登山に持って行く帽子のおすすめタイプは?

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2017.04.19

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帽子がないと登山が出来ないという程の必須アイテムではありませんが、あればさまざまなシチュエーションで幅広く活躍してくれるアイテムが帽子です。

最近はゴアテックスなどの高機能素材を使用した帽子や登山用に見えないお洒落なデザインの帽子などさまざまな種類が販売されていますので登山ファッションも充実して来ています。

今回はハットのおすすめ5選をご紹介します。

①:(カブー) ストラップバケットハット

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「つば」の上にワンポイントアクセントのチロリアンテープを施したお洒落な登山用のハットです。このお洒落なハットを作ったのがアメリカのアウトドア用品メーカーであるKAVU(カブー)で、一見すると本当に登山で使えるの?と考えてしまいますが、そこはアウトドアメーカーの技術が集約されています。簡単に機能面を少しご紹介します。

①:素材はコットン100%で被り易く汗などの吸湿性も抜群です。

②:つばの裏側の縫製が強度を出すために、ジグザグにステッチを入れています。
帽子の「つば」にある程度の強度がないと風が強い時に視界を遮られる可能性がありますので、補強がしっかりと入っていますので安心しておすすめ出来ます。

③:調整可能なあご紐(ストラップ)が付いていますので、風に飛ばされる心配がありません。

④:子供用サイズもありますので、お子さんとペアハットに出来ます。

ハットとしての基本的な機能とお洒落を両立させた、今までの登山用の帽子には無かったコンセプトで、これからも更に人気が出そうです。

ただ一つ惜しい点は、チロリアンテープの柄や色は指定が出来ませんのでお店で気に入った物を探す必要があります。

帽子との一期一会を思えば楽しいかもしれません、お洒落なおすすめのアイテムです。

②:(ザ・ノースフェイス) ゴアテックスハット

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最近のレインウェアの素材の主流になっている、ゴアテックスなどの防水透湿性の高級素材を使用して作られたハットで、名前もその通りにゴアテックスハットとなっています。ゴアテックスの素材特性を生かして、帽子の中の湿気を外部に逃がしムレを防いでくれますが、やはりその効果を一番感じるのは雨天時になります。

①:防水透湿性素材のゴアテックスを使用して作られています。

②:頭頂部などの縫い目からの雨の侵入を防ぐため、フルシームリング加工が施してあります。

③:オーソドックスなデザインでどんな登山シーンにも合いおすすめです。

定番のオーソドックスなデザインに、最新のゴアテックスを組み合わせた事が登山用帽子の進化に繋がりそうなアイテムで非常におすすめです。

③:(コロンビア) ファーストブロードヒルブーニー

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コロンビアのファーストブロードヒルブーニーは、非常に独特な素材の使い方とお洒落な色使いから人気のある登山用帽子です。

①:帽体外側のメイン素材はコットンで、裏側の裏汗止めや吸汗・速乾ジャージーは速乾性の特性を持つポリエステル100%で作られています。外側のコットンは吸湿性も肌触りを重視し、裏側は汗などの機能性を重視したバランスのとれたアイテムです。

②:ファーストブロードヒルブーニーにはとても特徴的な機能とデザインがあり、帽体側面にメッシュ素材を使用しており通気性が圧倒的に違います。

③:生地の色使いも明るめな物から落ち着いたグリーンなど配色が独特でお洒落なデザインになっています。

他のメーカーにはない独創的な帽体側面のメッシュ素材の使用と独特な配色でジワリと人気が出始めているアイテムです。帽子の通気性を重視の方にはおすすめです。

④:モンベル ワイドブリムハット

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登山用品の老舗メーカーであるモンベルも面白いハットを販売しています。ご紹介するワイドブリムハットは3つの特徴があり老舗メーカーらしい作りになっているアイテムです。その特徴をご紹介します。

①:帽体側面から背面部分にメッシュ素材を使用し、通気性を良くして内部のムレを防止しています。
またハットの場合、基本的に前後と言った記載がほぼ無いのが通常ですが、ワイドブリムハットは通気用のメッシュ素材を設置し、機能的にもデザイン的にも帽子の前後をはっきりさせている珍しいタイプのハットです。

②:UVカットの紫外線遮蔽率が90%以上です。
山頂近くの稜線に出ると太陽からの直射日光と紫外線にさらされる事はよくありますが、ワイドブリムハットはその紫外線を90%以上カットし日焼けを効果的に防いでくれます。

③:帽体の側面にホックを設置しており、ハットの欠点である側面視界の確保が出来る様になっています。
これもデザインで帽子の前後を決めているから出来る事ですが、帽子の側面にホックを設置し側面の「つば」を跳ね上げて固定する事が可能です。ハットの欠点である帽子側面視界が悪いという点を帽子の前後を決める事で補った面白い帽子です。

登山用品の老舗メーカーであるモンベルらしく、ハットの基本を踏襲しながら最新機能を追加しているおすすめモデルです。

⑤:(パタゴニア) ウェーブフェアラーバケツ

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パタゴニアのウェーブフェアラーバケツもゴアテックスなどの高機能素材を使わずに速乾性の素材を使ってリーズナブルにお洒落に作り込まれた帽子です。その機能を少しご紹介します。

①:素材を速乾性のナイロン素材で仕上げています。
登山中の汗をしっかりと吸収しつつも、速乾性素材のナイロンで外部に発散させるという快適性を実現しています。

②:UVカットで紫外線から守ります。
UPF(紫外線防止指数)は50+となっており、山頂付近の直射日光と紫外線を強力に防いでくれます。

③:帽子本体の内側にポケットがあり丸めて収納することが出来ます。
帽子自体がスペースを取る物ではないですが、小さくコンパクトにまとめて持ち運べるのは便利です。

素材選びからしっかりと作り込まれたイメージのある帽子で、是非使って頂きたいおすすめです。

帽子の機能も進化していて、驚かされます。

ハットタイプの帽子でおすすめの5点をご紹介させて頂きましたが、どれも個性的で登山だけではなく通常のファッションアイテムとして日常生活でも十分に活躍できる機能とデザインを兼ね備えています。紫外線が強くなるこれからの季節、お洒落で高性能な帽子を使ってみては如何でしょう。

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。