サコッシュとは?他のカバンとの違いからおすすめ品まで一気にまとめてみた
ここ最近、ファッションアイテムとして注目が高まっているサコッシュ。登山やキャンプの際も、サコッシュがあると何かと便利です。メインの荷物とは別にサコッシュに財布やスマホなどを入れておけば、必要なときにサッと取り出すことができるので、一度使うと手放せないと感じる方も多数です。今回は、サコッシュについて詳しくご紹介します!
そもそもサコッシュとは?
サコッシュとは、フランス語の「sacoche」という語から来た名称です。この単語はバッグ・かばんを広く意味し、ビジネスバッグやリュックサックなども「sacoche」と呼ばれます。アウトドアで使われるようなスポーティーなものだけでなく、革製の落ち着いた雰囲気のものや華やかでフェミニンな印象のものなどさまざまです。
日本では主に薄型の斜めがけバッグを指すものとして「サコッシュ」という名前が定着しています。当初は自転車レース用の補給バッグの名前として広まり、スポーツ・アウトドア系ブランドのサコッシュが登山やキャンプ、音楽フェスなどで活用されるようになりました。ここ最近は、街中でファッションアイテムとしてサコッシュを使っている人もよく見かけます。
ちなみに、日本で言うところの「サコッシュ」は、英語では「cycling musette bag」と呼ばれるようです。そのため、日本でも斜めがけのフラットバッグが「ミュゼットバッグ」という名前で販売されているケースも見られます。
サコッシュは他のカバンと何が違うのか?
サコッシュはここ数年で新たに登場したアイテムなので、ショルダーバッグやポシェットなど他のカバンと何が違うのか疑問に思う方も多いかも知れません。
ショルダーバッグとは肩掛け用の紐がついたバッグを指します。片方の肩にかけるものや斜めがけするものがあり、大きさやデザインはさまざまです。
ポシェットは、斜めがけする小型のバッグで、女性用や子供用が中心です。ポシェットもショルダーバッグの一種といえます。
サコッシュは、「斜めがけ」「細い肩紐」「マチがなく薄型」「横長の形」「ファスナー式」といった点が特徴です。ナイロンなどの化学繊維素材が使われることが多くスポーティーな印象ですが、なかにはファッション性を重視してファーやデニムなどを使ったものも見られます。軽量・コンパクトであること、動くときに邪魔にならないサイズであること、両手を空けられるため動きやすいことがサコッシュの大きな利点です。
ブランドに囚われないおすすめのサコッシュを5種類厳選しました
グレゴリー サコッシュ
アウトドア用バックパックで人気のグレゴリーのサコッシュです。明るくスポーティーなカラーが魅力的です。ナイロン素材で非常に軽く、登山などの本格アウトドアからタウンユースまで幅広く使えます。
サイズ: タテ16cm×ヨコ22cm
重量:40g
「紐の結び目を移動させることで長さを簡単に調節できる点が便利です。」
「登山のとき、地形図やコンパス、筆記用具を持ち歩くのに重宝しています。」
出典:Amazon
PORTER サコッシュ
男性を中心に若者から大人まで幅広い年代に支持されているPORTER。サコッシュも、実用的かつ落ち着きのあるデザインになっています。
「タブレットが入るサイズで、見た目以上に収納力があります。」
「質感がよく、どんなファッションにも合わせやすいです。」
出典:Amazon
ケルティヴィンテージ・フラット・ポーチ
アメリカの老舗アウトドアブランドのケルティは、最近ファッション性の高さでも評価が高まっています。少し大きめで、旅行などにも何かと便利なサイズ感です。
「バッグインバッグとして貴重品を入れるのに使っています。」
「海外旅行に持っていきました。パスポートや貴重品を入れるのにちょうどよかったです。」
出典:Amazon
anello GRANDE グランデサコッシュ
アネロのリュックは街で見かけない日がないくらい大人気ですが、こちらのサコッシュも使い勝手がよいと高評価です。メイン収納部以外にもポケットが充実しています。
MAJESTIC LEGON もこもこサコッシュ
秋冬にぴったりのもこもこ素材を使った、ちょっと変わり種のサコッシュです。ファッションのポイントとしてこのような季節感のあるものを選んでみるのも面白いですね。
まとめ
一気にブームが広がったサコッシュですが、実用性の高さを考えると今後も定番アイテムとして定着していく可能性が高そうです。例えば登山の際に地図や行動食をサコッシュに入れておけば、必要になったときにいちいちザックを下ろす必要がないのでとても便利です。また、小屋泊や高速バス移動の際、最小限の貴重品を手元に持っておくのにも適しています。まだサコッシュを使ったことがないという方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。