Amazonで高評価のワンタッチテントを検証
こんにちは!尾上ユウカズロウです。
私のテントコレクション100張り、ワンタッチテントはいくつも所持しています。
これから紹介するテントは、Amazonでは高評価。 それが本当なのか実際に設営して検証してみました。
この記事では、所有テント100張り以上、Youtuberでテント紹介動画も投稿しているテントアドバイザー、テントデザイナーでもあるユウカズロウがおすすめするテント「Sableワンタッチテント」について解説します。
具体的には、
・Sableというメーカーについて
・テントバカ尾上がワンタッチテントを語る
・Sableワンタッチテント、6つのおすすめポイント
について詳しくご紹介していきますね。
Sableについて
Sableというメーカーは初めて知るメーカーです。
おそらく中国の企業と思われます。調べてみるとエアーベッド、エアーマットメインを中心にAmazonなどで販売しているようです。
テントバカ尾上がワンタッチテントを語る
ワンタッチテントのバリエーションはたくさんあります。 ロープを引っ張るタイプ、使わないタイプ、足を伸ばすだけのタイプ。
ケシュアのポップアップテントもワンタッチテントと同じ部類です。
Sableワンタッチテント、6つのおすすめポイント
こちらのワンタッチテントは設営時、ロープを引っ張らないタイプ。 初心者でも簡単に建てることができます。
Sableワンタッチテントのおすすめポイントは6つあります。
- ワンタッチ式で設営簡単
- 広々としたインナー
- 大きめのベンチレーターで外の様子が見れる
- 調理も可能な前室
- インナーを外してシェルターとして使用可能
- 価格が安い
それぞれ順番に解説していきますね。
ワンタッチで設営簡単
ワンタッチ式なので設営はいたって簡単。
収納サイズは76×17×17㎝ 重量4.5kg
ワンタッチテントの部類では収納サイズはコンパクト。
設営を始めましょう!
本体のファスナーを開けます。 中には説明書、テント本体。
先がとがっていないスチールペグ(12本)が入っています。
本体を広げる。ワンタッチテントは傘を広げるようにテントを設営できます。
設営の仕方は一般的なワンタッチテントと同じ。
まずは4本の足を広げます。
ハブ(関節)を下に下げます。
四隅をペグダウンします。
残りの4ヵ所をペグダウンします。
テント本体は完成しました。これからトップシートを取り付けていきます。
トップシートは正方形に見えますが若干長方形です。
テント本体上部にある水色のループにトップシートのフックを取り付けます。
気をつけなければいけないのが、トップシートには裏表があるということ。
裏側はシームテープが貼ってありますので間違えないように取り付けて下さい。
これが完成形です。組立サイズは210×190()×140㎝。
ぐるっと回って見てみましょう。
テントの中に入ってみましょう。
ファスナーはノーブランド、重みもあり動きもスムーズです。
フライシートの生地は210Tポリエステル、耐水圧3000mm
大雨でも十分耐えられる耐水性です。
シーム処理、縫製も比較的丁寧。
インナードアはダブルファスナーになっています。 インナーテントも耐水性があり、フライと同じ生地です。
インナーテントのドアはフルクローズ、フルオープン、フルメッシュ。 前後にドアがあり風の通りも良い。
インナーテントはランタンフック1ヵ所、小物入れが2ヵ所あります。
広い寝室
寝室は長さ210㎝×幅190㎝×高さ115㎝で大人2人、子供1人ならば十分に寝られるくらいの広さがあります。 荷物がある場合は大人2人+荷物と考えたほうが良いでしょう。
ボトムの生地は210Dポリエステルオックスフォード、耐水圧3000mmなので、雨の日でも安心してキャンプできます。
ちなみに185㎝のローコットが組み立てた状態で入り、2つ並べて使用することも可能。
大きめのベンチレーター
ベンチレーターは両サイド比較的大きく開閉固定可能、テントの中から外の様子も見ることができます。
調理も可能な前室
前室はあっても、実際調理など可能なのか気になるところです。 前室の長さは60㎝あります。
実際、山用のテーブル(フィールドホッパー)、クッカー、シングルバーナー、CB缶を置いてみましたが、テーブルを使うとちょっと厳しい。
シングルバーナー、CB缶、クッカーのみなら前室で調理も可能。 ただしあくまで自己責任になりますのでご注意下さい。
ガイロープは4本、自在はプラスチックなので耐久性が心配な方は自在をアルミに変更すると良いかもしれません。
4本のガイロープで支えますのである程度の風なら耐えられるとは思いますが、台風などの強風にはワンタッチテントは弱いですので使用は控えたほうがいいです。
シェルターとして使用可能
こちらのテントはなんとインナーテントを外してシェルターとしての使用も可能!
インナーテントとフライシートはトグルとバックルで繋がっており、それらを外します。 簡単に外せるのでご心配なく。
インナーテントを外してシェルター状態になると、このような形になり自立します。
一粒で二度美味しいとは、まさにこの事ですね(笑)
価格の安さ
これだけ魅力的なテントなので、さぞ高いだろうと思いきや驚きの低価格8599円(2021 2/7現在)です。
これまで良い所ばかりお伝えしてきましたが、実は欠点もありました。 二度目の設営時、サイド下部をペグダウンしようとした際縫い目から見事に裂けてしまったのです。
一部、縫製の甘い箇所がありますので、そこを踏まえたうえで購入されると良いと思います。
Amazonで高評価ワンタッチテントまとめ
テントバカ尾上がオススメする、ワンタッチテントはいかがでしたか?
価格も安く、性能も良い、そしてテントとしてもシェルターとしても使用できる一粒で二度美味しいワンタッチテント、これはかなりオススメです。
テントを100張り所持するテントバカ尾上ユウカズロウがイチオシするワンタッチテント。
ぜひとも購入をご検討下さい。
インナーサイズ:幅210cm×奥180cm×高さ115cm
収納サイズ: 幅76cm×奥17cm×高さ17cm
適用人数:3-4人
重量:4.5kg
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。