これが究極のソロツーリングテント!コールマン、ツーリングドームSTの紹介
こんにちは!尾上ユウカズロウです。
ツーリングテントはたくさん存在しますが、実際購入すると何か違うと思う部分がたくさんあります。
これから紹介するテントは、そんなことは微塵も感じさせないほどのスペックを兼ね備えています。
この記事では、所有テント90張り以上、Youtuberでテント紹介動画も投稿しているテントアドバイザー、テントデザイナーでもあるユウカズロウがおすすめするテント「コールマンのツーリングドームST」について解説します。
具体的には、
- コールマンというメーカーについて
- テントバカ尾上がコールマンを語る
- ツーリングドームST5つのおすすめポイント
について詳しくご紹介していきますね。
コールマンについて
コールマン、キャンプをされるならばほとんどの方が知っているほど有名なアメリカ発祥のアウトドアメーカーです。
実はこのコールマン、もともとはランタン専門のメーカーでした。
コールマンのロゴがランタンなのはその証です。
現在では、ランタン問わず色々なアウトドア用品を手掛ける大手ブランドに成長しています。
テントバカ尾上がコールマンを語る
私がコールマンと初めての出会いは、テントではなくコットです。当時コットを持っていなかった私はコールマンの折りたたみコットを見て衝撃を受けました。
そこからコールマンの魅力にとりつかれ、テント、チェアー、テーブル、タープ、ランタンなどキャンプで使う様々な道具を知ることになったわけです。
コールマンのマニアになるとヴィンテージランタンをたくさん集めてキャンプで飾り、それを見ながら晩酌をするというキャンパーさんもいらっしゃいます。
毎年独創的なギアを排出し、私がキャンプにハマるきっかけになった唯一のアウトドアブランドです。
コールマンのツーリングドームST、8つのおすすめポイント
ツーリングドームSTおすすめポイントは8つあります。
- インナー吊り下げ式で設営簡単
- ダブルウォールテント
- メッシュが多く通気性抜群
- 前室、後室出入り口2ヵ所
- 広々とした前室
- キャノピーを作れる
- プライバシーを守りながら換気ができる
- ローコットがすっぽり入る
それぞれ順番に解説していきますね。
インナー吊り下げ式で設営簡単
インナー吊り下げ式なので設営はいたって簡単。
収納サイズは54×23㎝ 重量4.4kg
収納サイズは非常にコンパクト。ツーリングキャンプにはうってつけです。
設営を始めましょう!
本体のファスナーを開けます。 中には説明書、フライシート、インナーテント、グラスファイバーポール(3本)、アルミペグ(13本)、ガイロープ4本が入っています。
インナーテントを広げる、コールマンのロゴが前部になります。 ポールを組み立てX状に配置。
インナーテントも左右対称、ポール2本の長さも同じなので迷うことなく設営できますよ。
インナーテントはポケットが2ヶ所、エンドピンが2ヶ所、それぞれ対角線状にポールを差し込む。
インナーを立ち上げてポールがクロスする部分からフックをかける。
すべてのフックをかけて固定。
インナーテント各4ヶ所ペグダウン
前部に灰色のフックが2ヶ所あります。 こちらは前室用のポールを取り付けるアタッチメントです。
前室用のポールはこのような形で取り付けます。
フライシートをつけます。フライシートの裏にはベルクロテープがあり、前部に5ヶ所、後部に2ヶ所あるので忘れずに。
フライシートのフックをインナーテント4ヶ所のプラスチックリングに取り付ける。
計5ヶ所をペグダウンし、完成です。
ぐるっと一周してみましょう。
ダブルウォールテント
フライシート、インナーテントの二枚重ね(ダブル)のテントはダブルウォールテントと呼ばれています。 利点は結露対策になる、ということ。
結露とは簡単にいうと、自分の吐く息が水滴となって天井に付着することです。
結露するとテントの内側に水滴がついて、ポタポタと落ち不快ですし眠れなくなることもあります。
ダブルウォールテントならば水滴はフライシート裏に付着するので、インナーテントが壁になり直接水滴が落ちてくることはありません。
本体サイズは265×200×高さ100㎝。
ベンチレーターはテント後部にあります。 大きめで、開閉固定可能です。
テントの中を見ていきましょう。 ファスナーはノーブランドですが、適度な重みもあり動きもスムーズでした。
シーム処理、縫製は丁寧。 生地もしっかりしてます。
フライは75Dポリエステルタフタ、耐水圧1500mm インナーは68Dポリエステルタフタ。
前室の天井にはランタンフックはありませんでした。
コールマンのロゴがいいですね。
インナーテント内はランタンフック、小物入れ完備。
インナーテント出入り口は2ヶ所、フルクローズ、フルオープン、フルメッシュにできます。
開口部は広く、出入りしやすい。
インナーテントの広さは200×120㎝。
大人ふたり寝るには少し狭いです。
フロア生地、75Dポリエステルタフタ。
インナーテント天井には後部と並行して、メッシュがついており開閉可能。
換気がしやすくなってます。
メッシュが大きく通気性抜群
ツーリングドームは特徴はメッシュ大きさ。出入り口ドアの開口部が広いのでたくさんの空気を取り込めるため風通しがいいです。
更には紫外線カット加工もされてあるので、夏場でも熱い日差しを軽減してくれます。
前室、後室出入り口2ヵ所
出入り口ドアが前後にあるので、前室にたくさんの荷物を置いても後室から出入りができ便利です。
広々とした前室
このテントのウリが、この広々とした前室です。
ローチェアを置いて過ごせるほど広い!
このようなテントはツーリングテントでは珍しいです。
奥行きはなんと105㎝、前室用ポールでフライ出入り口が垂直になってより広く感じます。
これなら余裕で前室での調理も可能。
後室は靴を置けるくらいのスペースがあります。
キャノピーを作れる
雨が降ると、どうしてもテント内の湿気でじめじめし始め結露の原因にもなります。
そういう時に快適性を左右するのが出入り口をキャノピーにできるかできないかです。
もちろんこのテントはできます!
こうすれば換気をしながら快適にテント内でくつろぐことが可能。
※キャノピー用のポールはついてません。
ポール先端を差し込むハトメもあり、とても便利。
ユーザー目線で作られていることがわかります。
プライバシーを守りながら換気ができる
キャンプをしていると時折、人の目が気になるときがあります。
そういう時に役立つのがフライ出入り口を少し巻き上げ固定できるこの機能です。
これならば人の目を気にせず換気をしながら、引きこもりキャンプを楽しむことができます。本当に素晴らしいアイデアですね。
このような形にもできます。面白いテントです(笑)
ローコットがすっぽり入る
ライダーが以外と気になること。それはコットを組み立てた状態でインナーテントに入れられるかどうか。
その点は心配ご無用。なんとコットを折りたたまずに外から中になんの苦労もなく入れることができます。
これだけでもこのテントを買う価値がありますよ。
コールマンのツーリングドームSTレビューまとめ
テントバカ尾上がオススメする、コールマンのツーリングドームSTはいかがでしたか?
コンパクトで軽量、メッシュも大きく通気性抜群!これだけ魅力のたくさんつまったテントはなかなかお目にかかれません。
ツーリングドームSTを一度使うと、他のテントを使わなくなるほど超快適です。
きっと長く付き合える相棒になることでしょう。
テントを90張り以上所持するテントバカ尾上ユウカズロウがイチオシするツーリングドームST。
ぜひとも購入をご検討下さい。
こちらから購入可能
重量:約4.4kg
耐水圧:約1500mm(フロア/約1500mm)
定員:1~2人
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。