初心者が知っておくべき登山ウェアの基本まとめ

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2017.07.03

引用:buffalosystems
登山には独特のファッショナブルなスタイルがありますが、その前に登山におけるウェアの基本をご存じでしょうか?基本を知ってはじめてファッションセンスを活かすことができるようになります。登山時の服装は、あなた自身を守ってくれる大切なものです。ウェアの基本を理解して、自分なりのスタイルを構築していきましょう。今回は、登山ウェアの基本を初心者の方にもわかりやすいようにまとめてみました。

登山ウェアは重ね着が基本!組み合わせを考えよう

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引用:pixabay.com
登山はレイヤード(重ね着)が基本となります。山の気候は寒暖が激しく、脱ぎ着をして体温を調整することが一般的だからです。山において体温を適切な状態に保つことはとても大切と言えます。登山ウェアを考える時は、何を着ていくかよりもどのように組み合わせてきていくかを一番に考えましょう。レイヤード(重ね着)は3層構造が基本です。3層の構造であって3枚というわけではありませんので、注意しておきましょう。山の環境や季節に合わせて調節をすることになります。

登山ウェアの基本である3層構造を理解しよう!

5_2_20170628引用:outdoorgearlab

3層構造に関して解説します。

①基本となるアンダーウェア
アンダーウェアとは平たく言えば肌着のことです。ベースレイヤーとも言います。見えないからいいやと適当に選ぶことは危険です。肌に密着しているものなので、体温調節の要の一つとなる大事なウェアとなります。素材と肌触りに着目して選びましょう。夏なら汗をかいてもすぐ乾く化学繊維のもの、冬ならあたたかいウール素材のものなどがオススメです。肌触りもポイントです。長時間肌に触れていますので、着心地の良いものを選びましょう。店頭では試着してからの購入をオススメします。なお、綿素材は汗などで濡れると乾きにくいので避けましょう。

②保温性や汗処理能力に注目して選ぶミッドウェア
中間着であるミッドウェアも素材に注意して選びましょう。保温性と同時に、吸汗拡散性などに優れたアイテムを選ぶことが大切です。フリース素材やインナーダウンが定番として支持されています。ミッドウェアは複数枚着て体温調節できるようにしておくことが一般的です。もちろんアンダーウェアも複数枚着用して構いません。快適に登山できるように、工夫しましょう。

③最終防壁のアウター
アンダーウェア、ミッドウェアのさらに上に着るものがアウターです。風雨から守ってくれるものであり、レインウェアをアウターとして活用したりします。脱ぎ着だけでなく取り出しやすいように工夫しておくと良いでしょう。

登山ウェアのオススメブランド3選

登山ウェアの基本がわかったところで、オススメのブランドを見ていきましょう。

①パタゴニア
パタゴニアにはシンプルながら機能的なウェアが揃っています。アウトドア全般に活躍するウェアが豊富です。

ナイロン製の「M’s Tezzeron Jacket」は、軽量で撥水性などに優れたソフトシェルであり、ミッドウェアやアウターとして重宝します。

(パタゴニア)PATAGONIA M
(パタゴニア)PATAGONIA M's Tezzeron Jacket
ナイロン製の「M’s Tezzeron Jacket」は、軽量で撥水性などに優れたソフトシェルであり、ミッドウェアやアウターとして重宝します。
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②モンベル
1975年に誕生し、今や世界的にも支持を受けるアウトドアブランドであるモンベル。ウェアの評価も高いです。日本人が着やすいウェアが揃っている点も魅力があります。

軽量でありながら耐久性に優れコンパクトな収納もできる「ウインドブラスト パーカ」はアウターとして役に立ちます。

(モンベル)mont-bell ウインドブラスト パーカ Men
(モンベル)mont-bell ウインドブラスト パーカ Men's
軽量でありながら耐久性に優れコンパクトな収納もできる「ウインドブラスト パーカ」はアウターとして役に立ちます。
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③マムート
スイスで誕生したマムートは、ヨーロッパ全体で大規模なシェアを誇っています。登山用品全般に評価が高く、ウェアも支持されています。

ストレッチ性と防風性に優れた素材を活かした「GLIDER Jacket Men」はカラーバリエーションも豊富です。お気に入りの1枚が見つかるでしょう。

(マムート)MAMMUT メンズ ジャケット GLIDER Jacket Men
(マムート)MAMMUT メンズ ジャケット GLIDER Jacket Men
ストレッチ性と防風性に優れた素材を活かした「GLIDER Jacket Men」はカラーバリエーションも豊富です。
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重ね着する事を前提に選ぼう

5_4_20170628引用:pixabay.com
登山のウェアはレイヤード(重ね着)をしますので、バラバラに買うよりもまとめて揃えてしまう方法が合っている場合もあります。登山経験が積み重なるに従って、必要なウェアは揃いますので、後は必要に応じて付け足していけば良いでしょう。素材や機能性を考えるだけでなく、デザイン性を加味することも出来ます。登山用品は年々進化しており、デザイン性に優れたアイテムも増えてきています。自分のお気に入りを探してみるのも楽しいでしょう。

慣れてくればインターネットで購入することもできますが、最初は実店舗で試着してから購入することが一番オススメできます。着心地も登山をする上で重要なポイントです。自分に合ったウェアを見つけるようにしましょう。単体で着るものではありませんので、手持ちなどとの組み合わせを考えながら増やしていくことが必要です。

全くの初心者であれば、最初は普段着から初めて見る方法もあります。低山にハイキングに出かけならが、必要なウェアを見極めて、揃えていくようにしましょう。

登山ウェアの重ね着を楽しもう!

重ね着したウェアを、登山の状況に応じて脱ぎ着するのは最初は手間かもしれません。しかし、経験を重ねる内にその重要性がよくわかるようになりますし、動作にも慣れてきます。ポイントを押さえて、登山ウェアの重ね着を楽しんでみましょう。慣れてくればより快適に過ごせるようになります。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。