グレゴリーの登山用ザックが定番人気でおすすめの理由
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引用:gregory.jp
ザックのメーカーでグレゴリーを愛用する人は少なくありません。登山をしない人でも、グレゴリーのデイパックは一度は目にしたことがあると言えるほど、街中で背負っている人も多いです。シンプルなデザインながら、カラーリングは沢山のバリエーションがあり、自分好みのバッグを見つけることができます。そんなグレゴリー、もとは登山用ザック専門のメーカーとして誕生し、いまでも並々ならぬ熱意をもって新しいザックを世に送り出しています。持っていて損はないグレゴリーのバックの魅力をご紹介します。
グレゴリーは登山用ザックの専門メーカーとして誕生
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グレゴリーの創始者は、14歳の時に初めてバックパックを自作してから、ずっとバックパック専門に開発を行ってきました。自分でも山登りをする一方、マウンテンガイドや一般顧客と意見を頻繁に交換し合い、その内容をフィードバックさせた製品は、まさに登山愛好家が作る、鋭い視点の機能が満載です。
グレゴリーのバックは、フィット感がトップクラスと言われます。それは、創業者自身がフィッティングが何より重要であると考え、人間工学に基づいたデザイン、最高品質へのこだわりを貫いた商品開発を行っているからなのです。
グレゴリーの登山用ザックのフィット感のすごさ
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グレゴリーのザックは、試着してみると背負う感じではなく、着ている感覚です。そのくらい身体にフィットするのです。実際に荷物を入れて山道を歩いても、身体の揺れや姿勢の変化に柔軟に対応してくれるショルダーベルト、ヒップベルトが身体の負担を軽減します。肩が引っ張られるような感覚はなく、腰で背負う感覚なので、重量があっても非常に楽に移動ができるのです。荷物は身体から離れるほど重く感じるもので、自分の重心である丹田(おへその下)付近に、重量が密着していればかなりの重量でも運べるものなのです。
グレゴリーの公式サイトには、フィッティングのポイントが男女別に詳しく紹介されているので、非常に参考になります。購入時には、お店の店員さんと相談しながら決めることが多いと思いますが、実際に重りを入れて背負ってみて自分にピッタリくるものを見つけることが大切です。
グレゴリー登山用ザックのフィッティングポイント
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グレゴリーの公式サイトのフィッティングガイドを参考にフィッティングで気を付ける点をご紹介します。まずは男女共通でショルダーハーネスの調整です。ショルダーハーネスが肩に食い込んだり、浮いてしまうのはバックパック自体のサイズが合っていないのだそう。正しくフィットしていれば、背中とザックが張り付いたようになり、動いても左右にぶれない安定感を生み出します。
次に、男女共通でウエストベルトの調整。腰骨の上端より約2.5cmほど上に、ベルトのパッド部分の上端が触れるように装着することが重要です。これで初めて腰で重量を支えることができます。ここがフィットしていないと、肩に負担がかかるなどして疲労や痛み、怪我の原因ともなります。
ショルダーハーネスを横で支えるチェストストラップの位置も重要。脇の下のラインに合わせ、チェストストラップの高さを調整します。女性用のデザインではバストに干渉しない設計になっているため、女性はやはり女性用を選択するのがおすすめ。女性モデルの場合は肩中央部に載るよう調整しましょう。
グレゴリーの登山用ザック新モデルのおすすめポイント
引用:gregory.jp
2017年春モデルとして発売され、人気となった新モデルのパラゴンとメイブン。パラゴンは男性用でメイブンは女性用のモデルです。グレゴリーは、男性用と女性用で製品の名前が異なるのですね。40周年を迎えるグレゴリーの技術と経験を凝縮した素晴らしい機能を搭載しています。
まずなんといっても便利なのが、サングラスクイックストウというサングラスの収納ポケット。山での日差しは強いことが多く、最近では必須アイテムともなっているサングラス。ちょっとしまいたいけど、傷つけてしまいそうなんて気にするのが億劫でした。その点、このサングラスクイックストウは左のショルダーハーネス上にあり、ザックを降ろさなくても、サングラスに傷をつける心配なく簡単に収納できます。
また、本体内部の仕切りは簡単に取り外しが可能で、軽い雨蓋としての利用も可能。取り去ってしまうことでさらなる軽量化も可能なのです。ザック自体のデザインも非常に美しく、注目のシリーズです。
容量:58リットル(M/L)
重量:本体=1.62kg(M/L)
容量:65リットル
重量:1.56kg
グレゴリーのおすすめ最強登山ザックはバルトロ!
引用:Youtube by Akimama News
グレゴリーの魅力にとりつかれたファンは、本格的な登山用ザックを背負って心を奪われた人がほとんどなのだそう。重い荷物を詰めて登山するときにこそ実感するグレゴリーの機能性は絶大な信頼を得ています。テント泊など大容量を背負う登山客にファンが多いモデル、それがバルトロです。デイパック界のロールスロイスとか、最強の登山戦士バックとか様々に褒めたたえられているおすすめの登山用ザックなのです。重さは、同じくらい人気のスタウトよりも600gほど重いのですが、それを補って余りある背面へのフィット感。値段の高さから、候補の一番下にあったとしても、フィッティングしてみるとその背負い心地で即購入してしまう威力を持つ魔のザックです。グレゴリーの技術が集約された機能性と、こだわり抜いたフィット性。特に他のシリーズよりも明らかに堅牢なヒップベルトはかなり厚みがあり、見た目の説得力がすごいです。グレゴリーが誇る、登山用ザックというのも納得のモデルです。
容量:55リットル
重量:本体=2.10kg(M)
グレゴリーのザックは日々進化している
今年40周年を迎えるグレゴリーですが、新たに新モデルを発表するなど快適な機能性への追求は終わることがありません。もし、グレゴリーの登山用ザックを背負ったことがなかったら、ぜひ背負ってその背負い心地を実感してみて下さい。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。