山でグルメを楽しもう!簡単で美味しいレシピとコツをご紹介します

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2017.04.10

引用:pixabay.com
最近、山グルメを楽しむ人が増えています。登山初心者のうちはおにぎりだった人も、慣れてくるとラーメンなどを作るようになり「山料理は美味しい!」と目覚めるのです。そうなると、道具を揃えてもっとほかの料理も作ってみたくなります。そこで、ここでは山グルメを楽しむために必要な道具や、おすすめメニューなどをご紹介します。インスタントラーメンを作るだけだった人も、ぜひワンランク上の山グルメに挑戦してください。

山でグルメを楽しむために!ワンランク上のストーブを

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カップやインスタントラーメなら、ガス一体型のシングルバーナーで十分なのです。けれども、もっと本格的な料理を作るためには、ワンランク上のストーブが必要になります。

ガスストーブ(ガスバーナー)

ガスストーブは、軽くてコンパクトなので持ち運びも楽なうえに取り扱いも簡単です。さらに火力も強いので、山での料理に向いています。大きめの鍋を乗せたい場合は、ストーブをガスカートリッジに直接装着するタイプだと不安定なので、分離しているタイプのほうがおすすめです。

ガソリンストーブ

ガスストーブよりも重くて手間がかかりかさばるのが難点ですが、本格的な料理を作るときや長期縦走のときに向いています。五徳も安定しているので大きな鍋を乗せても安心です。 ガスストーブもガソリンストーブも、さまざまなメーカーが発売しています。ストーブ自体の大きさや重さ、自分の作りたい料理のメニューや量などを考えて選びましょう。

いろいろな鍋やパンが揃ったクッカーセットが便利!

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いろいろな料理を楽しむなら、クッカーセットがあると便利です。メーカーによっても異なりますが、深めの鍋やフライパン、ご飯を炊くお鍋などがセットになっていて、一つにまとめて収納できるタイプもあります。 snow peakの「パンクッカーCS-600」は、深めのフライパン・薄型のフライパン・ライスクッカーの3点セットで煮る・揚げる・炒める料理とご飯を炊くことができるのです。また、ユニフレームの「ファンゴーデュオ」は、ライスクッカー・ステンレスの大鍋・片手鍋・メッシュバスケットがセットになっていて、ひとまとめに収納できます。 できるだけコンパクトに収納できて、軽量で手入れが楽な製品を選びましょう。また、選ぶ時にはストーブ同様、自分が作りたい料理のメニューや量を想定して選んでください。

持ってきたい料理道具や便利アイテムなどは?

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ストーブやクッカーのほかにも、山グルメを楽しむためには欠くことのできない道具があります。以下のアイテムも忘れずに持参しましょう。

レードル

「おたま」です。汁物や煮込み料理を取り分けるときに必要です。

菜箸

料理をかき混ぜたり炒めるときに使用します。普通のお箸や割り箸では長さが短いので不便です。

包丁とナイフ

2〜3本、大きさの違うものを持って行きましょう。

トング

焼いたり揚げたりした料理を取り分けるときに便利です。

シェラカップ

ステンレス製で指を引っかけるフックが付いた軽量カップのことです。熱々の料理を盛る器としても使え、そのまま火にかけることもできます。かさばらず重ねることができるので重宝するでしょう。

スプーン、フォーク、お箸など

できるだけゴミを出さないように、使い捨てではなく携帯用のものを用意しましょう。

ウエットティッシュ

基本的に、洗い場が整っているキャンプ場でもない限り、山で使用後のお鍋などを洗うことはできないでしょう。汚れたお鍋などは、ウエットティッシュで何度か拭くときれいになります。フライパンに残ったソースやルーなどは、最初にキッチンペーパーに拭くませるようにしてぬぐい、それからウエットティッシュで拭いたほうがきれいに汚れを落とせるのです。

ゴミ袋

大小のサイズを持って行きましょう。

簡単で美味しい山グルメ・レシピ!おすすめパスタ

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パスタ料理は茹で時間を間違わなければ、あまり失敗することはありません。基本的には、前日に下準備をした材料を持って行き、パスタを茹でて和えるだけにするのが山グルメのコツです。

アンチョビ風味のペペロンチーノ

1.前日、玉ねぎをスライサーで薄くスライスして、軽く塩を振りジップロックに入れて冷蔵庫で保存しておきます。
2.当日、クッカーかフライパンに、1と半分に折った細めのパスタ・市販のペペロンチーノソース・塩少々・ひたひたになる程度の水を注ぎストーブに点火します。沸騰したら弱火にして水分を飛ばしつつ、焦げ付かないように全体をかき混ぜましょう。
3.水分がなくなったら出来上がり。仕上げにアンチョビペーストを入れてかき混ぜてください。

皆大好きなナポリタン

1.前日、玉ねぎ・ピーマン・ウインナーはカットしてジップロックに入れて冷蔵庫で保存をしておきます。
2.当日、クッカーかフライパンに、お湯を沸かし(少なめに)沸騰したら半分に折ったパスタと1の具を入れて茹でながら混ぜます。
3.パスタが茹で上がることには水分はほとんど飛んでいるので、菜箸でかき混ぜて残りの水分を飛ばしてからバターひとかけらを投入。
4.塩・胡椒・ケチャップを入れてよくかき混ぜ具やパスタに絡めます。仕上げに粉チーズをたっぷりとかけて召し上がれ!

持参の調味料でワンランクアップの山グルメ!

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シンプルな料理をワンランクアップしてくれる調味料をご紹介しましょう。
【黒トリュフソルト、白トリュフソルト】
フリーズドライのトリュフが入っている塩です。料理にかけるのはもちろん、ご飯やスクランブルエッグ、パスタ、ラーメンなど何にでも合います。
【エシレのバター】
フランスの高級バターです。料理に落とすとぐっと味が引き立ちます。
【黒七味】
京都・祇園の老舗「原了郭」の黒七味は、汁物や味噌汁、うどんラーメンなどにふりかけるだけで香りも味もぐっとグレード感が増します。

道具や調味料を揃えて山グルメを楽しもう!

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いかがでしたか?本格的なガスストーブとクッカーセットを手に入れれば、山で楽しめる料理の幅もぐっと広がります。また、前日にある程度仕込み当日はできるだけ手抜きをするのが「簡単・美味しい」山グルメのコツでもあります。美味しさを引き立てる調味料も、ぜひ使ってみてくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。