オシャレ感と華やかさがグッとアップ!キャンプ用ラグ
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引用:pixabay.com
一昔前まではキャンプ用品というと質実剛健で実用性重視のものばかりでしたが、最近は「グランピング」の流行もあってキャンプというレジャー自体がおしゃれなイメージに変わりつつあります。女性ファッション誌などでもアウトドア系のアイテムが特集されることも増えてきました。
今回は、キャンプをグッと華やかにしてくれるおしゃれな「ラグ」をご紹介します。
まずはおさらい。キャンプの敷物といえばテントマット
キャンプのときテントに敷くものといえば、テントマットですね。
テントマットを敷く目的は、「断熱性」と「クッション性」です。断熱性のあるマットを敷くことで、地面からの底冷えを防ぎます。いくら毛布やシュラフにくるまっても、テントマットがないと暖かく眠ることはできません。また、地面はゴツゴツと堅いので、寝心地・座り心地をよくするためにもクッション性が欲しいですね。
一般的には、銀の発泡マットやインフレーターマットがよく使われています。
収納サイズ:120×32×5cm
重量:約1.6kg
オシャレ感をアップしてくれるラグ
テントマットを敷けば快適性としては充分なのですが、個性やオシャレ感をだしていきたいならラグを敷くのがおすすめです。
インテリアショップ等でさまざまなラグが売られていますが、キャンプ用として最近人気なのがメキシカンラグ。華やかさがありますし、自然のなかでもしっくりとなじみます。大きさや色柄もさまざまなタイプがあるので、お使いのテントの大きさなどに合わせて選んでみてください。
ベースカラー:ベージュ・ブラウン・ターコイズ
素材:アクリル90% ポリエステル10%
MADE IN INDIA
ラグとして売られているものだけでなく、ブランケットなどの小物をチェアマットなどとして使うのも良いですね。
柄:ボーダー
メキシカンラグの素材は綿・アクリル
メキシカンラグの素材は、綿を使ったものとアクリルなどの化学繊維系のものの大きく2種類があります。
本来のメキシカンラグは綿(コットン)製です。熱や火に強いので、調理などに直火を使うことの多いキャンプでは安心ですね。しかし、シワになりやすく、保管時に虫食いの被害に遭うことがあるので対策を考える必要があります。
その点、アクリル系のものは虫食いなどのリスクが少なく、管理としては楽になります。キャンプのシーズンオフは特に使わずしまいっぱなし、という場合でも比較的安心です。反面、熱などにはやや弱いです。
風合いとしてはやはり自然素材である綿のほうが良いとも言われますが、そこは個人の好みによるところかもしれません。
デザインはストライプ柄、ネイティブ柄が主流
メキシカンラグの柄は、ストライプ柄・ネイティブ柄が中心的です。ストライプは縞模様、ネイティブ柄とは、おもにネイティブアメリカン(インディアン)をイメージさせるような民族風のデザインを言います。最近は、ニューメキシコ州のスペイン系移民に由来するオルテガ柄、サモア諸島の伝統的なデザインであるトライバル柄などもネイティブ柄の一種と捉えられることもあるようです。
こちらのランチョンマットのようなインパクトのある柄小物をラグと組合せてコーディネートするのもおしゃれですね。
テントに敷く以外にもさまざまな用途があります
テント内でテントマットの上に敷く以外にも、メキシカンラグにはさまざまな使いみちがあります。
タープの下でレジャーシート代わりに使っても良いですし、小さめのものをテーブルクロスにするのも素敵です。コットに敷けばベッド風に使うこともできます。
キャンプのとき以外でも、カーシートに敷けば車内の雰囲気がガラッと変わります。自宅のインテリアとしてお部屋のラグにするのももちろんアリです。気に入ったものがあったら、ぜひさまざまな用途に活用してみてください!
キャンプ用ラグの次なる流行は?!
ファッションの流行とも相まってメキシカンラグでコーディネートしたテントが注目を集めていますが、そろそろ次にどんなラグが流行るか予想してみるのも楽しいかも知れません。秋冬のコレクションではレトロな花柄などが出てきているようなので、こういった流行がキャンプに反映されてくる可能性もありそうです。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。