三国峠で稜線歩きを楽しむ|清々しい展望と高山植物が魅力

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2018.06.15

引用:トリップアドバイザー 
戦国時代、上杉謙信が関東への足掛かりとして整備したことで知られる三国峠。「三国峠を越えた人々」という石碑には、謙信のほか、弘法大師や伊能忠敬・与謝野晶子などさまざまな名前が刻まれています。現在は登山道が整備され、登山初心者にも訪れやすい場所になっています。今回は、そんな三国峠の魅力についてお伝えします!

三国峠とは

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群馬県と新潟県の県境にある標高1,636mの三国山を中心に、比較的なだらかな山稜が続くのが三国峠エリアです。比較的なだらかで危険な箇所も少ないので、初心者やファミリーも気軽に稜線歩きを楽しめるエリアです。天気が良ければ周辺の山々を見渡すことができ、眺望の良さが大きな魅力のひとつです。ニッコウキスゲの群生など、さまざまな高山植物が豊富なことでも知られています。

三国峠へのアクセス

関越自動車道の湯沢ICから車で40分ほど、三国街道(国道17号線)の三国トンネル付近に三国峠登山口があります。三国峠に最も近いのがこちらの登山口です。宿泊の関係などで、やや南にある法師温泉を出発地点とする方もいるようです。

必要な装備

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三国トンネル近くの登山口から三国山山頂に行って戻ってくるルートであれば、特別な装備は特に必要なく、ザックやウエアなど登山用の基本的なものを揃えておけば良いでしょう。

持っていってよかったもの

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7月の三国峠ではヤマビルが出ることがあるようです。専用のヤマビル対策スプレーがあればベストですが、長袖・長ズボンで肌を覆う、帽子や首元のタオルで頭や顔周りをガードするなど、できる範囲で対策しましょう。気温と湿度が高いときは特に活動が活発になるので、雨上がりの日などは特に注意してください。

難易度

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登山経験の少ない方でもハイキングに近い感覚で気軽に楽しめます。ちょっと物足りないなと感じる方は、北側の大源太山や平標山まで足を延ばしてみるのも良さそうです。

イチオシポイント

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6〜7月頃は色とりどりのさまざまな高山植物が目を楽しませてくれます。ぜひカメラを持って出かけたいですね。特に、ニッコウキスゲの大群落が満開になったときは圧巻です。稜線付近は高木もなく広々とした展望が楽しめ、気分も爽快です。

おすすめルート

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三国トンネル付近の登山口から入り、三国峠を経て三国山山頂まで行き、再び登山口に戻るルートが最も基本になります。花を眺めてのんびり休憩しながら、半日程度で楽しめます。

中・上級者の方は、三国峠から入って南側の稲包山を周回するコースに挑戦してみてはいかがでしょうか。緑の縦走路をたっぷりと堪能できます。

混雑している時期、空いている時期

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春には新緑、夏にはニッコウキスゲなどの高山植物の花、秋には紅葉と、三国峠には季節ごとにさまざまな楽しみがあります。特にこの季節が混雑するということはないですが、やはり連休や天候の良い週末などは比較的多くの方が足を運ぶようです。

近くに苗場スキー場があることからも分かるように、冬場は雪が多く降ります。4月でも残雪がたっぷりとありますが、あえてその時期にアイゼンなどを装着して三国山に挑戦する人もいるようです。

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まとめ

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三国峠周辺には、法師温泉を始めとしていくつかの温泉が点在します。山歩きを楽しんだあとは、温泉に浸かってゆっくりと疲れを癒やすのも良いですね。あるいは、温泉宿で一泊してから早朝に山へ出発するという楽しみ方もあります。ぜひこの夏は三国峠に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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