ホグロフスの人気バックパック14選|防水、タウンユース、子供用など目的別にご紹介
目次
北欧の洗練されたデザインと機能性。100年以上続く歴史の中で、ホグロフスは創業者の意思を引き継ぎながら数々の名品を生み出してきました。
ホグロフスは手縫いのバックパック製作からスタートし、現在、アウトドア用途からタウンユースまで幅広い製品を展開しています。
ここでは、ホグロフスのバックパックをお探しの人のために、人気モデルを目的別にご紹介します。バックパックの簡単なメンテナンス方法も合わせて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ホグロフス(Haglöfs)とは
ホグロフスは、バックパック、ウエアなどを製造・販売するスウェーデンのアウトドアメーカーです。1914年、創業者のヴィクトル・ホグロフが、自宅の農場にある作業小屋で手縫いのバックパック製作をはじめ、1916年に正式に会社を設立しました。
ヴィクトル・ホグロフは、器用さとビジネスセンスを併せ持つ人物でした。彼が最初に手がけたモデルは、林業従事者、ハンター、漁師など、過酷な環境下で使えるバックパックを必要としていた人々を中心に支持を集めます。
優れた耐久性や機能性が評価され、ホグロフスのバックパックはスウェーデンのスクールバッグの定番にもなりました。
1950年、ヴィクトル・ホグロフの息子、ハンスとルドルフが家業を受け継ぎ、彼らはのちに画期的なフレーム構造のバックパックを考案します。1978年には、テントや寝袋を扱う会社「マンバイス」と合併し、スウェーデンを代表するアウトドアメーカーへと成長しました。
その後、1993年に発表したバックパック「タイト」が世界的なヒットを記録し、ホグロフスはさらなる躍進を遂げます。タイトは販売から20年以上経過したモデルですが、復刻されて現在のラインアップに加わりました。
ISPOアワード(国際スポーツ用品・ファッション総合見本市)をはじめ、2006年から数々の製品が世界的なアウトドアアワードを受賞し、2014年には創業100周年を迎えます。
現在のホグロフスは、創業者の意思に由来する優れた品質を備える製品を開発し、アウトドア愛好家や一般ユーザーらに指名される人気ブランドとなりました。
ホグロフスの人気バックパック14選
ホグロフスの人気バックパックを目的別ご紹介します。
防水・アウトドア用バックパック
カトラ
摩耗性に優れ、かつメンテナンスの簡単なタール防水布を使用したバックパックです。雨蓋が上部をカバーし、メインの荷室は巾着型の開閉を採用することで、防水性とセキュリティー面を強化しています。
アウトドアに必要な機能や耐久性を備えながら、15インチノートPCに対応したインナーを配し、アウトドアからビジネス、通学と幅広く使えるモデルです。
日帰りハイキングやタウンユースメインでは25L、小屋利用の登山も楽しむなら35Lがおすすめでしょう。
カトラロールトップ30リットル
重量:1000 g
防水性や摩耗性に優れた『カトラ』シリーズのロールトップ仕様モデルです。ロールトップを採用したことで、荷物に合わせてバックパックのサイズを調整できるようになりました。また、ノートPC用のインナーも備え、アウトドアのみならず普段使いもできる万能モデルです。
タウンユース
コーカー
重量:910 g
容量:約20L
重量:850 g
容量:約18L
重量:488 g
容量:約11L
コーカーはホグロフスを代表するロングセラー商品です。
最大の特徴は、大きく開閉するサイドパネルにより荷物へのアクセスが容易なことです。容量はLサイズが20L、Mサイズが18L、Sサイズが11Lで、Lサイズには15インチノートPCに対応した収納が設けられます。PCの持ち運びやフィット感を考慮しながらサイズを選ぶとよいでしょう。
ヘリオス VX
重量:835 g
容量:約25L
先進的な機能性とデザインを持つバックパックです。素材は引っ張り強度に優れたポリエステルとナイロン素材のラミネート加工により、強度と耐候性を追求しています。ロールトップ式と防水サイドファスナーを採用したことで、荷室へのアクセスが容易になりました。街中での使い勝手を追求した多機能バックパックです。
タイト オリジナル
重量:約18L
容量:580 g
重量:650 g
容量:約27L
重量:1240 g
容量:約32L
重量:1310 g
容量:約35L
1993年に発売され大ヒットした商品が、現代的なアレンジを加えて復刻されました。タイトはその名の通り、タイトなフィット感を重視したモデルで、抜群のフィット感・安定感を誇ります。
ここではタウンユースに分類しましたが、軽いハイキングやトレッキングにも十分使えるでしょう。伝統的なティアドロップ型のフォルムや蛍光カラーを取り入れ、往年のファンには懐かしい、若い世代には新鮮なモデルです。
子供用バックパック
コーカーXS
重量:288 g
容量:約5L
大人気のコーカーシリーズを、2歳~4歳ぐらいのお子様向けにアレンジしたモデルです。容量5Lの小型モデルながら、大きく開くサイドパネルや、型崩れしにくいボックス構造など、大人版コーカーの機能をそのまま受け継いでいます。絵本やお弁当、おもちゃなどの持ち運びにおすすめです。
タイトジュニア
重量:488 g
重量:372 g
タイトのフィット感はそのままに、中学生未満の子供用にサイズダウンしたモデルです。子供の体型に合わせたショルダーストラップや、暗闇でも視認しやすい再帰反射プリントを施し、安全性を高めています。
バックパックの購入時には、なるべくフィッティングを確かめよう
あまり知られていませんが、シューズやウエアと同じように、バックパックにもフィッティングが存在します。そのため、大型バックパックの多くには背面長の調整機構が備えられています。
20〜30Lの小型バックパックであれば神経質になる必要はありませんが、同じサイズでも個人の体型やメーカーによりフィット感や背負い心地が異なります。やはり、専門店に足を運び、バックパックを実際に背負い、専門スタッフに相談しながら決めるのが安心です。
ホグロフスは全国に店舗を展開していますので、詳しくは公式サイトの店舗一覧を確認してください。バックパックのフィッティングについてはこちらの記事も参考に。
バックパックの簡単メンテナンス方法
バックパックを長持ちさせるためには、メンテナンスが欠かせません。最後に、ご自宅でできるバックパックのメンテナンス方法をご紹介しましょう。
ほこりや汚れを落とす:洗濯機はNG
使用後のバックパックは、まずゴミや汚れをブラシなどでしっかりとで落とします。落ちにくい汚れの場合は中性洗剤を使いましょう。洗剤の使用後は軽く水で洗い流し、洗剤が生地に残らないよう注意しましょう。
背面パッドはよく絞った濡れタオルで拭き、臭いが気になる場合は風通しのよい場所で乾燥させます。
メンテナンスに洗濯機の使用は控えましょう。生地やパーツを痛める原因になりかねません。もし丸洗いする場合は、浴槽などを使い優しく手洗いしてください。
湿気のない風通しのよい場所に保管しよう
メンテナンス後は、風通しの良い日陰で乾かします。直射日光に当てると素材の劣化の原因になりますので注意が必要です。
また、湿気もバックパックを劣化させる要因のひとつです。保管には湿気のたまりにくい場所を選び、壁やラックに吊して保管するのが理想です。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
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