ローバー(LOWA)のおすすめシューズを用途別で紹介!おすすめシューズ8選
目次
『登山の3種の神器』と言えば、登山靴, バックパック, レインウェア。どれも重要な道具ですね!その3つの中から、この記事では登山靴をフィーチャーします。
登山初心者の方は、
「どのブランドの登山靴が良いのか分からない…」
「そもそも登山靴ってどれを選べば良いの?」
と思っていませんか?
そんな方へ向けて、この記事では
- 老舗登山靴ブランド『ローバー』について
- 山用シューズの選び方
- ローバーのおすすめのシューズ
を順番にご紹介します。この記事を読むことで、ローバーの靴の魅力や登山靴の選び方が分かります。ぜひご覧ください。
ローバー(LOWA)とは
まずは、ブランド『ローバー (LOWA)』について解説します。
ドイツの老舗登山靴ブランド
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ローバーは1923年にドイツで設立したシューズブランドです。
およそ100年間登山靴を中心としたアウトドアシューズを作り、今や世界有数の登山靴ブランドとなりました。
日本でも多くの登山用品店で販売されています。販売店については、公式ホームページのショップリストをご覧ください。
100%ヨーロッパ産!品質の高さを追求
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ローバーの製品作りにおけるこだわりの一つが、『100%ヨーロッパ産』であること。
ヨーロッパで継続的に生産を続けることにより、
- 品質の安定性を保つこと
- 職人が高い技術を伝承すること
を可能にしています。素材メーカーや生産工場もヨーロッパに限定していることから、その徹底ぶりが分かります。
【用途別】山用シューズ選びのポイント
一口に”登山靴”と言っても構造や素材は多種多様。ここでは山で使う靴の選び方を紹介します。
用途を決める
まずは、どういった場面で使うかを決めましょう。多くの登山靴は、
- 登山:山頂を目指す(険しい岩稜地帯も想定)
- 縦走:山の中で長い距離を歩く, 日帰りなどライトな登山
- 冬山:雪がある中での登山, 縦走
の3パターンのいずれかを想定して作られています。
ですので、用途を決めることでどの靴を選ぶべきか絞れます。
登山用シューズの選び方
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登山用シューズは、アップダウンや岩場の歩行を考えて安定性を重視します。
抑えたいポイントが、
- ハイカット:不安定な足場でも安定 / 捻挫や怪我の防止
- 硬めのソール:足裏へのダメージを軽減 / 安定性の向上
2点を意識して選びましょう。
1つ気をつけたいことが、ハイカットについて。ハイカットの靴は足首が固定されるため、普通の靴と比べて歩き方が大きく変わります。
試し履きしてみてどうしても違和感を感じるのなら、ミドルカットも選択肢に入れましょう。足首のサポート性能は少し下がるものの、歩きやすい靴を選ぶことも重要です。
縦走用シューズの選び方
縦走用シューズ選びでは、移動距離が長くなることを想定して歩きやすさを重視します。
- ミドルカット:足首の保護と動きやすさを両立
- 軽量性:長時間履いても疲れにくい
快適に歩くためにはこの2点を考えましょう。
初心者の方はミドルカットを選ぶのが無難ですが、山の歩き方に慣れてきたらローカットもありですね。
冬山用シューズの選び方
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冬山用シューズ選びでは、
- ハイカット:安定性, 保温性の向上
- コバがついている:アイゼンを装着するため
- 保温性能が高い:凍傷の防止
の3点が重要です。
気をつけたいのは、3シーズン用と冬山用でほとんど見た目が同じ靴があること。3シーズン用は、コバが付いていてもアイゼンをうまく固定できなかったり、保温性能がほとんどないことがあります。
見た目が似ていて安いからと3シーズン用で冬山に行くことのないよう注意しましょう。
【LOWA】登山用のおすすめシューズ3選
ここからはローバーのおすすめシューズを、登山・縦走・冬山の3つの用途に分けて順番にご紹介します。
足裏感覚に優れたフラッグシップモデル『アルパインプロ GT LE』
『アルパインプロ GT LE』は、険しい岩稜地帯での使用を想定したフラッグシップモデル。
堅牢な作りで足を保護しつつも、どんな足場でも踏み込める安定性の高い靴です。また、かかと部分の厚みを抑えることで、足裏感覚を高めています。
3シーズンであれば、この靴で対応できない山はないでしょう。
フィット感を重視した『チェベダーレ EVO GT』
『チェベダーレ EVO GT』はフィット感と歩きやすさを重視した登山用シューズです。
その特徴は、ローバーが独自に開発した、
- C4-タング:人間工学に基づいたタン(靴紐の下部分)。足の動きを快適にしつつも保護する
- X-レーシング:タンが中央からズレないように靴紐を固定する
が採用されていること。
本格的な登山だけでなく、縦走やハイキングといった長時間の使用にも向いたモデルですね。
レザーを採用した渋いデザイン!軽量モデル『カディン GT MID』
レザーを多く使用したデザインが目を引くことからキャンパーにも人気の『カディン GT MID』。
アッパーにレザーを使用することで、確実に足を保護するだけでなく、軽量化にも成功しています。その重量は片足約670g!
登山用にカテゴライズされているものの、他の登山用モデルと比べて1割〜2割軽いため、山からキャンプまで様々なシーンで使いやすいモデルです。
【LOWA】縦走用のおすすめシューズ3選
堅牢な作りでどんな場面でも安心『ティカムⅡ GT』
縦走用のハイモデルの一つが『ティカムⅡ GT』。
スウェードレザーを使用することで堅牢性を高めつつも、カット部分のデザインなどは足さばきの良さを追求しています。
靴紐部分には「LOWA Flexシステム」を採用。足の動きを極力妨げないように、靴紐のフックがアッパーと独立しています。
日本人向けの足型を採用!『メリーナ Ⅱ GT WXL』
『メリーナ Ⅱ GT WXL』はローバーのシューズの中では比較的安価な縦走, ハイキング向けモデル。
一番の特徴と言えるのが、日本人向けの足型を採用していること。他のモデルと比べると幅広に作られています。また、片足約690gと軽量であることも嬉しいポイントですね。
自分の足幅にあった靴がなかなか見つからないという方は、試してみてはいかがでしょうか?
長時間の歩行を想定したハイエンドモデル『チベット GT WXL』
長期間の縦走を快適にすることを目的に作られたシューズが『チベット GT WXL』です。
シューレースフックの数が多くつけられていることから、状況に合わせて柔軟にフィット感を調節可能。登山での足のむくみに悩んでいる方におすすめです。
また、このモデルでも日本人向けの足型を採用しています。
【LOWA】冬山用のおすすめシューズ2選
冬山デビューに◎!動きやすさを追求した『マウンテン エクスパートGT EVO』
『マウンテン エクスパートGT EVO』は、堅牢性と柔軟性を両立したモデルです。
片足約880gと冬山用シューズとしては比較的軽量な上、保温材(プリマロフト)も内蔵。バランスの良いスペックで、秋〜残雪期と長期間活躍します。
雪山デビューの最初の一足としてもおすすめ!
軽さと暖かさを両立した『アルパイン エクスパートGT』
2019年に発売したモデル『アルパイン エクスパートGT』は、厳冬期の登山を想定したハイエンドモデル。
先に紹介した「マウンテン エクスパートGT EVO」と比べると、
- 保温材の量が2倍
- ソールを薄くすることで10g軽量に
といった特徴があります。最高レベルの保温性能があるため、寒さに不安がある方や、本格的な冬山登山をしたい方におすすめです。
登山靴を長く使うためのメンテナンス方法
登山靴の性能を落とさないためには、メンテナンスが必要不可欠!
下記の記事では実際に登山靴のメンテナンスに付いて紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
品質の高さを追求したローバーの靴は初心者にもベテランにもおすすめ!
今回の記事では、ドイツの登山靴ブランド『ローバー』についてご紹介しました。
ヨーロッパ産にこだわるローバーのシューズはどれも高品質で、登山初心者からベテランまで満足できる逸品揃い。ぜひ次のシューズ選びではローバーのアイテムをチェックしてみてください!
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。