渓流釣りを始めよう|釣れやすい天気って?ポイントも解説
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森の中、沢の瀬音と鳥のさえずりだけを聞きながら、じっと竿を持ちアタリを待つ。そんな渓流釣りは、大自然の醍醐味を十分に味わえるアウトドアアクティビティです。今回は、そんな渓流釣りの、釣れやすい天気、仕掛け、ポイント、時期などの知識や、初心者でも楽しむことができる渓流ルアー釣りなどをご紹介します。
渓流釣りではどんな魚が釣れるの?
渓流釣りとは
川には、川の最上部の源流域、その下流の渓流域、その後、川幅が10メートル以上になる本流域の3つに分かれます。渓流釣りは、主に渓流域での釣りをいい、釣れる魚の代表的な魚は、イワナ、ヤマメ、アマゴになります。
イワナ
イワナは、渓流域でも源流に近い上流部に生息し、特に美しい姿で、渓流の王者とも呼ばれます。渓流釣りをする人の多くが、イワナ釣りを目的としています。
ヤマメ
イワナより下流部に生息し、渓流の女王とも呼ばれます。イワナよりも大きく、海に下るとサクラマスとなり大型化します。
アマゴ
ヤマメに近い種類ですが、ヤマメのような斑点は有りません。西日本に多く生息します。海に下るとサツキマスとなり大型化します。
初心者におすすめ渓流ルアーフィッシング
本来、渓流釣りは経験と勘が必要で、竿の扱いも難しく熟練者の釣りでしたが、最近では、渓流ルアーが浸透し、初心者でもそれほど難しくなくなりました。
渓流釣りのポイント
場所
イワナは、源流部近くの上流域で岩や淵の陰に隠れた比較的流れが緩い場所を好みます。ヤマメやアマゴは、中下流域で流れが速い場所を好む傾向があります。
季節や時間帯
雪が解けた後、春先からが、渓流釣りシーズンです。春先は、午前中一杯、初夏から夏場は朝10時ぐらいまでが、魚が活発に動き釣りやすい時間帯と言われています。
釣れやすい天気?
雨の後はねらい目です。雨の増水や濁りが収まり始め頃は、特に活発に動き始めますのでチャンスです。
渓流釣りに必要な道具
初心者も楽しみやすい、渓流ルアーフィッシングに最適な道具を揃えてみました。
竿
weight:66g
lure:2~8g
line:2~6lb.
power:Light
action:Mod.Fast
grip length:223mm
イワナ、ヤマメ、トラウト用途のロッドで、「誰もが使いやすい道具」を念頭に、マルチProアングラーである本山博之氏がプロデュースしたモデルです。
リール
ギヤー比:6.2
自重(g):190
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):3-150
標準巻糸量 PE(号-m):0.4-200
ベアリング(ボール/ローラー):5/1
小型スピニングリールをリードする最先端の技術を搭載した小型軽量リールです。マグシールドに加え、タフデジギアを搭載し、過酷な環境でのファイトをサポートします。
ルアー
タイプ:ヘビーシンキング
重量:5g / サイズ:53mm
カラー:TSレーザー #7
固定重心
フック D-コンタクトフック#12
渓流で多大なる支持を得ているD-コンタクトに続く、極薄フラットサイド・ヘビーシンキングミノーとなるとなるD-インサイトです。
ウェーダー
ウェーダー内部は、スーパーメッシュ採用でベタツキを最小減に抑え、脱ぎ履きがしやすくなっています。
渓流釣りの釣り方
道具や仕掛けは、基本的に通常のルアーフィッシングと同じですが、渓流ルアーの釣り方としては、以下の通りです。
ポイントまでできるだけ距離をとる
渓流魚は非常に警戒心が高いので、できるだけ距離を取るようにします。
ある程度の水深があり底石がある場所ねらう
水深1メートルぐらいで、かつ、底石がある場所は、渓流魚が多く生息しています。
下流から上流へ釣っていく
下流から上流へ釣っていく、アップストリームが基本です。上流側から近づくと、渓流魚にプレッシャーをかけてしまします。
流心に対してルアーが横切るイメージ
流心に対してルアーが横切るようにして、引くことを心がけると、魚が掛かりやすくなります。
釣れるコツ
一番のコツは、「一番乗り」であること。誰かが釣った後だと、魚が少なくなっている以上に、魚がおびえてしまい出てきてくれません。
まとめ
いかがでしたか?渓流釣りの基本知識や、初心者でも楽しめる渓流ルアーフィッシングをご紹介しました。最後に注意点として、いくら山奥の渓流であろうと、漁業権が設定されている場合がありますので、必ず確認するようにしましょう。この夏は、ぜひ、渓流釣りに挑戦してみてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。