伊吹山のまとめ一覧
伊吹山について
伊吹山(いぶきやま、いぶきさん)は滋賀県と岐阜県の境に位置する標高1,377メートルの山です。日本百名山、新・花の百名山、一等三角点百名山、関西百名山、近畿百名山、岐阜百山のひとつに選定されています。地元ではもっぱら「いぶきやま」と呼ばれ愛されています。 山域は琵琶湖国定公園にも指定され、その自然が護られていますが、古くから大和国家成立との関連が指摘される歴史の古い山で旧約聖書と大和国家成立の関連を指摘する歴史家の間では、近畿地方の地名に今も残る土地のパワーを示した「生命の樹」の「神の息吹」をあらわすビナー(理解)」の地に位置するという説もある、大変ミステリアスな魅力のあふれる山です。 昔から神の宿る山として信仰され、古事記ではヤマトタケルが牛のように大きい白猪「伊吹大明神」と戦って敗れた「伊服阜能山」として登場することから、山頂にはヤマトタケルと白猪の山の神の像が祀られています。また表登山ルート三合目西側にある「高屋」はヤマトタケルが山の神と出会った場所とされ、ヤマトタケルの像が祀られるほか、滋賀県側の山麓に「伊吹神社」が点在し、岐阜県側にも「伊富岐神社」があります。 日本書紀でも大蛇が守る「五十葺山」また「膽吹山」として登場するほか、また役小角弥高寺と大平寺を建立したことから、修験道で「大乗峰」と呼ぶ霊峰としても知られています。「玉井の伝承」や平性の環境省選定名水百選に選ばれた「居醒(いさめ)の清水」など、清らかな水で知られる山でもあります。 引用:https://flic.kr/p/opAcja