容量別!ウェストポーチを活用して快適な登山を
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登山中に、カメラや地図などを頻繁に取り出して使いたいときに便利なのがウェストポーチ。ウェストポーチとは、腰回りにベルトでくくりつけるタイプのバッグを指します。ウェストポーチをつけていれば、ザックを開ける必要なく、欲しいものがすぐ取り出せます。また身体に密着するので、ポーチの動きが気になって登山中の行動が制限されるということもありません。今回はそんなウェストポーチのおすすめ商品を容量別ご紹介します。
容量〜1.5Lのウェストポーチ|携帯や地図のみ
登山中に必要になる最低限のものをいれるなら、1.5L以下のウェストポーチで十分でしょう。携帯や地図のみであれば、十分事足ります。
1.ミレーのキリバチは、容量が0.5Lとかなりコンパクトなウェストポーチです。フロントには2種類のジッパーポケットがついており、そのうちひとつはメッシュポケットになっています。携帯や折りたたんだ地図など、本当によく取り出すものだけを厳選していれるのであれば、ちょうど良いサイズと言えます。
2.モンベルのデルタガセットポーチ Mの容量は1.5Lほどで、キリバチと同じく小ぶりのウェストポーチです。デザインもシンプルで無駄がなく、身体にもすんなりフィットします。それでいながら開口部は大きく開くので、荷物の出し入れはしやすいのが高ポイントです。
容量1.5L〜3L|財布やタオル、グローブも余裕
地図などに加え、行動食や小さなタオルも収納したいという場合は、もう少し容量の大きいウェストポーチを選びましょう。
1.モンベル ポケッタブル ライトバナナポーチは、名前の通り、バナナのような形をした個性的なウェストポーチです。特筆すべき点は、荷物の量に合わせて容量を2段階に変えることができるということ。下のファスナーを開けると、ペットボトルも入るほどの大きさになります。容量は、1.9~2.7Lまで変化させることが出来ます。
2.コロンビア ランドオブバレーズヒップバッグの容量は2.5Lです。ウェストポーチとしてはもちろん、肩からかけてショルダーバッグとしても、また斜めにかけても使用することが出来ます。カラーバリエーションの豊富さも魅力で、登山時はもちろん、タウンユースにもバッチリです。
容量3L〜4L|カメラも楽々収納可能
上記に加えて、コンデジやタバコなども入れておきたいという方は、3L以上のウェストポーチが良いでしょう。
1.ノースフェースらしいミニマルなデザインのザ・ノース・フェイス マンティスの容量は4Lです。背中の部分にはパッドが付いており、強めに巻きつけても痛くなりにくいのが特徴です。素材はTPEファブリックラミネートを使用しており、汚れや擦れ、水濡れに強いです。
2.カリマー プレストン ヒップバッグの容量は3.5Lで、ショルダーバッグとしてもウェストポーチとしても使える2WAY仕様です。デジカメはもちろん、iPad miniの様な小型タブレットも収納可能です。しかも、防水の内ポケットがついており、そこに入れたまま液晶の操作も可能になっています。濡らしたくないものでも安心して入れられます。
4L〜5L|軽いハイクならメインバッグとしてもOK
ザックを下ろすのがとにかく面倒、山行中に必要になるものはできるだけ素早く取り出したいという方は、もう少し大きめのウェストポーチがいいかもしれません。
1.ノースフェイス ウエストバッグ スピナは、カメラや地図などを入れても余裕のある5Lの容量を誇ります。フロント部分はもちろん、両サイドにもポケットが備え付けられており、使い勝手は良好です。背面はメッシュ加工が施されているので、汗をかいても蒸れにくく、快適に使用できます。軽いハイキングや街中での使用であれば、メインバッグとして十分使用可能でしょう。
2.パーゴワークスPF01 パスファインダー Lは、4.5Lの容量をもち、専用アタッチメントでザックに取り付けるタイプのポーチです。付属のショルダーベルトを使うことで、簡易的なウェストポーチとしても使用できます。レインカバーがついているので、土砂降りでも大丈夫です。ファスナーを開けると開口部が180度開くので、取り出しやすさは抜群です。内部には多数のポケットがあるため収納もしやすく、すぐ中身を確認できる仕様になっています。
何を入れたいか考えてウェストポーチの容量を選ぼう
いかがでしたか?登山用のサブバッグとしてはサコッシュが昨今の主流になりつつあるように思えますが、身体にフィットするウェストポーチの人気はまだまだ根強いものです。バリエーションも幅広く、1Lに満たないものから6L以上あるものまで、大きさも目的もさまざま。登山中の利便性と快適さの2つをバランス良く考えて、まずはウェストポーチに収納すべきものを決めましょう。山ガールにとっては、日焼け止めやリップクリームもぜひ手元に置いておきたいものの一つですよね。写真好きの方は、デジカメやスマホが山行中の必需品となるでしょう。容量から考えて、あなたにぴったりのウェストポーチが見つかることを祈っています。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。