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。