はじめての登山で気をつけたい服装のポイントは?
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最近TVや雑誌で流行りの登山。あまりにも軽装で登山に出かけ、思わぬトラブルに巻き込まれる痛ましい事故も増えています。今回は登山に行く前に揃えておきたい服装を、日本のアウトドアブランドの老舗モンベル製品を中心に紹介します。
これを読めば「知らなかった!」が解決できますよ!参考になさってください。
安全・快適な登山を楽しむために
引用:montbell.jp
最近流行りの登山は、安全や快適性を重視したアイテムがたくさん出ています。しかし登山に出かけるにはあまりに軽装で行かれる方も多く、山の天候の変わりやすさを知らずに大変危険な目に合われる方も跡を絶ちません。これは安全をあまりにも軽視しすぎていて起こる事故ではなく、知らないから起こる事故で、基本的な服装や装備を知っていれば防げるのです。
今回は日本を代表する登山服メーカー「モンベル」のアイテムを基礎知識を踏まえて紹介します。これを読んで今年の登山は安全で快適なレジャーにしましょう!
登山に必要な基本ウェア~アウター(レイン)ウェア編
引用:montbell.jp
「山の天候は変わりやすい」と聞いたことはありませんか?よくニュースやドキュメンタリー番組で言われていることですね。山の天候は確かに変わりやすく、1時間前までは快晴だったのに突然曇り、雨が降るなんてことはどの季節でもありうることです。そこで登山に出かける際に必携になっているのは「アウターウェア」で、上下セットで必ず揃えて持っていく必要があります。
アウターウェアは行動中にかいた汗を逃してくれる機能的な物がベスト、コンビニなどで売られているビニールカッパは汗で内側から濡れてしまうためおすすめできません。
モンベル社から販売されているアウタージャケットはしっかりと雨の侵入を防ぎ、スムーズに湿気を逃してくれるため、登山用のアウタージャケットとして活躍してくれます。また、軽量、コンパクト設計のため荷物にならず、防水バックに入れておけば不意の雨降りでも安心です。登山用品で真っ先に揃えておきたいアイテムですね。
素材構成: ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー
サイズレンジ:S、M、L、XL
素材構成: ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー
サイズレンジ:S、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S
登山に必要な基本ウェア~ミドルレイヤー編
引用:montbell.jp
ミドルレイヤーとは行動着、中間着という意味で、アウターウェアの下に着込むウェアのことです。アウターウェアは脱ぎ着が楽なのに対し、こちらは汗をかいても素早く乾き、動きやすい服装です。暑い日は首元を開けたりと温度調節ができる機能的なアイテムを選びましょう。
また、登山中の木の枝や虫刺され、日焼けなどから肌を守ってくれる役割も兼ねています。長袖のミドルレイヤーが多いのはその為で、羽織るタイプの物もあります。
【モンベル ライトシェルパーカー】
防風性や撥水性を備えたシェル素材に温かく蒸れにくい裏地を組み合わせたパーカーです。夏季の高山や春山ハイクに最適で、一年を通じて活躍します。
裏地/クリマプラスメッシュ
平均重量:309g
収納サイズ:5.5×10×16.3cm
【シャミース ジャケット】
素材構成: シャミース™
サイズレンジ:S、M、L、XL
薄手でも着心地がよく温かいミドルレイヤー。肌触りの良い素材を使用して人気の一枚。通年着られる定番商品です。
登山に必要な基本ウェア~ベースレイヤー編
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ベースレイヤーとはいわゆる肌着のことです。予想している以上に大量に汗をかく登山では、汗を素早く吸収して拡散させ、肌をドライに保ち、汗冷えを防ぐことが大切です。ミドルレイヤーの下に高機能発汗素材を使用したベースレイヤーを着ることで、汗冷えを防ぐとともに行動しやすい服装が完成します。
【モンベル ベースレイヤー】
モンベルのベースレイヤーは数種類あります。どれも高機能でオールシーズン着用でき、登山だけでなく、夏場のウォータースポーツでも活躍しますよ!
素材構成: ジオライン(ポリエステル100%)
サイズレンジ:XS、S、M、L、XL
登山に必要な基本ウェア~その他編
引用:montbell.jp
アウター、ミドル、ベースレイヤーの他にも、帽子やグローブ等の紫外線対策や、快適に行動するためにパンツやスカートなど、モンベルのアイテムは登山者にとってかゆいところまで手の届くラインナップになっています。実はこの「その他の装備」こそ重要で、紫外線対策を怠ると山の照りつけに肌がやられて、やけどのような日焼けをします。山は100m上がる度に紫外線が1%ずつアップすると言われているので、しっかりと装備しておきたいですね。
【モンベル メッシュクラッシャーキャップ/ハット】
素材構成: ゴアテックス®ファブリクス・3レイヤー
清涼なメッシュ素材の物を使用したキャップ。暑い夏でも快適に被ることができます。
【モンベル クールグローブ】
【平均重量】23g
【機能】タッチパネル操作対応・アウトドアでも安心のUVカット
案外見落としがちな手の保護。素手で登山に行くと、どこかしら切れたり擦りむいたりすることあるので、装備として持っておきたいアイテムです。
安全快適に登山を楽しもう!レイヤリングのコツ
モンベルの製品を紹介するとともに服装の重要性をまとめてみました。いかがだったでしょうか?
登山は安全で快適に楽しんでこそです。ここで紹介したアウター、ミドル、ベースの各服装を一通り揃えて、楽しみましょう。最後にレイヤリング(重ね着)の重要性についてお伝えします。登山では標高が100m上がる度に気温が0.5℃前後低くなります。風速も1m/s増すごとに体感温度が低くなります。そのため登頂直前では体感温度が10℃前後低くなるのでレイヤリングは重要度を増します。事故の起こる原因の一つに、低温で動けなくなる事例もありますから、防寒対策はしっかりとしましょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。