登山で役に立つ折り畳み傘|軽量で丈夫な傘は?
引用:アマゾン
登山の必須アイテムとして、レインウェアを持っていない方はいないと思いますが、折り畳み傘を持っている人は少ないでしょう。登山で傘なんて、あまり聞きませんよね。もちろん、必須アイテムではありませんが、持っていると便利なアイテムではあります。今回は、登山向けの折り畳み傘をご紹介します。
登山用折り畳み傘は何の役に立つの?
登山において、折り畳み傘は何の役に立つのでしょうか?
レインウェアの補助
登山での雨具は、レインウェアに決まっていますが、フードを被っていると鬱陶しくなる時はありませんか?そんな時、折り畳み傘をさせば、一気に開放的になります。視野が広くなり、音もよく聞こえるようになり、雨の登山が少し楽しくなります。狭い登山道ではほかの方の迷惑になるので控えましょう。
夏の山頂では日よけ
夏の登山で、山頂付近で昼食をとる場合、日陰を探すのは大変です。そんな時、折り畳み傘を日傘代わりに使えば、日陰を作ることができます。風景を楽しみながらゆっくりと休憩できるのでおすすめです。ただし、風が強い時は、危険ですので使わないようにしましょう。
登山用折り畳み傘の選び方は?
登山での折り畳み傘の選び方をご紹介します。
軽量コンパクトである事
登山での持ち物は軽量コンパクトであることが重要条件です。折り畳み傘も例外ではありませんので、軽量コンパクトであるかを確認しましょう。あくまでも、レインウェアの補助的に使うので、あまり大きなサイズは必要ありません。重量150g以内、折り畳み全長30cm以内が目安です。
耐久性がある事
山では突風が吹く事もあります。基本的に街よりも悪条件であることが多いので、街で使う折り畳み傘よりも耐久性がある事が必要です。軽量コンパクトな折り畳み傘の中には、軽量性を追求して傘の骨本数が6本など少ないものがありますが、山で使うのなら最低8本は欲しいところです。
登山用折り畳み傘のメンテナンスは?
登山用折り畳み傘のメンテナンスは、一般的な折り畳み傘のメンテナンスと同じです。
使ったら干す
雨に濡れたら、必ず、開いて干しましょう。その場合、日陰で干すのがポイントです。
干した後は撥水スプレーを
傘を干した後、折り畳む前に撥水スプレーをかけておきましょう。こうしておくと、撥水効果が長持ちします。
たまには開きましょう
折り畳み傘は、使う場面が無いと折り畳みっぱなしになりますが、たまに開いて風を通しましょう。
登山用折り畳み傘のおすすめは?
前出の選び方に沿った、登山用折り畳み傘のおすすめをご紹介します。
モンベル U.L.トレッキングアンブレラ
[本体重量]:128g
[直径(使用時)]:88cm
[骨長]:50cm
[骨本数]:8
[傘袋収納寸]:26cm
傘骨本数が8本でありながら、本体重量128gと超軽量です。また、折り畳み時は24㎝なので、中程度以上のバックパックであれば、雨蓋にも入る大きさです。耐久性と、軽量コンパクト性のバランスをとった折り畳み傘です。
とにかく軽い折り畳み傘を探している方にはおすすめです。
スノーピーク アンブレラUL
サイズ:親骨55cm×8本、収納時全長:22cm 重量:約150g
キャンプ用品メーカー、スノーピークの折り畳み傘です。登山用品はメインで扱っていない同メーカーですが、この折り畳み傘のコンパクト性は登山用として使いたくなります。色はスノーピークのテントと同じ色使いなので、スノーピーク好きの方にはなじみやすいでしょう。
耐久性がありながら、折り畳みサイズが小さな傘を探している方にはおすすめです。
モンベル ロングテイル トレッキングアンブレラ
■骨本数:8
■傘袋収納寸:29cm
■本体重量:145g
■素材:10デニール、バリスティック エアライトナイロン ( ポルカテックス加工 )
■直径 ( 使用時 ):92cm
雨の中のトレッキングでのバックパックは、レインカバーをしていても、肩付近から濡れていきます。このロングテイル トレッキングアンブレラは、後方に長い形状をしているので、バックパックが濡れるのを防ぎます。
雨の中のトレッキングが多い方におすすめします。
登山用折り畳み傘でもっと雨のトレッキングを
今から梅雨の時期。雨の登山を控えている方、折り畳み傘をうまく使って雨のトレッキングを楽しんでみませんか?きっと、新しい世界が見えてくるはずです。傘を叩く雨の音は、なんともいいものです。ただし、雨は滑りやすく、また沢の増水などの危険も多いので、穏やかな山で、十分、注意して楽しみましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。