イワタニ大辞典|アウトドアで活躍するカセットコンロなど必見!

引用:amazon
岩谷産業のアウトドア部門「イワタニ・プリムス」は、1985年より岩谷産業より分社化したアウトドア用品の輸入を手がけている会社です。2017年9月現在、イワタニ・プリムスはストーブやランタンだけでなく様々な世界各国のアウトドア用品の日本代理店を展開しています。

今回はそんなイワタニ・プリムスの取り扱っている商品そして、どんな会社なのかをご紹介します。

岩谷産業とはどんな会社か?


岩谷産業は昭和初期の頃からある歴史の深いエネルギー総合商社です。特に家庭向けのLPガスの供給シェアは国内トップ。今、製造業に必要とされる金属/非金属の素材輸入量も金額も国内トップクラスと、エネルギーやマテリアルなど工業品に関わる物や事を取り仕切る商社として国内でも有数の優良企業として君臨しています。

記憶に新しい所ですと、液体水素を燃料にして車を走らせる燃料電池用の水素ステーションをイワタニが一手に引き受け臨海都市圏からインフラの整備を始めたとニュースになりましたね。岩谷産業はそれくらい次世代技術である水素に強い会社として認知されています。

岩谷産業はエネルギー分野だけではなく、マテリアル(金属、非金属)、水、美容、農業、農業インフラとその事業は多岐にわたり、特に農業分野では日本最大級の室内農園や、種豚などの飼育でブランドとしても確立しています。

また、水素エネルギーへの事業熱はどのメーカーよりも熱く、古くはH2ロケットの燃料でもある液体水素の取扱で先駆者的存在の企業でもあるのです。そのため21世紀に入り「水素を熟知した会社」として売り込みをかけ、ガソリンの代替燃料でもある水素発電を主とした燃料電池車両の採用に積極的に参加しています。

岩谷産業はなぜアウトドア事業に力を入れているのか?


そもそもがエネルギー会社として成り立ち、天然ガスや天然素材を輸入、販売してきた同社がカセットコンロを発売したことにより、誰でも手軽に使えるガスコンロが爆発的に普及しました。アウトドア事業に乗り出した経緯はこのような人の欲する商品が世の中になく、岩谷産業が作ったことから始まっています。

このコンロの販売が大成功を納めたのと同時期に第一次アウトドアブームが到来します。故に岩谷産業はタイミングよくアウトドアブームに乗る事ができ、輸入アイテムにアウトドア用品も取り入れるようになっていきました。

岩谷産業はアウトドアブランドとして知名度を上げるよりも、エネルギー(主にガスボンベ)を供給する側であれば流行の影響を受けにくいと考えたのでしょう。イワタニとして世の中に送り出したアウトドアアイテムは今も昔もカセットコンロのみなのです。

そのため岩谷産業がアウトドア事業に力を入れているというよりも、じっくりとアウトドア、特にキャンプや登山といったアウトドアアクティビティーが日本に文化として根付く手引をしていた様に思えます。

イワタニ・プリムスとは?その歴史となりたちを探る

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そんな岩谷産業はスウェーデンのガスストーブ大手プリムス社と合併し、イワタニ・プリムスを立ち上げます。

1985年、当時は第一次アウトドアブームが追い風となりプリムス社のバーナーはキャンプ、登山用の代名詞とも言える程の人気ブランドで、日本に法人格を持たず、岩谷産業が輸入総代理店として日本全国に販売していました。

そこへプリムス側から合併の話を持ちかけられ、岩谷産業は快諾、「イワタニ・プリムス」が誕生したのです。イワタニ・プリムスは現在にいたるまで世界中のアウトドアブランドの日本総代理店、輸入元として機能しています。

バーナーだけでなく、「水の素顔に触れる旅へ」というキャッチコピーを掲げて多彩なデザインを施したカヌーやカヤックを取り扱っています。

イワタニ・プリムスのすごいところは1985年当時に販売したプリムス社のバーナーの修理や部品を購入できる点。雄に40年近く経過したアイテムの備品を揃えていて、アフターサービスに対応してくれる点が他のメーカーよりも信頼を得ている点なのです。

これはストーブやランタンなどの燃焼器具は新技術の開発に積極的な一方で、ロングセラーの商品も少なくなく、売り手側の責任を果たすというコンセプトがあるためアフターサービスが充実しているのです。

イワタニ・プリムスの定番アイテムとその理由

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イワタニ・プリムスの定番商品と言えば「大出力ガスストーブ」「小型ガスストーブ」「ランタン」などではないでしょうか。一つ一つロングセラーのアイテムもあり、定番のアイテムと言うよりの品質がよく使いやすいため使い続けているといった方が正しいのです。

特に小型ガスストーブの「P-153」は小型ガスストーブの定番中の定番。圧倒的な火力と必要最低限の大きさに抑えられているため携帯性がよく、登山愛好者からキャンパーまで幅広く愛用されています。

イワタニプリムス ウルトラバーナーP-153
イワタニプリムス ウルトラバーナーP-153
収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
このP-153の口コミを見てみると…

イータと比較すると、サイズも重量も、かなりコンパクトになり、パッキングにも余裕が出来ました。
パワーも充分で、とても使いやすいです。
これなら、気軽に持ち出せますし、ゴトクの幅も2段階で調整できるので、湯沸かしはもちろんのこと、簡単な調理にも対応可能ですね。

マックスにすると、戦闘機のアフターバーのような音がして興奮してきます。
カップヌードル分のお湯なら75秒もあれば沸騰しています。(平地使用)
小さすぎてどこに収納したか分からなくなることがあるので管理をしっかりしましょう。(笑)
軽い、小さい、強い。こいつは最強です。

Amazonのレビューから引用した口コミです。かなり気に入って使われているユーザーさんが多いようで、このP-153 を使用しているユーザーは8割が登山愛好家。”高山でも安定した火力が発揮できる”、”小型なのに強烈な炎がいい”といった口コミの多いこと…。それだけ製品に信頼感があるとわかる記述でした。

イワタニ・プリムスが定番アイテムなのは、なぜか?そんな理由を探ってみましたが、イワタニ・プリムスの社風でしょうか、取材にも誠実に対応していただいて、わからない点は後ほどメールで回答いたしますと、本当に誠実な対応をいただきました。

アイテムの品質がいいとか、皆が使っているからいいとかではなく、イワタニ・プリムスのアイテムだから使いたい、そう思わせてくれるのに十分な取材でもありました。

どこのショールームに行っても同じ対応をいただけるのであれば、Amazonに星が5個付き続ける理由も納得です。イワタニ・プリムスなら安心ですから。

イワタニ・プリムスの評判は?口コミサイトから探ってみた


ふと、イワタニ・プリムスの他のバーナーやアウトドアアイテムの評判はいかがなものなのか気になりました。小型定番のバーナーに集まる口コミは良いとして、大型のバーナーやランタン等の口コミも気になりますよね?集めてみました。参考になさってください。

【プリムス シングルバーナークッカーセット PSTB2】

プリムス シングルバーナークッカーセット PSTB2
プリムス シングルバーナークッカーセット PSTB2
セット内容:
P-153ウルトラバナー
P731722ライテックケトル&パン
IP-250Tオールシーズン用ハイパワーガスカートリッジ
カスタマーレビューは10件、星は星5が8件、星4が2件です。ではレビューを見てみましょう。

インで使うバーナーセットとして購入。
オールインワンのバーナー&クッカーセットでこれとあとカトラリーセットさえあれば安心出来る。
しかし、おまけの収納袋が片方がメッシュとは頂けない。

良い点①風に強い
夏山で山頂付近での使用です。
場所的に風がかなり強かったのですが、火が消えることはありませんでした。
風よけがいらないため荷物も少なく楽チンです。

シングルバーナーのクッカースターターセット、はじめから料理が目的で最低限料理ができるように揃っているといったセット内容のようです。しかしレビューしているユーザーさんに不満の声がないのが特徴。初心者でも安心して楽しめるとも書き込みがありました。

【イワタニプリムス マイクロンランタン P-541】

イワタニプリムス マイクロンランタン P-541
イワタニプリムス マイクロンランタン P-541
イワタニ・プリムスの定番ランタンP-541です。
出力:約320ルクス
ガス消費量:30g/h

レビューは9件、星も4以上ばかりの高評価です。少し口コミを見てみましょう。

・ホヤがガラスでないので割れない
・割れないのでハードケースが不要
・ガス消費量が少ない割りに、明るい
・付属袋はクッション性のあるもので、予備マントル入れても余裕
・イグナイタが壊れにくい(モンベルの天オートはガイシ部分がすぐ割れてしまった)
・軽い

道の駅で車中泊した未明に寒くて目が覚め、暖を取ったのがこのランタン。
あまりに明るいので、外から丸見えではないかと、ちょっと驚きました。

ランタンのみのアイテムなのですが、プリムスのアイテムのみならずランタンでもバーナーでもガスボンベは共通品です。その点こうしてランタン部分だけ販売されていると使いやすくていいですね。口コミにもありましたが、小さく頑丈に出来ているのに明るいとあるように信頼性は満点のようです。

【プリムス イータスパイダー P-ETA-ESP】

プリムス イータスパイダー P-ETA-ESP
プリムス イータスパイダー P-ETA-ESP
プリムスの定番クッカーです。
ポット容量:1L
収納サイズ:径16×12cm
重量:655g

Amazonレビューの星は4.6、レビューも書き込みが最も多い18件。そのレビューも的を得ていて参考になります。では少し見てみましょう。

バーナー自体は一点に火力が集中するタイプですが、極とろ火もできますので
このセットのまま、炊飯も難なくこなせますし、スモークのフタのおかげで中の様子も見えます。
ポットと樹脂ボウルは水切れがとても良いので、片付けもしやすいです。

登山でリュックに入れて持っていく場合、パッキングが気になるかと思います。
今回は山小屋宿泊の1泊2日の山行で使いましたが、バーナー部、本体、鍋、ガスカートリッジ(IP−110)が、付属収納ケースに収まりますので、それほど嵩張るとは感じませんでした。
風に強く、またバーナーとカートリッジが分離型のため安定感もあり、とても使いやすく満足しています。

クッカーの評価も相当高いですね。写真が何枚か投稿されているのですが、クッカーの鍋になる部分に全ての器具が収まり、持ち運べる点は登山には強い味方ですよね。レビューも多いし星も高得点な理由がわかります。

※集めた口コミはAmazonのレビューを参考にしています。

代表的なイワタニ・プリムスのアイテムの口コミを集めてみました。これだけ読んでても欲しくなってしまいますね。他にもイワタニ・プリムスの定番アイテムはありますのでチェックしてみてはいかがでしょう?

イワタニ・プリムスが取り扱うアイテムはバーナーだけじゃない!


イワタニ・プリムスの定番アイテムはバーナーやランタンだけではありません。ブランドとして自社開発しているのではないのですが、海外のアパレルやテントなど、アウトドア用品の日本代理店を事業としています。

イワタニというエネルギー商社は、プリムス、ドイター、ローバーなど、海外の名だたるブランドの輸入元です。日本で未展開だったブランドもイワタニプリムスの名のもとで全国展開しています。それでは現在イワタニ・プリムスが取り扱っているブランドを見てみましょう。

【プリムス】

1892年にスウェーデンで誕生した燃焼器具メーカー。100年以上の長い歴史をもったストーブメーカーで、ランタンやバーナーと言えばプリムスと昔からのキャンプ愛好者や登山愛好者からは慕われています。

【ドイター】

1898年創業のドイツのリュックサックメーカーの老舗です。元々は郵便局員用のバックを作っていて、ビジネスの拡大と共にアウトドア用のバックや旅行かばんなども作っていました。現在、日本ではイワタニ・プリムスが輸入代理店になっています。

【ローバー】

1923年創業のドイツの登山靴メーカーです。創業当時から完璧を目指すという職人気質の靴作りの姿勢を貫いているアウトドアシューズブランドです。100%ヨーロッパ生産で素材からヨーロピアンにこだわっています。日本人向けの靴を作ってもらうよう、イワタニ・プリムスからいろいろな提案をされているようです。

【ニーモ・イクイップメント】

2002年、アメリカの芸術・デザイン大学の学生だったカム・ブレンシンガーが在校中に起業したアウトドアブランドです。ニーモの優れたデザインと高度な技術をつぎ込まれて作られたギアは、世界中どこでも通用するというコンセプトの下作られています。日本ではいち早くイワタニ・プリムスがニーモと接触、どこよりも早く可能性に気づき、日本で唯一ニーモ・イクイップメントの輸入代理店として日本で展開しています。

【クライミング・テクノロジー】

ロッククライミング用のギア、アイテムを展開するイタリアのクライミングギア専門ブランドです。命を預けるカラビナやクライミングを助けるアイテムが盛り沢山。日本国内でもこれだけのクライミングアイテムを揃えるメーカーは珍しく、クライマー垂涎のメーカであることは間違いありません。日本ではイワタニ・プリムスが輸入総代理店を務めています。

【トランギア】

1925年創業のスウェーデンの老舗クッカーブランド。アルミクッカーの第一人者的メーカーです。特に1950年代から続くストームクッカーは70年近く年月が経っていてもシステムそのものが変わらないアイテムとなっています。完成されたアウトドア用システムクッカーの代名詞ともいえるメーカーです。

【ラーケン】

スペイン南部のムルシアで1912年に創業したアルミボトルメーカー。アルミボトルが日本で受け入れられたのはここ数年に思われますが、以前から登山用のアルミボトルはメジャーなポットでした。

ラーケンのアルミポットは一枚のアルミ板から整形され作られます。プレス加工という技法で、工程が細かく別れており一本のボトルを作るまでに23もの工程を経て作られます。

【ソース】

1989年に設立された自転車用の携帯ウォーターサーバーのメーカーです。自転車競技だけでなくトレイルランでも活躍しています。競技者専用の謳い文句もありますが、要は水筒を背負い両手をフリーにした状態で水分補給ができるというアイテムです。近年流行りのトレイルラン等の競技者がソースのリザーバーを積極的に採用しています。

【イワタニ】

アウトドアヒーターとカセットフーがヒット商品。アウトドアヒーターはコンビニでも手に入るカセットコンロ用のボンベで使える。冬の寒い時期のアウトドアアクティビティーに大活躍。永遠のロングセラーアイテムです。

【アイ・トレック】

6本爪アイゼンの専門メーカーで、日本ではアイ・トレックのシェアが8割を締めるほどの老舗ブランドです。すべての部品を日本製で作ることにこだわり、一切の妥協を許さない信頼のアイゼンメーカーです。雪山に強い味方がここにあります。

2017年9月現在、イワタニ・プリムスの取り扱うメーカーは9社。老舗から新進気鋭のブランド、日本でこだわりの物作りを貫いているメーカーまで様々です。

では次に取り扱いブランドのおすすめ商品を紹介していきます。

山ガールにおすすめ!「ドイタースリムライン」

「ドイター」 deuter バックパック フューチュラ 20 SL
「ドイター」 deuter バックパック フューチュラ 20 SL
素材: ナイロン・ポリエステル
サイズ: 20L

ドイターの注目ラインナップの中で最も特徴的なのがこちらの「ドイタースリムライン」です。

公式のHPには女性専用の記述があり、市場にあまたあるバックパックの中でも珍しいアイテムラインナップになっています。それではなぜドイターが女性専用のバックパックを設計して作っているのか?理由を見てみましょう。

・女性専用なら登山がもっと楽しくなる!

ドイターのスリムラインというラインアップは女性専用のバックパックとして非常に好評を得ています。ドイターがこのラインナップを作り出したのにはウェアやシューズには女性専用の物があるのに、バックパックには女性専用の設計のバックパックがないと気づいたことから、開発がスタートしました。女性専用とは一体何を指すのか?少し掘り下げて紹介します。

・登山やハイキングが男性目線のアクティビティーだった!

「山ガール」という言葉が認知されてきた昨今、登山を趣味とする女性が増えてきたのは周知の事実です。バックパックは基本的にどのメーカーも男性目線で作られていたため、いざ女性が使うとなると様々な問題が発生していました。

メーカーにはこんな悩みを訴える女性愛好家もいました。

・背負うと背中にフットしない

・長時間背負うと腰骨が痛くなる

・バックパックのバランスが悪くて歩きにくい

等々、問題は男性目線で設計されていた為なのですが、ユニセックスデザインのはずなのになぜ違和感を感じてしまうのでしょう?

そこでその違和感に老舗ブランドのドイターが目をつけて女性目線でバックパックを設計したのが始まり、スリムラインというバックパックは山ガールのためのバックパックとして誕生します。ではドイターのスリムラインは具体的にどう女性専用なのか?気になるところですよね。男性との体型の違いを見ながらスリムラインがなぜ女性用なのかを解説すると…

1)肩幅が違う

男性と女性では肩幅がまったく違います。男性はガッチリと肩が張り、女性は丸みを帯びたなで肩となります。肩幅がまったく違うため男性用に作られたバックパックを女性が背負うと、肩からずり落ちてしまったり、フィット感に違和感があったりとフィッティングが悪くなってしまいがちです。この違和感のため腰や骨盤に負担がかかり、腰が痛くなったり、フィット感に違和感があるのです。

2)背面長が違う

男性と女性では体の構造がそもそも違うため、背中の広さも違います。そのためバックパックを背負う面積も女性の場合は必然的に小さくなります。合わせて女性は腰の位置が高く、足も長いため男性向きで作られたバックパックでは疲労感が溜まりやすいのです。

3)骨盤の形が違う

女性の背中は腰からヒップにかけて弓形状の曲線になることが多く、比べて男性は骨盤が張り出すような形状になっています。このことが腰の高さの違いで、男性向けに開発されたバックパックはまっすぐなヒップフィンで女性の骨盤にはフィットしにくく負担がかかるのです。また、フィットしないということは面で支えず、点で支えることになるため、隙間が生じやすく痛みが発生する原因にもなるのです。

では、ドイタースリムラインの特徴を見てみましょう。

・肩幅を狭く、背面長を短く設計

男性モデルのバックパックと比べるとドイタースリムラインは背面長の長さがまったく違います。女性に合わせて短く設計しており、フィット感を増すように設計されています。また、ショルダーストラップの位置も女性に合わせて設計してあるため、肩甲骨でバックパックを支える仕組みとなっていて荷重が分散するため疲れにくくなっています。

・バストラインを避けたチェストベルト

男性用のバックパックのチェストベルトはバストライン中央付近に配置されている事が多く、女性がチェストベルトを締めるとバストに鑑賞してしまい非常に違和感がありました。スリムラインはここにも着目し、女性のバストトップ付近にチェストベルトを配し、不快感を排除するだけでなく荷重を支える大切な機能を持たせてあります。

・骨盤位でフィットする専用のヒップデザイン

バックパックの全体の荷重を腰にしっかりと伝える機能の要がヒップフィンと呼ばれるパーツです。スリムラインではこのヒップフィンを専用に設計し、女性が締めると骨盤に沿うように設計してあります。そのため骨盤全体でバックパックの荷重を支えることができ、疲れにくいバックパックになっています。

以上、ドイター・スリムラインは女性専用に設計されていることがお分かりいただけたでしょうか。気になった方は是非、お近くのアウトドアショップで試してみてください。

山に登るならこれを履け!「ローバー・アルパインプロGT」

LOWA(ローバー)アルパインプロ GT L210080 ブラック×ライム(9903)size:9.0
LOWA(ローバー)アルパインプロ GT L210080 ブラック×ライム(9903)size:9.0
重量:750g
素材:ナイロンファブリック、ラバー、ビブラムAlpTrac

2017年から日本の代理店がイワタニ・プリムスの取扱になったローバー社の登山ブーツ。2016年まではヨーロッパで展開しているモデルと異なり、日本モデルがメインでした。今年からイワタニ・プリムスの取扱として展開されるにあたり、ヨーロッパで展開されているモデルが日本でも販売されています。

今回紹介する「アルパインプロGT」はヨーロッパ展開されているアイテム。今までは日本人向けだった登山靴メーカーの本気がこのブーツには凝縮されています。

ローバーの登山靴は主にドイツの工場で生産されていて、岩稜登山靴はイタリアでデザインから製造までを管理されているのだとか。アルパインプロGTはイタリア製、完全に岩稜登山向けのブーツと言えます。

特徴的なのは取外し可能なタンで、ベルクロで位置を自在に変えられるため、微妙なフィット感を調整できます。3シーズンブーツでここまで機能的なブーツは他になく、凝った仕組みの登山靴ですね。

・クライミングやハードトレッキング向け?

アイゼンを装着できるように設計されているため、ハードな雪山登山でも活躍してくれます。日本の登山もヨーロッパの登山に負けないくらいハードな場面も多く、雪山は想像以上にハード、一つ持てばあらゆる状況に対応できるブーツは重宝します。

・ナチュナルな歩行感がGOOD!

ハードブーツともなると歩行中のゴツゴツ感は否めません。しかしアルパインプロGTはそんな違和感は皆無。ソールが程よくしなり、歩きやすく作られています。もしもあるきにくいと感じるなら、タンを外してベルクロを調整し、ジャストフィットするように調整してみてください。きっとここまで微調整できるんだと驚きます。

・何と言っても滑りにくい

岩場の多い日本のクライミングで実力を充分に発揮します。雨の降った後、滑りやすい岩場でこのブーツを使うとその違いは歴然。小さな足場でもカチッと安定して立てること、狭い段差でも立ちやすく設計されています。ここまでの安定感を求めるなら、「ブーツだからちょっと余裕のあるサイズを買う」のではなく、ジャストサイズで購入されることをおすすめします。

・難所続きの日本向き

アルパインプロGTに向いているのは剣岳や穂高岳などの本格的登山を楽しめる山です。他にも同じような機能を持つブーツもあるにはありますが、圧倒的に歩行性能が高いため、一度このブーツを履いて難所に向かったら手放せないブーツになります。そのくらい機能的で絶妙な設計がなされています。

もしこれから本格登山を始めるのなら、こちらのブーツは本当におすすめです。一度はいたらやめられないブーツ、是非試着して検討されてはいかがでしょう。

飲みたい時にすぐ飲める「SOURCE・ワイドパック」

SOURCE(ソース) ワイドパック 3L SH252
SOURCE(ソース) ワイドパック 3L SH252
サイズ:43×21cm
ホース長:90cm
容量:3L

プロロードレーサーもおすすめのジャグ「SOURCE・ワイドパック」は、1000kmを越すロードレースが頻繁に開催されるフランスでもその実力を認められたアイテムです。何が秀逸なのか、掘り下げてみました。

・邪魔にならない設計が秀逸

公道の自転車レース、最近日本でも各地で開催されることが多くなりました。自転車のレースで最も重要な事は「水分補給」です。自転車のフレームに付いている水筒に手を伸ばし、水分を補給するシーンを見たことがあると思います。この行為は実はレース中、大変なロスとなるのです。そのため背負って運べるワイドパックは飲みくちが手元に置ける為邪魔にならず、時間的なロスも低減できます。プロだけでなくロードツーリングを楽しむ方でも、もしもの事故を未然に防げるだけあっておすすめです。

・トレッキングでも使える!

山岳トレッキングでもこれらのアイテムを使用するユーザーが増えてきました。トレッキングだとどうしても荷物を多少背負わなければいけません。そこに水分補給用の水筒となると邪魔な存在になってしまいます。水分補給は欠かせないのですが、背負って持ち運べるとしたら、これほど便利なアイテムはありませんね。

凄くシンプルなアイテムですが、使い方は千差万別。パックを直接凍らせても破損することはないため、夏山登山でも重宝します。

山岳ガイドも絶対の信頼を置く「プリムス・イータスパイダー」

PRIMUS(プリムス) イータスパイダー P-ETA-ESP
PRIMUS(プリムス) イータスパイダー P-ETA-ESP
ポット容量:1L
収納サイズ:径16×12cm
重量:655g

先にもご紹介した、山岳登山ガイドもおすすめするクッカーです。最早定番のアイテムですが、なにが秀逸なのでしょう?

・あらゆる調理に対応してくれる

お湯を沸かす、焼く、煮る、などクッカーに求められる役割は多岐にわたります。特に冬場の山岳登山は水を作るという重要な役割も果たします。イータスパイダーはバーナーとクッカーがコンパクトに収納でき、一つあればあらゆる事をこなせると評判です。

・防風付きのバーナー部が秀逸

バーナーで多いのは防風になる物がついていないためなかなかお湯が沸かない等の問題点がつきまといます。しかしイータスパイダーにははじめからバーナー部を取り囲むように防風が付いていて、そのためお湯が沸くのが早く、ガスの消費量を抑えることができます。テント前でお湯を沸かしながら荷物の整理をすることが多い登山キャンプでは、整理し切る前にお湯が沸いてしまうほど熱効率が高く、それだけムダが少ないことを意味しているのです。

これだけ効率のいいクッカーだと、登山だけでなくキャンプでも活躍します。あなたがクッカーを探しているのであれば、イータスパイダーはぴったりですよ。

アルコールストーブの決定版!「トランギア・ストームクッカー」

trangia トランギア ストームクッカーL ブラックバージョン 〔クッカー コッヘル〕 (ブラック):TR-35-5UL
trangia トランギア ストームクッカーL ブラックバージョン 〔クッカー コッヘル〕 (ブラック):TR-35-5UL
重量:1149g
サイズ:径22×H10.5cm
素材:ノンスティック加工アルミ
セット内容:フライパン22cm、ソースパン(1.5L×1/1.75L×1)、アルコールバーナー

ここ数年のアウトドアブームでじわりと人気の出てきたアイテムがあります。それは「アルコールストーブ」。古くからあるアイテムなのですが、以前のアルコールストーブは大きく重たいものばかりだったのですが、イワタニ・プリムスから発売されている「トランギア・ストームクッカー」は小型軽量化されていて。持ち運びも便利。ガスストーブと互角の火力を持ち、キャンプ場でも目立ちます。

火力はガスストーブの火力に劣らず、パスタを茹でたり、炒めたりと使い方は多岐にわたります。

スタンドベースが防風使用のため火力のカロリーを外へ漏らさず使える点はストームクッカーの特徴で、貴重な火を大切に扱える点は本当に重宝します。

・燃料は何を使う?

ガソリンは大変危険なのでそれ以外のアルコールで使用して下さい。理想的なのは専用のアルコールです。防風部分も火にさらされるため熱くなりますが、ガスよりも安定した火を扱えます。特に高山登山の際は気圧に関係なく火がつくため、ガスストーブよりも扱いやすいですね。

・付属のマルチディスクが秀逸!

収納時に蓋代わりになるマルチディスクはまな板代わりになったり、鍋の湯切りに使えたりと、重宝するアイテムです。多彩な使い方ができる上安定した炎を使えるならガスよりもアルコールを使うというユーザーが多いのもうなずけます。

収納面もコンパクトかつ軽量に納まるため、持ち運ぶという点もクリア。最大の特徴は燃焼音がしない点です。ガスだと常に「コー」という音がしますがアルコールストーブならそのような音はないため、静かに調理を楽しめます。

火力自体はガスに劣るかもしれませんが、キャンプ場で大活躍すること間違い無し。また、安価なためガスストーブとアウトドア用の鍋を買い揃えるよりも遥かに経済的。弱点は特徴と割り切って楽しむのであればおすすめです。

イワタニ・プリムスの類似品を見分ける方法


イワタニ・プリムスにも類似品やプリムスの並行輸入品というのが出回っています。もしそれらに困らないようにされるのであれば、下記の点を注意して購入してください。

・「正規品」と書かれている信用のできる店で購入する

イワタニ・プリムスの取り扱っているアイテムは殆どが輸入品となります。正規品ならばイワタニ・プリムスから保証を受けることができ、もしものときに修理や交換など、メーカーとして対応してくれます。そのため並行輸入品や粗悪な類似品には気をつけてください。

・類似品を見分ける方法

怪しいお店で購入しない、並行輸入品に手を出さない事が最もリスクの低い方法なのですが、それでも見分けの付かない事や、名を語っているだけのお店もあります。

イワタニ・プリムスが取り扱っているアイテムは「総輸入元・イワタニ・プリムス」と明記されているので、そちらを確認してください。

また、並行輸入品は日本のアイテムと企画が若干違うものもあり、正規品がはまらない、すぐに壊れてしまった等のトラブルも考えられます。

現在イワタニ・プリムスが確認している類似品はイワタニ・プリムスのHP(http://www.iwatani-primus.co.jp/notice/index.html)に記載があります。紹介すると「ドイター」「ニーモ」のアイテムに類似品が確認されています。それらはヤフーオークションで購入されたアイテムと紹介されていますので、新品を購入検討されるのであればAmazonや楽天の正規品取扱店から購入されることをおすすめします。

イワタニ・プリムスが取り扱っているアイテムを見分けるのに、最も有効な手段は「日本語の取扱説明書と保証書」がついているかどうかを確認してほしいとアナウンスされています。安いからといって、並行輸入品に手を出すと、修理などに困ることになります。安心料だと思い、正規品を購入されることを強くおすすめします。

イワタニ・プリムスのSNSは?

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2017年現在、SNS等でイワタニ・プリムスはページやアカウントを作っていない様です。Instagramは「イワタニプリムス」と検索するとユーザーさんが投稿されています。そちらは使い方のヒントになったりユーザーレビューをしっかり書いてあったりするので、購入前の参考になります。

イワタニ・プリムスのアイテムはどこで買える?

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イワタニ・プリムスにショールームはなく、全国のアウトドアショップで購入できます。また、WEBサイトでの購入もでき、そちらは定番のガスコンロから水、アウトドア用品まで揃っています。

出典:イワタニグループの通販サイト|イワタニアイコレクト
http://www.iwatani-i-collect.com/

もしお近くにアウトドアショップがないという方がいらっしゃいましたら、一度イワタニ i コレクトを覗いてみてください。見ているだけでもワクワクするWEBサイトになってますよ。
また、イワタニ・プリムスのWEBサイトには取り扱っているアイテムの全てが載っています。そちらも覗いてみるといいですね。

出典:イワタニ・プリムス株式会社
http://www.iwatani-primus.co.jp/index.html

イワタニ・プリムスが取り扱うブランドアイテムをおすすめする3つの理由


イワタニ・プリムスの歴史や取り扱っているアイテムをまとめました、いかがだったでしょうか?

最後に筆者がイワタニ・プリムスのアイテムをおすすめする理由を3つ紹介します。

1・アイテムは世界中から良いものをセレクトしている

イワタニ・プリムスが手がけているアイテムは世界中から輸入されています。ただし何でも良いわけではなく、歴史のあるメーカーや、こだわりのメーカーなどから集められていて、良い物を届けたいという気概があります。それはエネルギー商社だからではなく、キャンプを通じて生活を豊かにしたいという経営理念からそのような動きになるのだと証明されています。

2・日本製にこだわらない柔軟さがある

日本で扱うブランドなので日本人好みに作り変える商社や代理店は珍しくありません。しかしイワタニ・プリムスはヨーロッパで売られていアイテムや老舗ブランドとのコラボレーションでオリジナルを世の中に発信し続けています。ドイターのバックパックやローバーの登山靴はその一例、「本物とは?」という問いかけとともに日本に発信し続ける姿勢は頭が下がります。

3・お客様ファーストの対応

今回の執筆にあたり、岩谷産業様、イワタニ・プリムス様に電話取材を行いました。価格コムやAmazonのレビューを読んでも不満を書き込む方はおらず、アイテムが本物であることに誇りを持たれています。もっと言及すると何十年も前に販売したアイテムの部品を切らさずに持っている点、これはメーカーではなかなか難しく、買い替えを促す所もあるくらいです。イワタニ・プリムス様はその点一人ひとりを大切にする姿勢を貫いています。

エネルギー商社だと思っていた岩谷産業は思いもよらずアウトドア部門で重要なポジションにあったことは驚きでした。なかなかイワタニという名前の出てこない会社ですが、今後も取り扱うメーカーを増やしていく予定だそうです。ますます目の離せない商社になりそうですね。

おまけ:買い換えるときのこと

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かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。

そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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