自分に合う大きいサイズの帽子がなかなか見つからない登山者の方、必見!

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2017.04.15

引用:写真AC

帽子は登山靴などと違い、絶対必要というアイテムではありませんが、強い日差しや紫外線、また障害物から大切な頭を守る重要な役割があるアイテムと言えます。また試着することが出来ないネット通販などで帽子を購入する場合、特に頭のサイズが大きい方にとって、一番気になるポイントは実際に自分のサイズに合うのかという問題。そんな登山帽子のメリットから、サイズや選び方について、おすすめアイテムをご紹介します。

良いこといっぱい!登山帽子のメリットについて

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引用:Flickr

《帽子のメリットについて》

①強い日光や紫外線を防ぐ

山ガールブームの近年、登山者の中でも女性登山者の数が急増しています。また男性にとっても紫外線は健康に良くありません。日射しの強い夏は特に帽子をかぶることで日射病を防ぎ、登山中の長い時間、紫外線を防ぐことが可能になります。

②怪我の防止に役立つ

登山は足場が悪い山道を歩くことが多いものです。たとえ登山用の靴を履いていても、転倒する危険も考えられます。帽子をかぶっていれば直接頭をぶつけることはなく、大切な頭を保護することができます。また急な天候の変化で雨に濡れるのを防いでくれます。

③ファッション性がある

山ガールブームの近年では、登山用ファッションもとてもお洒落なものになっています。登山帽子も同じく、様々なお洒落アイテムがラインナップされています。登山ファッションのアクセントとしても注目されるアイテムです。とかく地味になりがちな登山用ファッションをお洒落なものに変えるワンポイントになります。

頭囲の正しい測り方と登山帽子のサイズの表記について

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引用:写真AC

頭囲のサイズが大きいので、自分に合った登山用の帽子がなかなか見つけられないという方も多いと思います。アジャスターが付いている登山帽子なら多少の調節はききますが、試着できない場合には特に頭囲の大きい人にとってはやはり不安になります。まずは、登山帽子のサイズ選びの際にぜひ知っておきたい頭囲の測り方や、サイズの見方や調整の方法などについて紹介していきます。

《頭のサイズの測り方》
登山帽子を選ぶ際、実際に自分の頭のサイズを測る場合は、一般的には額の一番出ている部分と後頭部の一番出ている部分をつないだ周囲を測るのが一般的ですが、帽子のかぶり方は人によって好みが違ってくるので、自分好みの帽子のかぶり方がある場合、その位置の周囲で測っておきましょう。

《登山帽子のサイズの表記》
帽子のサイズはS・M・L・XLとサイズ表記されているものが一般的です。しかし、同じSサイズの表記でも、実際にはブランドによって大きい小さいが違っているというのが実情です。表記されてるサイズをあまり過信しすぎないように注意しましょう。
日本製のブランドの帽子の場合は、種類によってのサイズ差は比較的少ないと思います。しかし海外のブランドの場合は、商品によってのサイズ差が多く見られます。特に、海外ブランドのキャップタイプの帽子は注意が必要です。

頭が大きい人、登山帽子のサイズを選ぶ時のコツとは?

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引用:写真AC

頭囲のサイズの大きい人もそうでない人も登山帽子を購入する際サイズを選ぶ時に失敗しないための注意点としては、まず1サイズ大き目を買うことをおすすめします。大は小を兼ねるという言葉通り、アジャスターなど調節機能がない場合は、1サイズ大き目を買うのがポイントと言えます。登山帽子は性質上、小さくは出来ますが、大きくすることは不可能であるためです。
それから意外な盲点ですが、特に男性は短い坊主刈りの方が長めの髪にした場合など、毛髪の量によって登山帽子のサイズは1サイズ以上変わってくる場合もあり得ます。現在、ピッタリサイズであったとしてもヘアスタイルや毛髪の量が変化すれば、小さくなった、又はブカブカになったという声も聞かれますので注意が必要です。

帽子はワンサイズ大きめを選ぶことをおすすめします!

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引用:pixabay

頭は丸形に見えますが、実は楕円形をしています。
欧米人と日本人とでは頭囲の外周が同じであっても、日本人の方が欧米人に比べて頭の形は横に広くなる傾向があります。その為、海外のブランドのハット型の登山帽子を着用すると頭の前後に隙間が空いたり、頭囲の大きい人には横幅が狭く、窮屈な痛みを感じる場合もあります。そんなトラブルを避ける為にも、やはり1サイズ大き目がおすすめです。

また、羊毛や綿など天然の素材を使った帽子の場合、登山で雨に濡れると縮む場合がありますので、注意が必要です。雨による縮み防止方法として防水スプレーを吹き付けておくと安心です。

アジャスターなどサイズを調節する機能が付いた帽子の場合、自分で好みのサイズに変更する事も可能ですが、調節機能のない多くのハット型の帽子やキャップ型などの場合は細長いスポンジが付いた両面テープを帽子の内側に貼るという方法もあります。テープの内側の見えない部分に貼れば見た目も分かりませんので、サイズの微調整も簡単に出来ます。

頭のサイズが大きい人におすすめ帽子をピックアップ

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引用:Amazon

《inov8》L(58~64cm)
形は少し浅めのデザインです。
真夏用、雨天用、冬期用など用途によりラインナップが豊富です。
真夏用は、額の内側がタオル地で汗止めの効果があります。一部がメッシュになっているので通気性が抜群です。また後頭部を強い日差しから守る布がついている物もあります。

《フィラ》《リーボック》XL(64cm)
栗原という会社がブランドのライセンス契約し、大きいサイズを展開しているのでおすすめです。

《アウトドアリサーチ》XL(61cm)
こちらは海外ブランドですが、冬用の風を通さない素材のフリース帽子がおすすめです。

《パタゴニア》L(58-62cm)※XL:64cm

《マウンテンイクイップメント》(XL:62cm)

《コロンビア》L/XL(58-62cm)
コロンビアのOMNI-SHADEは後ろ側の紐を引いてサイズを調整する機能があり、かなり大きなサイズにも対応できます。

《サウスフィールド》L(61cm)

帽子は出来るだけ試着した方がベストなアイテムです

近年はおしゃれな登山帽子がたくさんラインナップされています。ぜひ一度は店頭で実際に確かめて試着してみることをお勧めします。頭のサイズが大きいからと言ってあきらめないで、自分の好みに合った登山帽子がきっと見つかると思います。お気に入りの登山帽子を手に入れて登山ライフをよりお洒落に楽しいものにしましょう!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。