登山道具はワークマンで揃えよう!便利でコスパ最強!密かなブーム!

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2017.04.14
ワークマン

引用:楽天市場
登山道具は結構高価なので購入コストをできるだけ抑えようとシーズンオフや赤札セールなどを狙ったりするのですが、なかなかこれだという道具が安くなっていなかったりして、うまくいかないものです。ところが、意外な方法があったのです。それは、国内作業着専門店のワークマンです。ワークマンはアウトドアで作業するための商品なので登山でも十分使えて、しかも価格が安いということで愛用者が増えています。

ワークマンでアウターシェルをさがしてみた

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ワークマンでアウターシェルとして防水防寒スーツストレッチ防寒着を選んでみました。2レイヤーの防水透湿素材ですが、機能的には耐水圧10,000mm、透湿性5,000g/m2/24hなので冬のアウターシェルとしても最低限のラインは確保しています。また、裏地には起毛素材が採用されており、保温性は重視されています。ストレッチ素材でもあるので、突っ張る感じもなく体の動きへの支障はありません。

しかしながら、本格的な登山道具としてのアウターシェルと比較するとギリギリの及第点というレベルで、最低限の防水透湿ウェアとしての評価であって、それ以上の使い勝手などは期待できないでしょう。裁断の単純さによるだぶつきやジッパーや縫い目の強度など気になる点はいくらでもありますが、圧倒的な低価格の前でそれらをどう判断するのかが購入するかどうかの基準となると思います。

また、透湿性についても最低限の合格レベルということなので、ベンチレーションが付いていないこのモデルではハードな動きをした場合の発汗レベルに対して透湿は追従できるかどうかは疑問で、この点は致命傷に近いかもしれません。また、パンツにポケットがなかったり、パンツのウェスト調節がゴムだけだったりする点も気になります。

ワークマンでミドルレイヤーをさがしてみた

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ワークマンでミドルレイヤーとして、裏セラミックプリント長袖ハーフジップを選んでみました。これは一見するとごく普通のジャージのような長袖シャツですが、裏地のセラミックプリントが体から放射される体温を逃がさない構造になっています。じんわりとあたたかくなってきて、しかも通気性も速乾性もあるという特徴を考えると、ミドルレイヤーとしての評価は高いと思います。

このセラミックプリントは体からの熱を捉えて外への拡散を抑え、あたたかさを持続するというものですが、激しく摩擦すると機能は弱く保温力はまあまあというレベルでしょう。ミドルレイヤーとしては主に求められる機能は保温性であるため、普通のフリースなどでも十分なので、特にこれが格安ということにはなりませんが、価格と保温性という点で考慮する余地はあるというところですね。

ワークマンでアンダーレイヤーをさがしてみた

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ワークマンでアンダーレイヤーとしてヒートアシスト発熱ピーチ起毛ハイネックとヒートアシスト発熱ピーチ起毛タイツを選んでみました。素材はポリエステルで、軽くて強く、速乾性にも優れており、スポーツ全般で広く使われています。本格的な登山用のアンダーレイヤーの素材もポリエステルです。汗を素早く吸い取って、肌面をドライにし、その水分を速やかにより外側の衣類へ拡散するという機能では十分です。

裏地が起毛なので、肌触りもよく、着た瞬間に温もりを感じ、汗を吸った状態でも冷える感じがしない点が寒い季節のアンダーレイヤーとしてちょうどいい感じです。ただし、本格的な登山用のアンダーレイヤーと比較すると着心地ではやや劣ります。伸縮性もあるのですが、体全体に万遍なくぴったりと吸い付くような極上のフィット感はないです。それも格安であるということで割り切れるレベルではあります。

その他の小物もワークマンで揃えてみた

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ワークマンで登山用に使えそうなソックスを揃えてみました。足先が冷たくなる季節にはウール素材が多く使われたソックスが必要で、保温性、汗処理という機能が求められます。ただし、洗濯した時などの速乾性という観点では、ウール100%ではなく、ウールと化繊の混紡が良さそうです。はき心地という点でいうと、ゴムで締める部分がフィット性を高めています。

その他にも、強力すべり止め付き手袋フィットマンも登山で使えそうです。手のひら部分に強力なすべり止めが付いているので、鎖場だったり岩場をしっかり握りたい時に力を発揮します。薄手なので蒸れずに快適に使え、春から秋にかけて長く使えます。他にも、大量の汗でも臭わない消臭・抗菌タオルや反射テープ付きのメッシュキャップなど色々と使えそうなものがワークマンにはあります。

ワークマンは登山道具としても十分使える

登山道具としても十分使えるものがワークマンには色々あります。しかも圧倒的な低価格です。しかし、言い換えると、ある部分に機能特化して格安の価格を実現しているので、登山経験を積んでくると物足りなさが出てくるのはやむを得ないと思います。それよりも登山初心者に対して入門編として格安でこういうものがあるという情報提供はしてもいいのではないかと思います。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。