簡単!美味しい山ごはんレシピ
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山で食べるごはんは美味しい!山デビューした初心者がまず実感する感想です。インスタントやコンビニのおにぎりでも充分おいしさを感じられますが、慣れてくると物足りなくなってくるもの。山を存分に楽しむためにも、山ごはんデビューしてみましょう!初心者でも簡単に作れるレシピを一挙ご紹介!山の魅力が一段と増します。
まずはバーナーとクッカー、ナイフを用意♪
山ごはんの基本である、バーナーとクッカーを用意しましょう。特にバーナーはただお湯を沸かすだけでもぐっと非日常感がますのでオススメです。火力も安定したタイプが多く、アウトドア環境でも抜群の性能を披露してくれるので使い勝手も抜群と言えます。チタンタイプのクッカーがあると料理の幅も広がります。ソーセージをボイルするだけでも美味しさは格別です。まずは、基本となる道具を用意することから始めてみましょう。
ナイフなどは、料理意外にも使うことが可能です。万能ナイフが1本あると、登山全体で大活躍します。まだ持っていない人は、料理用の簡単なタイプから1本用意してみることをオススメします。
道具が揃ったらすぐできる、初心者でも簡単にできる美味しいオススメレシピを、厳選して3つご紹介します。
デビュー戦には「マルタイの棒ラーメン」がオススメ
手軽でかさばらず持ち運びにも便利な棒ラーメンは、山ごはん初心者にぜひオススメしたい料理です。バーナーとクッカーでお湯を沸かして煮込めばすぐに完成!初めて山で料理が完成したときは、感動することさえあります。トッピングに乾燥ネギやあおさを持っていくこともオススメです。軽くて負担にならないながら、味がさらに良くなります。
ガッツリ食べたい人には小分けにしたスライス切り餅もオススメです。風味とボリュームが増し、良いアクセントになります。
ポイントとしてはスープのお湯の量を少なく作ることです。山でスープを捨てる行為はよろしくありません。また、汁が残っているとにおいやリュックの中での保管に難儀します。最初から少量に押さえておき、手間をかけずに美味しく食べきることがポイントです。
高野豆腐を使ってボリューム満点の煮物を作ろう!
素朴でどこかなつかしい魅力がある煮物。山行が長くなってくると、つい食べたくなる家庭の味です。時間をかけないとできないと思いきや、材料を工夫すれば山でも簡単に作れます。栄養満点で腹持ちもいいので一石二鳥。
まず、1回分の材料を事前に小分けに用意しておきます。干し椎茸や乾燥昆布、高野豆腐など、軽くて手軽に調理できる材料を選びましょう。高野豆腐は1口サイズに切っておくと調理も楽です。手間がかかりそうな味付けも、粉末だしやうどんのスープなどを使えば簡単にできます。
作り方も難しくありません。まず干し椎茸や乾燥昆布を水で戻したら、15分くらい煮込み、最後に粉末だしなどで味付けすればOK。調理時間が少し長くなりますが、友達と話しながら料理すればあっというまに時が過ぎて行きます。煮物もできると、長期登山も視野に入れることも可能です。
山で食べると格別に美味しいトッピングカレー
キャンプの定番・カレー。しかし山で食べるカレーは十分に煮込めないせいか、あまり美味しくないと意見もあります。確かに切ったり炒めたりするのは向いてはいません。でも、気に入っている食材をトッピングするカレーなら心配無用。時短しつつ、美味しいカレーを味わうことができます。
作り方はとっても楽チン。まずカレーのルーを作ったら持ち込んだ材料をトッピングしていくだけでOK。クッカーでボイルしたソーセージを載せたり、チーズを1口大にカットして入れるだけでコクがましてとっても美味しくなります。
ワンポイントとしてフライドオニオンを入れると、長く炒めたような奥深い味わいをプラスできるのです。カレーなので、1人でも美味しいですし、大人数で登山している時にも、安心して食べることができる料理です。意外とカレーを美味しく作れることを知らない人もいますので、手早く美味しいカレーを作って振る舞えばあなたの株も急上昇するかもしれません。
慣れてくればいろいろな料理が楽しめる!
山ごはんも経験が大切。まず挑戦してみて、回数を重ねていくとどんどんスキルが上がって行きます。多少失敗してしまっても、美しい自然の中で食べると気にならないから不思議です。和食・洋食・中華など、山でできる料理はとても多いです。少しづつチャレンジしていきながら、山ごはんのプロに近づいていきませんか?プロになると、オリジナルレシピを開発することも可能です。ここまで来ると、料理をするために登山などという楽しみ方もできます。
山の新しい魅力を発見!?挑戦してみよう山ごはん
爽やかな青空の下で味わう料理は特別美味しいです。地上を離れた山の上なら格別と言えます。今までできてもインスタントで済ませていた方も、思い切って山ごはんデビューしていませんか?早速次の登山でチャレンジしてみましょう♪
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。