フリースがあれば安心!登山は温度調整のしやすい服装を心がけよう

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2016.12.22

引用:PEXELS

登山にチャレンジしたいと思っても、ウェアは何を準備すればいいか迷うこともあるのではないでしょうか。そこで今回は使い勝手のいいフリースについて紹介します。軽くて暖かいフリースは普段着としても人気のアイテムですが、登山でも大いに活躍してくれるからです。しかも上着に限らず、帽子や手袋に至るまでフリースは登山との相性抜群。この機会に1年中使えるフリースについて知っておきましょう。

そもそもフリースってどんな生地?

18_1引用:photoAC

フリースはポリエステルを材料としていて起毛加工されているという特徴があります。起毛加工されていることで、空気が暖まりやすく、しかも通気性がいいので、乾きやすいというメリットもあります。登山のように汗をかきやすい運動をするときには、とても使い勝手のいい生地といえるでしょう。
一方で、フリースは耐久性が低く、毛玉ができやすいというデメリットもあります。毛玉ができると、保温性が低下してしまうので、ウェアを選ぶときはそのような点も考慮して購入するようにしましょう。最近では毛玉ができにくいように加工された製品も登場しています。
手入れに関しては洗濯機で丸洗いできて便利です。このときは、他の洗濯物とは分けて短めの時間で洗うと生地を傷めずにすみますよ。

ミッドレイヤーにフリースはおすすめ

登山をする際のウェアは、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターレイヤーの3つのレイヤーで考える必要があります。ベースレイヤーはアンダーウェアのことで、一番外側に着るのはアウターレイヤーです。山は天気が変わりやすく、温度変化も大きいので、重ね着をしてこまめに温度調整できる服装で行くことをおすすめします。
このなかでフリース素材として適しているのはミッドレイヤーです。保温性、透湿性ともに優れているので、むれることなく暖かい状態を保つことができるからです。夏登山でも標高の高い山では必要になることもありますし、それ以外の季節ではなおさら重宝します。フリースは、薄手のもの、やや薄手のもの、中厚手のものなど種類がありますが、冬場は薄めのフリースを2枚入れておくと温度調整がしやすく、便利ですよ。

ミッドレイヤーとしておすすめのフリース

18_3引用:Amazon

モンベル(mont-bell) シャミースジャケットは薄くて軽いので、ミッドレイヤーとしておすすめです。カラーバリエーションも豊富なので、きっと自分好みの色も見つかりますよ。肌触りのよさは格別で、登山用だけではなく、普段着としても使いたくなる製品です。普段着というと、ユニクロでもいいのでは?と思うかもしれませんが、縫製や機能性が大きくちがうので、併せて使うことをおすすめします。
また、このシャミースジャケットなどモンベルのフリースジャケットはジッパーが皮膚に直接当たらないようになっている点が1つのポイント。長時間の登山となると、そういった小さな不快感が大きな不快感につながるので、そのような点でもモンベルのジャケットはおすすめです。
このフリースは普段着であればアウターとしても使えますが、登山ではミッドレイヤーとして使うといいでしょう。冬登山であれば、厚手のアウトレイヤーと合わせたり、薄手のフリースを2枚重ねることで防寒対策を図ることができます。

冬登山であればパンツもフリースがおすすめ

18_4引用:Amazon

praise(プレイズ)秋冬用保温トレッキンググローブは裏地はフリース、外側はタッチパネルに対応していて、滑り止め加工も施されています。撥水加工もされおており、防風性が高いので、冬登山にも十分対応しています。シンプルなデザインなので、普段使いも可能。バイクや自転車を運転するときにも、便利ですよ。
帽子に関してはネックウォーマーと一体になって、頭から首にかけて覆うタイプのものもあります。雪道を歩くような登山のときは、重宝するアイテムですし、こちらも普段使いが可能です。

手袋や帽子もフリースのものがある

18_5引用:Amazon

praise(プレイズ)秋冬用保温トレッキンググローブは裏地はフリース、外側はタッチパネルに対応していて、滑り止め加工も施されています。撥水加工もされおており、防風性が高いので、冬登山にも十分対応しています。シンプルなデザインなので、普段使いも可能。バイクや自転車を運転するときにも、便利ですよ。
帽子に関してはネックウォーマーと一体になって、頭から首にかけて覆うタイプのものもあります。雪道を歩くような登山のときは、重宝するアイテムですし、こちらも普段使いが可能です。

フリースを上手に活用して快適に登山をしよう

フリース生地のウェアは保温性と透湿性に優れていて、登山の際にとても役立ちます。薄手のものを複数枚用意しておくと、重ね着をするなどして1年を通して使うことができるので、おすすめです。ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターレイヤーのなかでいうとミッドレイヤーが最適。上着以外にも、パンツやグローブ、帽子などでフリースは使われていますが、それらは主に冬用なので、登山に慣れてきてから購入してもいいでしょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。