アウトドアの新定番!ワークマン イージスを詳しくご紹介
最近巷で話題のワークマン。もともとは現場や工場作業に従事する、プロ向け作業着を手がける会社ですが、バイカーの間で「イージス」が大ヒット。広く世の中に広く知られることとなりました。
イージスは防水機能を持った多機能ウェアシリーズですが、あまりの安さに「本当に使えるのか?」と疑問の方も多いのでは。今回はワークマンの中でも「イージス」に的をしぼり、詳しくご紹介したいと思います。
重要なお知らせ:スマホで見ていてインスタ写真が表示されない場合は、こちらをクリックしてください⭐️
ワークマン イージスとは?
ワークマンのイージスとは、どのような製品でしょうか。
ワークマンとは
群馬県伊勢崎市に本拠地を構える、株式会社ワークマンは、主に現場作業や工場作業向けの作業服を生産・販売する会社です。現場で働くプロ用に開発された作業服は、一般の顧客からも支持を集めるようになりました。高い機能、耐久力を備えながら低価格であることが人気の要因で「作業服のユニクロ」と例えられることもあります。
イージスとは
一般消費者にワークマンの名を知らしめた、ワークマンの代名詞的ブランドのことで、「イージスシリーズ」として様々な商品が展開されています。「絶対的な防水性」をキーワードに開発された透湿防水防寒スーツは、やはり現場向けのプロ仕様の防寒ウェアとして開発されましたが、バイクユーザーの間で口コミが広がり、現在では指名買いNo.1の商品になりました。次項でワークマンイージスの具体的な特徴をご紹介します。
ワークマン イージス2018年モデルの紹介
まずはイージスシリーズの基本モデル、「イージス透湿防水防寒スーツ」の2018年モデルについてご紹介します。
参考:WORKMAN
耐水圧
イージスシリーズのコンセプトに、「絶対的な防水性」が挙げられていますが、その性能を数値で表したのが耐水圧です。耐水圧とは、生地に染み込もうとする水圧に対して、どれだけ耐えられるかを表したものです。イージス透湿防水防寒スーツの耐水圧は10,000mmを誇ります。
ちなみに耐水圧の目安はこちら。
- 20,000mm
–嵐 - 10,000mm
–大雨 - 2,000mm
–中雨 - 300mm
–小雨 - 傘の耐水圧:250mm程度
大雨にも耐えられる耐水圧であることがわかります。これならアウトドアで突然の雨に降られても安心ですね。
透湿性
レインウェアの性能を語る上で欠かせないのが、透湿性です。透湿性とは、衣服内の汗などによる水蒸気を外に出す度合いのことで、24時間で何グラムの水分を放出できるかを数値で表します。イージス透湿防水防寒スーツの透湿性は3,000g/㎡/24hです。高い防水性を備えながら透湿性を持たせることで、汗やムレで衣服内が濡れたり、ベタついたりするのを防ぎ、快適な着心地を提供します。
サイズ
サイズ展開はM〜5Lです。Mサイズで胸囲(84-92)身長(160-170)ウエスト(72-80)が適応サイズとされています。イージス透湿防水防寒スーツは主に秋冬に使用されるでしょう。重ね着をする場合は、ワンサイズ大きめを選んでも良いかもしれません。
特徴
耐水圧や透湿性以外では、どのような特徴があるでしょうか。
上着
バイカーにとって、フードの取り外しが可能なのは嬉しいですね。ヘルメットをかぶるのでフードは必要ありませんし、雨が降ればフード内に水が溜まります。高めの前立ては2重構造で、首元への風の侵入を防ぎます。袖口にはリストガードが設けられ風の侵入をシャットアウト。徹底して防水・防寒性能を高めているのが伺えます。
パンツ
ジャケット同様、様々な工夫が見られます。パンツも前立ては2重構造であり、万が一浸水しても、水を流し出す穴あけ加工が施されています。股下や膝は立体裁断されており、動きやすさを追求しています。
価格
上下セットで定価6,800円です。プロの仕事に耐えうる性能を持ちながらも、高いコストパフォーマンスを誇るのがワークマンの真骨頂です。参考までに、アウトドアの定番、モンベルのレインウェアの価格は下記の通り。
- トレントフライヤー ジャケット Men’s価格 ¥21,000 +税
- トレントフライヤー パンツ Men’s 価格 ¥14,500 +税
ただし!トレントフライヤージャケットの耐水圧は50,000mm以上、透湿性能は44,000g/m²・24hrsと、世界最高レベルの性能を誇ります。用途によっては、「ここまでの性能は必要としない」場合に、イージス透湿防水防寒スーツの価格は非常に魅力的であると言えます。
レインウェアが気になった方はこちらもチェック!
参考:モンベル | オンラインショップ | トレントフライヤー ジャケット Men’sモンベル | オンラインショップ | トレントフライヤー パンツ Men’s
ワークマン イージスのおすすめ用途
イージス透湿防水防寒スーツは、どのような用途に向いているでしょうか。
バイク
View this post on Instagram
イージス透湿防水防寒スーツは、バイカーの間で人気に火がついた経緯がありますので、バイク用途にぴったりのウェアです。バイクに乗るなら重視したい防水性能も高く、前立てや袖口の工夫から風が侵入しにくいので、防寒性能も抜群です。走行中にウェアのバタつきが少ないこともメリットですね。ネット上では、
- 11月ならTシャツの上にイージスでも暖かい
- 室内でいる格好の上にイージスだけで十分
などの声が上がっています。バイク専用だと4〜5万を超えることもある防寒ウェアも、イージスなら6,800円で”使える”ウェアが手に入ります。やはりバイク用途に適したウェアだと言えます。
釣り
防水性能と防寒性能は、釣りにも威力を発揮します。イージスシリーズには釣り用途に最適な「イージスオーシャン防水防寒スーツ」が販売されています。イージス透湿防水防寒スーツと比べ、透湿性能はなく耐水圧は5,000mmと抑えられていますが、代わりにストレッチ性がアップしています。
例えば、しゃがんでルアーを結ぶ→立ち上がってルアーをキャスト→ロッドでアクションをつけるなど、一連の動作がスムーズに行えるのが特徴です。また雨が降らずとも、防波堤や船の釣りでは波がかかったり、長時間風にさらされたりします。そういった環境の中で、イージスオーシャン防水防寒スーツは、寒さや水から体を守ってくれる良い相棒になるでしょう。
その他アウトドア
イージスシリーズには他にも、R-600 レインスーツSTRETCHなど、アウトドア用途に適したモデルも展開されています。 透湿度を8,000g/㎡/24hにパワーアップさせ、ストレッチが効きアクティブな用途に適しています。
本格的なゴアテックスレインウェアには性能面では及ばないものの、優れたコストパフォーマンスが魅力的です。低山のキャンプやハイキング用途なら、十分に選択肢の1つに入るでしょう。
ワークマン イージスシリーズのおすすめ5選
イージスシリーズのおすすめ商品をご紹介します。
イージスオーシャン防水防寒スーツ
- 引用:WORKMAN
- 価格:6,800円
- 素材/上着のオレンジ・グレーの生地:ポリエステル(TPUラミネート)
- 中わた:ポリエステル100%・裏:ポリエステル100%
- 耐水圧/5,000mm
ストレッチを効かせ、釣り用途に最適なモデルです。
イージス防水防寒ツナギ服
- 価格:7,800円
- 素材/ポリエステル100%・中綿:ポリエステル100%
- 耐水圧/10,000㎜
- 透湿度/3,000g/㎡ 24h
完全防水なのに蒸れない、暖かいつなぎモデルです。
レインスーツ BIKERS
- 価格:5,800円
- 素材/ナイロン100%(ポリ塩化ビニール)
- 耐水圧:15,000mm
バイカー向け商品。透湿ではありませんが、防水性能をアップさせたレインウェアです。
レインスーツSTRETCH Perfect
- 価格:4,900円
- 素材/ポリエステル100%(TPUラミネート)
- 収納袋つき(直径約25cm)
一般アウトドアに適したモデルです。ストレッチが効き動きやすく、透湿性能がアップしています。
RIDE ONイージス防寒ブルゾン TC
- 価格:4,900円
- 素材/ポリウレタン50%・ポリ塩化ビニル50%・中わた:ポリエステル100%
完全防水ではないものの、防水生地を採用した、バイカー向けの防寒モデルです。
まとめ
様々な商品が展開されるイージス。抜群のコストパフォーマンスながら、十分な機能を持ち「使える」ウェアだと分かりました。「欲しい!」と思った方は、売り切れる前にストアへ走りましょう。
ワークマンが気になった方はこちらをチェック!
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。