小腹が空いたら行動食を!行動食の特徴とおすすめ商品
引用:pixabay
どんなに小さな山に登る時も、持っておくと役に立つのが「行動食」。小腹が空いた時にはもちろんのこと、予想外に登山行程が長引いてしまった時の栄養補給としても役立ってくれるアイテムです。
今回はそんな行動食の特徴や選び方、そしておすすめの行動食についてご紹介していきます。
行動食の役割について
行動食の保つ役割はズバリ、「栄養補給」。登山中は大量にカロリーを消費しますので、パクッと手早く栄養補給することができます。少し高カロリーですが、急速にカロリー補給できる点が、行動食が持つ最大のメリットです。
行動食の種類
行動食の種類は実に様々。よくおやつとして日常的に食べるものも行動食に利用できますし、専用の行動食も販売されています。特に人気なのはチョコレートやカロリーメイト、塩飴です。
カロリーが高いものや、汗と一緒に流れてしまう塩分が補給できるものを選びましょう。
行動食の選び方
それではどんなポイントに注意して行動食を選ぶのかをご紹介します。
1:カロリーの高いもの
登山中に消費していくカロリーを補うため、カロリーが高いものを行動食に選ぶことも大切です。簡単にカロリーをたっぷり補給できるものといえばチョコレート!特に秋や冬の登山では大活躍してくれます。
また、カロリーメイトのような栄養補給のために作られているものも、高カロリーでしっかり体に必要な栄養を補給することができおすすめです。
2:塩分が高いもの
カロリーが高いものだけではなく、塩分が高いものを選ぶことも大切です。塩分は生命維持に必須の成分ですが、多く発汗すると汗と一緒に体から失われて行ってしまいます。
そこで塩分の高い行動食を口から補給してあげることで、体内の塩分濃度を保つ手助けをしてくれます。
3:簡単に開けれて素早く食べれるもの
登山中は歩きながら行動食を補給できると、さらに助かりますよね。そこで、パッと開けれて素早く口に運ぶことができる行動食を選ぶことも大切です。リュックに毎回しまうのも大変ですので、個装されていてポケットに入るサイズのものを選びましょう。
4:自分の好きな味
そして最も大切なのが、自分の好きな味を選ぶこと。いくらしっかり栄養を補給できるものであっても、自分が美味しいと感じられなければ疲れた時に積極的に食べようと思えません。自分好みのもの味であるものを、行動食に選んであげましょう。
行動食の手入れの仕方
行動食は一度購入したら、そのまま登山リュックの中に入れっぱなしとなる人も多いようですが、登山前後で必ず確認しておきたい点がいくつかあります。
賞味期限をチェック
行動食は乾燥しているものも多いので意識しない人もいますが、必ず「賞味期限」があるものです。賞味期限が切れたものを間違って食べてしまって、万が一にでも山でお腹が壊れたりしたら嫌ですよね。登山前には必ず賞味期限が切れていないかどうかを、しっかり確認しておきましょう。
個装が開いていないかをチェック
リュックの中にバラで入れておくと、気がつかないうちにリュックに入れていた他のアイテムが引っかかったりして袋が開いてしまっていることもあります。個装が開いたままになっていた行動食は、衛生が保たれていない心配もあります。
もしそのような行動食を見つけたら、持っていかないようにしておきましょう。
おすすめの行動食
それでは、どんなものが行動食として適しているのかわからないという、登山初心者さんにもわかりやすいように、おすすめのファーストエイドをご紹介しておきます。
1:ザバス エナジーメーカーゼリー
登山シーンはもちろんのこと、仕事の合間やスポーツシーンでも利用する人が多い、ザバスのエナジーメーカーゼリー。ジェル状でつるっと飲んで補給するので噛む必要がなく、疲れている時にも食べやすい行動食となっています。
2:ブラックサンダー ミニバー
長年大人気のチョコレート菓子の一つ、「ブラックサンダー」。こちらも登山時の行動食としておすすめのアイテムとなっています。ミニバータイプのものは一口サイズですので、袋を開けてパックと丸ごと口の中に入れることができ便利です。
3:カロリーメイト ブロック チョコレート味
やっぱり外せない、定番の行動食といえばカロリーメイト。11種類のビタミンと6種類のミネラル、そしてタンパク質、脂質、糖質と行った栄養素がバランスよく配合され、何が行動食に向いているのかわからないという登山初心者さんにもおすすめとなっています。
好きな行動食を持って登山に行こう!
今回は、登山にぴったりな行動食の特徴や選び方についてご紹介してきました。行動食を持っていると、万が一予想外にビバークする必要が出ても安心。体に必要なエネルギーを補給するのに不可欠な登山ギアですので、必ず持って行くようにしましょう。
●●●● 山めしについての記事 ●●●●
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。