トレッキング初心者が知りたい登山との違い、服装など季節別にご紹介！
目次
初心者でも簡単に行えると評判のトレッキング。興味がある方も多いのではないでしょうか。でも、実際に始めるとなるとどのような服装を選べばよいのかわからない…と悩んでしまう方も少なくありません。そこで今回は、トレッキングの魅力や服装、登山との違いなどについてまとめてみました。トレッキングに少しでも関心がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トレッキングとは？登山との違いを紹介！
トレッキングとは簡単に言うと山歩きのことです。山の中を散策しながら、景色や動植物を楽しみます。山歩きと聞くと登山を思い浮かべる方も多いでしょうが、トレッキングと登山では目的が異なります。
トレッキングの目的はあくまで散策であり、頂上を目指して山を登るわけではありません。その為、山登り用の特殊な道具を必要とせず、初心者の方も楽しみやすいアウトドアとなっています。徒歩だけでなく自転車やスキーなどを使ったトレッキングも存在していることが特徴的です。
登山の目的は、頂上を目指して山を登ることにあります。高さや難易度の違いはありますが、登って下りるまでの一連の過程を楽しむアウトドアです。装備もしっかりと備える必要があるので気をつけましょう。
なお同じく自然を楽しむものとしてハイキングがありますが、こちらは山に限定されていません。自然の中を歩くことが主な目的です。
トレッキングの服装は重ね着が基本？
初心者にオススメと言っても、山の中を歩くことに変わりはなく、トレッキングに適した服装で行う必要があります。中でもポイントとなるのが重ね着です。アンダー（肌着）、ミッド（中間着）、アウター（外着）の3層構造を基本とします。
重ね着をする理由は、体温調節をスムーズに行う為です。山には地上とは違う様々な変化があります。暑かったり寒かったり、風が出たり雨が降ることもあるのです。重ね着をしていれば脱ぎ着がしやすく、体温を快適な状態にキープできます。何を着るかよりもどのように組み合わせるかが大切です。
もちろん重ね着なのでコツさえ掴めれば難しいことはありません。季節やトレッキング予定の場所の状況を考慮して最適の服装を選ぶようにしましょう。
トレッキングの服装～春・夏編～
まず、日差し対策に帽子を用意しましょう。服はアンダー、ミッド、アウターを組み合わせます。3層構造になっていれば3枚でなくとももっと重ね着をしても構いません。Tシャツを重ね着したり、1枚羽織れるようにベストやパーカーを持っていきましょう。短い丈のパンツの場合、素足は危険なのでサポートパンツを着用します。靴下は足を守れる厚さのもの。そして必ずトレッキング専用の靴を履きましょう。ポールがあると便利です。
重ね着の中でも特に重要視されるのがアンダーです。見ない箇所ですが、直接肌に触れるので体温調節の要となります。肌着は吸湿速乾性のあるものを選びましょう。
こちらのアイテムは登山用品メーカーとして有名なパタゴニアのアイテムであり、抜群の吸湿発散性と速乾性があります。トレッキングだけでなく幅広いアウトドアで活躍してくれるでしょう。
トレッキングの服装～秋・冬編～
重ね着が基本であることは変わりませんが、秋や冬の場合は防寒対策を行う必要があります。帽子も保温力のあるものを選び、服装は長袖を長ズボンを基本として防寒性能がある服を着用しましょう。グローブなどもあると便利です。初心者の方の場合は、冬は避けたほうが無難かもしれません。自分が快適に自然を楽しめる季節を選びましょう。
モンベルのこちらのパーカは、軽量でありながら高い保温性を兼ね備えており使いやすいです。ミッドもしくはアウターの防寒着として重宝します。袖のひじ部分に立体裁断が施されており、運動性が高められている点もポイントが高いです。
最初はトレッキングツアーに参加してみよう
初心者の方は、まずはツアーに参加してみる方法をオススメします。経験豊富なガイドのもと、トレッキングの良さを味わうことが可能です。基本の正しいやり方を楽しみながら学ぶことができます。
ツアーの場合、1人でも気軽に参加できる点も魅力的です。トレッキングツアーを開催している場所は多いので、自分の興味関心のある場所を選んで参加してみると良いでしょう。ツアーでコツを掴んだら、自分の好きな場所にトレッキングに行くことも可能です。
トレッキングで自然の魅力を満喫しよう♪
いきなり登山となると身構えてしまうかもしれませんが、トレッキングは初心者でも比較的気軽に挑戦することができます。服装は、重ね着を基本として、季節などに合った服装を選びましょう。トレッキングツアーに参加すると楽しみながらコツを学ぶことができます。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
