登山初心者で不安な時に頼れる関西圏の登山サークルをご紹介します。

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2017.04.04

引用:Flickr

登山サークルをご存知でしょうか?初心者が一人で登山するのが不安な時には登山サークルに入って仲間を作り、ワイワイやりながら経験を積んで行くのも方法の一つです。登山が趣味の方ばかりなので、登山での疑問点や装備購入時にアドバイスしてもらったりとメリットは多いと思います。

今回は関西圏の登山サークルを幾つかご紹介して行きますので参考にして頂ければ、これからの登山ライフも充実した物になると思います。

知っておきたい登山サークルのメリットとデメリット。

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引用:イラストAC

登山サークルは簡単に言うと、「登山好きな人の集まり」なので同じ趣味を共有できる分、登山初心者の方が一人で登山するのが不安という時にはアドバイスをもらったり、一緒に登山をしてもらえたりと登山サークルに加入するメリットは大きいと思います。簡単にサークルのメリットとデメリットを考えてみます。

①:メリット
・一人では不安な登山も仲間と一緒に登ることが出来る。
・初心者の知らない情報(登山ルートや装備情報)を教えてもらえる。
・自分の都合の良い時に登山に参加出来てスキルアップが出来る。

②:デメリット
・登山時に団体行動が基本なので、個人行動が出来ない。

ざっと思いついたことを書き止めましたが、やはり初心者がサークルに入るメリットは仲間と一緒に登山が出来ると言う事ではないでしょうか。この他にもお得な情報(装備品のディスカウント)や登山情報など初心者一人では入手不可能な情報を入手出来る可能性もありますので、積極的に参加してみるのも楽しいと思います。

少人数での活動が中心の神戸大阪ハニーハント。

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引用:kansaievent.grupo.jp

神戸大阪ハニーハントさんは20代から30代の方を中心に2013年4月からサークル活動を始められたサークルです。

入会金と年会費は無料で、イベント開催時に700円から1,000円ほどの参加費用のみになっており、比較的軽装で行けるハイキングから日本百名山の登山など様々なイベントを6人から20人程度の少人数で開催されています。

日本百名山への登山、ハイキングも乗鞍岳・槍ヶ岳・鹿島槍ヶ岳など本格的に実施されていて26座目を制覇されています。また毎年の恒例イベントとして北アルプス・八ヶ岳ハイキングを実施されている実力も伴ったサークルで、ホームページには柔らかい感じで登山の記載がありますが、本格的な登山からハイキングまで幅広く楽しまれているのが分かります。

主に水曜日に登山活動を行っている水曜登山。

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引用:水曜登山

独特のネーミングに目が行ってしまいますが、2010年から関西圏内の方を中心に活動されている「水曜登山」さんのご紹介です。そのネーミングの由来通り水曜日に登山やトレッキングを楽しんでいるのが特徴的ですが、登山については標高1,000mを超える山々や雪中登山もこなすなど、登山への情熱を秘めた登山サークルです。

初心者向けのハイキングに近い低登山から上級者向けと幅広くイベントを開催していて、水曜日の登山にも関わらずイベント参加人数も20人から40人と多くの方が参加されるのも特徴の一つです。またSNSのメンバーまで含めると水曜登山のメンバー登録者は約750名もいらっしゃるとのことでびっくりする規模を誇っています。

ネーミングとは裏腹な実力の関西はいきんぐさーくる。

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引用:hike.jp

関西近郊の日帰り登山やハイキングを中心に月間2回から3回ほどの活動をされている「関西はいきんぐさーくる」さんのご紹介です。基本は関西近郊での活動が中心ですが雪山登山や、関西圏外遠征などの本格登山を企画されたりもしている登山サークルです。

年会費は2,000円で、その他参加費として1,200円ほどが必要ですが、初心者が上級者と一緒に登山できるメリットを考えれば安い費用です。イベント回数ももうすぐ400回を超える総メンバー数が7,298名(2017年2月22日 現在)と巨大登山サークルで希望者には会報も発行しているほどの組織力を有しています。またメンバーの家族も含めたイベントも開催していますので、家族ぐるみで登山を経験してもらえる環境も整っているのも特徴のひとつです。

ビギナーのための登山サークル、山頂café

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引用:山頂cafe

2012年に発足してメンバー数は804名を有する登山サークル「山頂café」のご紹介です。登山歴1年から2年の初心者の実力を考慮した活動を中心に行っていて、登山の難易度も初級レベルの山々や日本百名山を中心になっています。山頂caféは関西地域だけではなく全国に6つの支部があり、それぞれの支部での活動を行っていますが、関西支部に所属する都道府県数が一番多くなっています。

またメンバーの平均年齢が約29歳と若く、登山歴3年以内という参加資格を設けているのも特徴のひとつです。年会費や入会金は不要で、登山時の保険加入のみが参加条件になっており、山頂caféで取り扱っている団体保険が年間5,780円ほどなので安心を買うという意味では必要経費と考えても良いのではないでしょうか。

登山サークルは、初心者のレベルアップの近道?

今回ご紹介させて頂いた登山サークルは関西圏を中心に活動をされている所と全国展開されている所をご紹介させて頂きましたが、全国的には大小含めると数え切れないほどの登山サークルが存在します。

初心者が安心して登山を楽しんで欲しいというのが発足目的と言われるサークルが殆どで、皆さん登山が好きで仕方ない事が伝わって来ます。登山サークルは強制ではありませんので、気軽に参加してみてご自身のフィーリングの合うサークルを探してみると、同レベルの仲間が出来て楽しいのではないでしょうか。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。