人気の靴メーカー!スカルパの特集!選び方とおすすめシューズをご紹介

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2020.09.10

引用:Amazon

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日本でも多くの登山家に愛用されている、イタリアの登山靴メーカーがスカルパです。登山靴だけでなくクライミングシューズスキーブーツも製造しており、多くのユーザーに支持されています。

今回はスカルパのおすすめのシューズを紹介します。登山靴、クライミングシューズ、スキーブーツの選び方も簡単に紹介していますので、購入するときの参考にしてくださいね!

スカルパとは

 

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スカルパ(SCARPA)は1938年創業のイタリアの登山靴メーカーです。メーカー名のスカルパはイタリア語で靴を意味しており、登山靴だけに限らず、トレッキングブーツやクライミングシューズ、バックカントリー用のスキーブーツなど、たくさんのラインナップのシューズを扱っています。

スカルパの創業の地は北イタリアにある、モンテベルーナ地域のアゾロ村です。モンテベルーナは世界でも屈指の靴メーカーが集まる地域としても有名で、スカルパ以外にも以下のメーカーが本拠地(もしくは創業の地)をおいています。

・トレゼッタ(TREZETA)
・ガルモント(GARMONT)
・テクニカ(TECNICA)
・ノルディカ(NORDICA)

登山やスキーをする方にとっては一度は耳にしたことのあるような、有名な靴メーカーなのではないでしょうか。

企業名に靴と名付けることからもわかるように、靴の製造に対しては高いこだわりを持っています。創業から80年以上、素材から作り方まで、靴とひたむきに向き合ってきたメーカーだからこそ、たくさんの登山家から支持される高い品質を実現しているのでしょう。

スカルパのおすすめ登山靴

 

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スカルパが製造しているおすすめの登山靴を紹介します。実際に登山靴を紹介する前に、選び方を確認しておきましょう。

登山靴を選ぶときのポイント

登山靴選びの重要なポイントは、目的にあったシューズを選ぶことです。登山靴の形状はローカット、ミドルカット、ハイカットの三種類がありますし、ソールの硬さやアイゼンを取り付けられるコバの有無など、たくさんのチェックしてほしい項目があります。

はじめて登山靴を選ぶ方はこちらの記事も参考にしてくださいね。

モンブランプロGTX

モンブランプロGTXは冬季の登山におすすめの登山靴です。ソックスフィットシステムが採用されており、アッパーとゲイターが一体になっているため、フィット感と保温性に優れています。靴の前後にはコバが設けてありますので、ワンタッチアイゼンの取り付けも可能です。

スカルパ(スカルパ) モンブランプロ GTX<br />
スカルパ(スカルパ) モンブランプロ GTX
ゲイター 防水エラスチック
アッパー 3mm 防水スエード
中綿 ゴアテックス インサレーティッド
ソール エッセンシャルAC / ビブラム
重量 900g(#42、1/2ペア)
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リベレHD

リベレHDは3シーズンに対応する登山靴です。かかとにコバが設けてありますので、セミワンタッチのアイゼンを取り付けることができます。軽量でありながらも耐水性と耐久性にも優れていますので、縦走登山をされる方におすすめです。

SCARPA(スカルパ) リベレHD<br />
SCARPA(スカルパ) リベレHD
メイン素材: レザー
重 量:690g(#42片足標準)
アッパー:耐水スエード/マイクロテック
ライニング:Hdry
ソール:ビブラム・ペンタックスプレシジョン
ヨーロッパ(EUR)サイズ:39.0(24.9cm)、40.0(25.5cm)、41.0(26.1cm)、42.0(26.7cm)、43.0(27.3cm)、44.0(27.9cm)、45.0(28.5cm) ※サイズはあくまで目安になります。個人の足型、ソックスなどでサイズが異なる場合がございます。
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他にもおすすめの登山靴を、こちらの記事で紹介しています!

スカルパのおすすめクライミングシューズ

 

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登山靴に続いては、スカルパのおすすめクライミングシューズを紹介します。クライミングシューズの選び方も確認しておきましょう。

クライミングシューズの着脱タイプ

クライミングシューズには三種類の着脱タイプがあります。それぞれの特長は以下のようになっていますので、シューズを選ぶときの参考にしてくださいね。

・シューレースタイプ

シューレースタイプのクライミングシューズは、通常の靴のようにシューレース(靴ひも)を使用して着脱します。シューレースの締め加減で履き心地を調整することができるので、フィット感を重要視したい方におすすめです。シューレースタイプのデメリットは、使用中に結び目がほどけてしまう可能性があることです。また、着脱のときにシューレースを締めあげていくのは手間ですが、全体的に緩めて着脱ができるのであえてシューレースタイプを選ぶ方もいます。

・ベルクロタイプ
ベルクロタイプのクライミングシューズは、ベルクロ(マジックテープ)を使用して着脱します。ベルクロの数はシューズによって異なりますが、シューレースタイプよりも着脱の手間がありません。しかし、シューレースタイプに比べると締め加減の調整ができないので、足の形状にあったシューズを選ぶ必要があります。ベルクロが劣化してしまったら交換することができないこともデメリットですが、着脱の手間や使い勝手を考えるとクライミングを始めるための最初の一足におすすめのタイプです。

・スリッパタイプ
スリッパタイプのクライミングシューズは、シューレースやベルクロなどで固定しないため着脱のときに手間がかかりません。また構造がシンプルなので軽量さにこだわる方にもおすすめです。逆にデメリットとしては、締め上げる機構がないため、ご自身の足にあった慎重なシューズ選びが求められます。また、ヒールを使ってフックをしようとしたときに脱げやすいのが最大の欠点です。

着脱タイプ以外にも注目してほしいポイント

今回は着脱タイプについて簡単に紹介しましたが、他にもソールの形状なども注目して選ぶ必要があります。初めてクライミングシューズを購入される方は、ソールが平らになっている「フラット型」がおすすめです。クライミングシューズも登山靴と同様に、試し履きをして購入するようにしてくださいね。

クライミングシューズのメンテナンス

クライミングシューズには紙製のシャンクという芯材が使われていますので、匂いや衛生面が気になるかもしれませんが、水洗いは厳禁です。使用後は風通しの良い場所で陰干しをして、しっかり乾燥させます。どうしても気になる方はクライミング用の靴下を着用するか、消臭剤を使用するようにしてください。

ドラゴ

ドラゴは一本のベルクロで固定するタイプのクライミングシューズです。シューレースタイプやベルクロタイプのクライミングシューズは、甲の部分のグリップに不満を持つクライマーも少なくありませんでした。しかし、ベルクロの数を減らしトーラバーを延長することでグリップ不足を解決しています。ボルダリングの中級者から上級者の方には、ぜひ試していただきたいクライミングシューズです。

SCARPA DRAGO (スカルパ ドラゴ)<br />
SCARPA DRAGO (スカルパ ドラゴ)
フューリアの前部ベルクロを省略、トーラバーを延長するとともに、ヒールカップの剛性を高めてトー&ヒールフック性能を向上させたモデル。長いオーバーハングや傾斜の強いボルダリング、フッキング多用の立体的なクライミングに最適です。また、高性能モデルでありながら、適度な履きやすさも兼ね備えています。
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マエストロミッド

マエストロミッドはくるぶしを保護してくれるミッドカットのクライミングシューズなので、ロッククライミングをする方におすすめです。つま先の部分にV字のランドが設けてありますので、フットジャムがしやすくなっています。

SCARPA(スカルパ) マエストロ ミッド<br />
SCARPA(スカルパ) マエストロ ミッド
メイン素材: スエード/マイクロファイバー
表地: スエード/マイクロファイバー
材質:スエード/マイクロファイバー
ソール:ビブラムXSエッジ4mm
275g(#38サイズ参考値 1/2ペア)
サイズ:33~33.5=22.5cm、34~34.5=23.0cm 35~35.5=23.5cm、36~36.5=24.0cm、37~37.5=24.5cm、38~38.5=25.0cm、39~39.5=25.5cm、40~40.5=26.0cm、41~41.5=26.5cm、42~42.5=27.0cm、43=27.5cm
ワイドクラックでくるぶしを保護するミッドカット。マエストロ ミッドの女性向けモデルです。
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おすすめのクライミングシューズは、こちらの記事でも紹介しています。

スカルパのおすすめスキーブーツ

 

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スカルパはバックカントリー用のスキーブーツも製造していますので、おすすめスキーブーツを紹介します。アルペン用のスキーブーツとの違いから確認していきましょう。

バックカントリー用のスキーブーツの特徴

バックカントリー用のスキーブーツはアルペン用のブーツと異なり、山道を歩けるように登山靴の機能も兼ね備えています。アルペンブーツのように前傾姿勢のままロックすることもできますし、靴のかかとの部分のロック機構を解除することで前傾姿勢の固定を外すことができます。また靴底もギザギザのついたゴム製のビブラムソールになっていることが多いのも特徴です。

バックカントリー用のスキーブーツを選ぶときのポイント

スキーブーツは滑走スタイルにあわせて選ぶことはもちろんですが、ビンディングやスキー板に適合するかを確認する必要があります。すべてを一式で揃えるのであれば問題ありませんが、現在お使いのビンディングやスキー板がある場合は、適合性を確かめてから購入するようにしてください。

またスキーブーツのシェルのほとんどはプラスチックでつくられているため、登山靴とは異なり足になじむことはありません。購入するときにはご自身の足にしっかりフィットする靴を選ぶことが重要です。実際に試着するだけでなく、しばらく履き続けてみて違和感がないことを確認するようにしてください。

バックカントリースキーをされる方には、こちらの記事もおすすめです。

バックカントリーはスキーだけでなく、スノボでも楽しめますよ!

マエストラーレ

マエストラーレはバックカントリー用のスキーブーツとして、さまざまな用途にバランスよく対応します。新設計のウェーブクロージャーバックルを採用しており、バックルの数を減らすことでフィット感を失うことなく軽量化に成功しました。ウォークモードへの切り替えはスプリング内蔵のレバーを使用するため、スムーズにロックを解除できます。

SCARPA(スカルパ) マエストラーレ<br />
SCARPA(スカルパ) マエストラーレ
材 質:シェル/カーボングリルアミドLFT / グリルアミド、タング=ペバックス、インナー=イントゥイションプロフレックスツーリング、ソール=ケイマンプロ / ビブラム
機 能:前傾角度=16度±2度、可動域=60度
重 量:1,440g(27cm、1/2ペア)
対応バインディング:アルパインツーリング、テック
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まとめ

 

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今回は登山、クライミング、スキー用にわけて、スカルパの靴を紹介しました。それぞれ用途は異なりますが、靴を選ぶときの大事なポイントは共通しています。それはご自身の足に合うものを選ぶということです。

靴を使用しているうちに足が痛くなってしまうと、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。そんな残念なことにならないように、靴を購入する前には試し履きをするようにしてくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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ふくろう
機械系のメーカーでエンジニアとして勤務した経歴をもつライター。サラリーマン時代には業務のかたわら趣味の魚釣りに没頭し、社長に「弊社の浜ちゃん」と言わしめるほどの釣り好き。魚釣りから派生してアウトドアに走り、魚の習性を知るために飼い始めた熱帯魚沼にもどっぷり浸かりはじめる。最新情報はTwitterでチェック!