キャンプナイフの全て。アウトドアで大活躍するおすすめナイフも紹介します。
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キャンプでの調理の際、肉や魚などの食材をカットするだけでなく、焚き火の薪に使う木の枝を落とすなど、様々なアウトドアシーンで便利なキャンプナイフ。用途や使い方次第で活躍の幅が広がります。今回は便利で大活躍してくれるキャンプナイフのおすすめアイテムをご紹介します。
キャンプナイフの種類について
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キャンプナイフは大きく分類すると4種類のタイプに分けられます。それぞれの特徴を踏まえて自分にピッタリなアウトドアナイフを探してみましょう。
①:シースナイフ
ナイフの刃を収めておく鞘のことを「シース」と言い、鞘に入れて収納するタイプのナイフ。構造はシンプルなので手入れしやすく、耐久性が高いのが特徴です。キャンプナイフの基本の形と言えます。
②:フォールディングナイフ
折りたたみ式(フォールディング)のナイフの事を言います。コンパクトに収納でき、持ち運びも楽で安全です。折りたたみ部分が錆びやすいのが難点。使用後の手入れだけをしっかりすれば便利なナイフです。
③:アーミーナイフ
現在は日常生活にも気軽に使われているアーミーナイフ。元々、軍隊用に開発されただけあり、切れ味の良さと耐久性に優れたナイフ。高い品質が特徴です。
④:十徳ナイフ
ナイフの機能を備えつつ、栓抜き、鋏、ドライバーなど便利な機能を搭載している十徳ナイフ。「マルチツール」と呼ばれるだけあって、万能機能が便利でキャンプでは人気のアイテムです。
シースナイフのおすすめアイテム
《モーラ・ナイフ》
ナイフの製造で有名なスウェーデンのモーラ地方のクラッシックナイフ。ナイフと言えばモーラナイフと言われるほど、多くのスウェーデン人に愛され続けています。高い品質はスウェーデン国王からの評価を受けており、国を代表するブランドのみに与えられる王室御用達に認定されています。
鮮やかなカラーなので、何処に置いても見つけやすいのも便利です。収納用として紐とコードストッパーを付けておけば、鞘にしっかりと収められ、持ち運ぶ時も不意にナイフが抜けることなく安全です。切れ味抜群のカーボンスチール製のブレードを採用しています。 やや厚めの3.2mmの刃は少々固い木でも楽々削ることができます。ラバー製のグリップは滑りにくいので、特に初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。低価格で高性能のおすすめアウトドアナイフです。
ハンドル素材:ラバー
刃長:約103mm 全長:約218mm
刃厚:約2.5mm
重量:約84g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
《コロンビアナイフ》
高品質かつ低価格のキャンプナイフを数多く展開しているコロンビア。日本でも愛用者の多い人気の高いモデルです。ステンレス鋼を使用したブレードは鋭い切れ味が自慢。グリップは天然ウッド材でブレードを挟み込んだ、堅牢なフルタング構造。折れに強い設計も魅力です。大きめのサムホールが特徴的な一本。様々なキャンプシーンで躊躇することなくどんどん使えるおすすめキャンプナイフです。
《BarkRiver バークリバー ブラボー1 A2》
有名なアメリカのナイフブランド・バークリバーは、世界最高峰と言われるナイフメーカーです。ブラボー1は、日本でも愛用者が多いバークリバーの代表的モデルと言えます。元来、アメリカの海軍からの要請により開発されました。人気の秘密は、確かな切れ味はもちろんのこと、刃からグリップにかけて流線を描くような美しいフォルムが多くの人を魅了し続けています。A2鋼という高性能素材をブレードに使用しているため、鋭い切れ味と高い耐久性を誇ります。発売以来、1万本以上が販売され、多くの愛用者に支持され続けている超ベストセラーのおすすめキャンプナイフです。
刃長:107mm
刃厚:5.5mm
重量:209g
ハンドル:ブラックキャンパスマイカルタ 本革シース付
フォールディングナイフのおすすめアイテム
《オピネル ステンレス#9》
120年の歴史を誇るフランスの老舗ナイフメーカー・オピネルのフォールディングナイフ。ステンレススチール製のブレードは抜群の切れ味を持ち、研ぎやすく手入れしやすいのが特徴です。グリップ部分には美しい木目のブナを使用し、木ならではの温もりを感じさせるデザインが人気です。刃を出した際にストッパーをかけることが出来るので安全に使用することができます。初めて使用する場合は予めオイルを塗っておけば、刃の錆止め効果と木の部分への水シミ防止になるのでおすすめです。初心者の方に最適なキャンプナイフです。
《COLUMBIA KNIFE 高品質フォールディングナイフ 天然ウッド》
天然ウッドとステンレスの組み合わせにより、美しいレリーフ模様が魅力的なナイフです。小型でありながらもの本格的な切れ味のブレードと滑りにくく、バックロック式の開閉のグリップで安全です。 キャンプなどでは意外と重宝する手頃なサイズのナイフです。
重量:110 g
《Nikatto 折りたたみナイフ》
数多くのアウトドア用品を展開しているアウトドアブランドNikattoの折りたたみナイフです。キャンプでの調理や木の枝やロープなどの切断等、様々なキャンプシーンでの作業に活躍します。またアウトドアシーンだけでなく、日常生活でも意外と重宝します。錆に強いブレードは鋭い切れ味を持ち、グリップは滑りにくく握りやすいので初心者の方でも使いやすくおすすめのナイフです。もう1本揃えるサブナイフとしてもおすすめです。
【重量】約230g
【サイズ】全長約22cm、刃長約9cm
刃厚:約1mm-2.5mm
アーミーナイフのおすすめアイテム
《ケーバー(KA-BAR) アウトドアナイフ U.S ARMY》
もともと第二次世界大戦中にアメリカの海軍用に採用されたケーバーのナイフ。現在は、さらに進化を遂げ、ブレード部分はエポキシパウダーをコーティングすることで酸化を防止し、確かな切れ味を実現しています。グリップはレザーワッシャー製のため、使い込むほどに手に馴染みます。持ち運びにも安心で便利なレザーシースが付属されています。プロのハンターからも絶大な支持をされ続けている一生もののキャンプナイフです。
[刃長]:165mm重量:約300g
ブレード材:1095ハイカーボンエポキシコート
ハンドル材:レザーワッシャー
《オンタリオ SP-2 エアフォース サバイバルナイフ sp2》
アメリカの空軍用にデザインされたオンタリオのナイフです。短めのフォルムが携帯しやすく人気のデザインです。
1095炭素鋼素材をブレードに使用しているため、抜群の切れ味と耐久性が魅力です。ハンドル材でブレード材を挟んだフルタング構造により、さらなる高い耐久性を実現しています。クレイトン素材をハンドル材に使用し、ラバーの様な手触りがあり、しっかりと握りやすく手にフィットします。 多くの愛用者に支持され続け、上級者の方でも納得のいくハイクオリティのナイフです。
重量:約250g
ブレード鋼材:1095ハイカーボン
ハンドル材:クラトン
十徳ナイフのおすすめアイテム
《ビクトリノックス(VICTORINOX) ミニチャンプAL》
スイスの老舗ブランドであるビクトリノックスのミニチャンプAL。老舗のマルチツールブランドならではの万能ナイフ、鋏、栓抜き、ドライバー等、合計14種類の機能を搭載した万能ツールです。シルバーのアルミ製ハンドルがスタイリッシュな雰囲気で人気の高いモデルです。豊富なカラーバリエーションも好みに合わせて選べるお洒落なツールです。
サイズ:ハンドル長さ/58mm
収納サイズ/縦58×横20×厚さ10.8mm
重量:約40g
材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/アルミニウム
《レザーマン(LEATHERMAN) マルチツール レブ》
ビクトリノックスとシェアを2分しているアメリカのブランド、レザーマン。数多く展開している製品において、レブはキャンプで使用するアイテムのバランス性に優れたツールが搭載されていることが人気の高い理由です。刃の長さ6.6cmのナイフ、ワイヤーカッター、缶切り、栓抜きなど13種類の便利なアイテムを搭載しています。多機能なマルチツールでありながら、重量は168gと超軽量なのも魅力です。手のひらサイズにコンパクトに収納できるので持ち運びにも重宝です。もちろんキャンプナイフとしての使用も可能で、キャンプのパートナーとして長年使用し続けることができる頼もしいマルチツールです。
サイズ:全長9.7cm(プライヤー収納時)
重さ:168g
ナイフ刃渡:6.6cm
ツールは手になじむのが一番!しっかり選ぼう!
現在、多くのブランドから価格や形状など様々なアイテムが展開されているキャンプナイフ。キャンプでの使用を目的とするのであれば、見た目だけを重視するのではなく、自分にピッタリ合った使いやすいナイフを吟味して選びましょう。お気に入りのキャンプナイフが見つけられれば、長年あなたの頼もしいキャンプのパートナーとして活躍してくれることでしょう。
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
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こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。