3つの山からなる蒜山の魅力をまとめて紹介!
目次
岡山県と鳥取県に跨って存在する蒜山(ひるぜん)。登山ルートも豊富であり、毎年たくさんの登山客を喜ばせています。実は約60万年前に活動を休止した火山であり、裾野には広大な蒜山高原が広がっている点も特徴的です。楽しみ方の豊富な蒜山の魅力をまとめてご紹介します。
3つの山から構成される蒜山
蒜山は上蒜山、中蒜山、下蒜山の3つの山から構成されています。蒜山三座という呼び名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。蒜山の中腹に位置している広大な蒜山高原は、西日本を代表するリゾート地の一つとして高い知名度を誇ります。牧歌的で美しい高原は、人々に愛されている人気エリアです。登山目的でなくても楽しめる点はポイントが高いでしょう。
アクセスは蒜山高原を目指すとわかりやすい
知名度の高い蒜山高原を目指すと考えるとわかりやすいです。電車を利用する場合、JR「久世駅」または「中国勝山駅」で下車して、真庭市コミュニティバス「まにわくん」を利用すると蒜山高原に向かうことができます。所要時間は約1時間15分~1時間30分程度です。
車の場合は、米子自動車道・蒜山I.Cで降りましょう。蒜山高原エリアは観光スポットも豊富なので、車移動もオススメできます。また、蒜山高原内はレンタサイクルを利用して移動することも可能です。
足場の悪い箇所もあるので注意!必要な装備
基本的な登山の装備が必要です。ところどころ足場の悪いところや滑りやすい性質の土があるところがありますので、動きやすい状態を整えておきましょう。なお、登山と合わせて観光をすることもオススメです。登山後に観光をすることを考えて装備を準備すると良いでしょう。
蒜山に持っていってよかったもの
上蒜山、中蒜山、下蒜山のうち、どのコースを選ぶかにもよりますが、トレッキングポールは持っていったほうが良いです。下半身への負担が減り、リズミカルな足運びを実現してくれるので疲れにくいという特徴があります。選ぶ時は、軽くてしなやかなカーボン素材のトレッキングポールなどがオススメと言えます。自分の使いやすいものを選んで持参しましょう。
どこがオススメ?3つの難易度
初心者にオススメなのは上蒜山と下蒜山です。上蒜山は、日帰り登山が可能であり、山腹の蒜山高原も楽しむことができます。下蒜山は、条件が揃えば山頂から有名な大山を眺めることが可能です。比較的危険な箇所もないので、ハイキング気分で登ることができます。中蒜山は中級者向きです。登山口の設備は充実しており、人気は一番高い山となっています。
蒜山のイチオシポイントはどこ?
蒜山には見どころが多いです。上蒜山の高原エリアも魅力的ですし、下蒜山は初夏にササユリなどを見ることができます。中でもイチオシなのは、11月22日に中蒜山を登ることでしょう。実は、中蒜山の標高は1122mであり、いい夫婦の日にちなんだイベントが開催されています。夫婦で登ってみることがオススメです。ちなみに上蒜山の標高は1202m、下蒜山は1100mです。
おすすめルートの縦走ルート
蒜山三座の縦走ルートはオススメです。帰りはタクシーなどを利用してスタート地点に戻れば、日帰りで行うことができます。下蒜山の登山口である犬挟峠からスタートし、上蒜山登山口をゴールとします。各登山口にタクシーの連絡先が書いてあることも特徴的です。
混雑している時期や空いている時期
4月~11月くらいの時期が登山に適しています。下蒜山の場合、高原植物を見ることができる5~6月は人気が高いです。なお、蒜山高原は登山客以外の人も利用していますので、大型連休などには混み合います。注意しましょう。
たくさんの魅力がある蒜山
3つの山からなる蒜山は、数多くの魅力があります。それぞれの山の魅力を堪能しても良いですし、縦走ルートに挑戦してみても面白いでしょう。蒜山高原の利用は、登山目的でない方にもオススメできます。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。