日本向けに作られた『アクシーズクイン』、人気の理由とおすすめウェアを紹介
目次
『アクシーズクイン』というアウトドアブランドをご存知ですか?
アウトドアウェアを中心に作るアクシーズクインは、アイテムの作りの良さから、徐々に知名度を上げています。
「新しいアウトドアウェア、登山ウェアを探している」
「何となく今のウェアを使い続けてるけど、しっくりきていない」
という方は、個性的なアクシーズクインのウェアに惹かれるものがあるかもしれません。
この記事を読むことで、アクシーズクインの魅力・人気の理由・おすすめアイテムが分かります。ウェアを探している方、アクシーズクインが気になる方は、ぜひご覧ください!
アクシーズクインとは?
まずは、アクシーズクインについて解説します。
1988年に誕生した日本のアウトドアブランド
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アクシーズクイン(AXESQUIN)は、アウトドア用ウェアを中心に製造する日本のアウトドアブランドです。
女性登山者用のウェアを作ることを目的として、1988年に設立しました。
アクシーズクインのブランドテーマは『凌(シノギ)』。雨風などをどう凌ぐか、という点に着目した製品づくりを進めています。
国産ブランドならではの強みを生かして人気上昇中
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アクシーズクインは、国産ブランドの強みを生かしてどんどん知名度を上げています。
日本で生まれた登山ブランドといいますと、
- モンベル
- ファイントラック
などが有名ですが、アクシーズクインにはこれらのブランドにはない特徴・魅力があります。
アクシーズクインがどういった理由で急速に人気を博しているのか、この後ご紹介します。
アクシーズクインが人気の3つの理由
ここからは、アクシーズクインのアイテムが人気の3つの理由、
- 日本の気候, 日本人の体型に合わせた製品づくり
- 日本の伝統色を使ったカラーリング
- 全国展開している多くの登山ショップで取扱あり
をそれぞれ解説します。
その1 日本の気候, 日本人の体型に合わせた製品づくり
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まず1つ目は、日本の環境や日本人に合わせた製品づくりをしていること。
海外ブランドのアイテムでは、日本独自の環境(気温・降水量など)に対応しにくい面があります。
その点、アクシーズクインは日本でのフィールドテストを重ね、日本の気候に対応するための製品を作っています。
また、日本人の体型を考慮していることも嬉しいポイントの一つ。「海外ブランドでは袖や丈の長さが合わない」という方は試してみてはいかがでしょうか?
その2 日本の伝統色を使ったカラーリング
2つ目は、アイテムに日本の伝統色を使用していることです。
日本の伝統色は自然に由来したものが多く、少しくすんだ落ち着いた色であることが特徴。
アイテムのカラー名を見てみると、
- 消炭色
- 千歳茶
- 納戸色
といった見慣れない色の名前が目を惹きます。着物や伝統的な織物に使われる色もあり、タウンユースにもおすすめの品のある色合いです。
その3 全国展開している多くの登山ショップで取扱あり
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3つ目は、多くの登山ショップで取り扱われていて、日本全国でアイテムの実物を見られること。
『石井スポーツ』や『WILD-1』を始めとした全国展開している登山ショップでも、販売されています。
アクシーズクインならではのアイテムのシルエットやカラーなど、ぜひ実物をチェックしたいですね!
取扱店舗の詳細は、アクシーズクイン公式ホームページの取扱店舗リストをご覧ください。
【アクシーズクイン】おすすめレインウェア4選
アクシーズクインのレインウェアの特徴と、おすすめレインウェアをご紹介します。
アクシーズクインのレインウェアの特徴
レインウェアは、たとえ防水性の高い生地を使っていても、蒸れるとウェアの内部で体は濡れてしまいます。アクシーズクインはその点に注目し、完全防水ではなく、雨でも快適に過ごせるようなウェアを作っています。
他ブランドの一般的なレインウェアに比べると、
- 軽量
- 体の動きを妨げない
- 風通しがいい
といった特徴があります。
防水・透湿性に優れた素材を使用!ハイスペックモデル『フリシキル』
重量:190g
『フリシキル』は、防水性・透湿性の非常に優れた生地を使用したハイスペックモデル。
丈の長さが特徴的で、腰を覆うほどのロング丈です。これにより、防水性および防風性を高めています。
腰のポケットからパンツのポケットにアクセス可能だったりと、他のアイテムとの兼ね合いも考えられています。
重量は190グラムと非常に軽量であるため、持ち運びも簡単ですね。
足回りの濡れも防ぐロングコートタイプ『アメノヒ』
重さ216グラムと軽量ながら、ひざ下までカバーするロングコートが『アメノヒ』です。
レインパンツが基本的に不要となるため、アメノヒだけにすることで、大幅に軽量化できるでしょう。
裾(すそ)が邪魔な場合は、たくし上げてリュックのウエストベルトに固定すれば動きを妨げません。
レインウェアを軽量化したい方におすすめのアイテムです。
クラシカルなデザインは普段使いにも◎『ヤマニノボッタカモシレナイ rain shell』
個性的な名前の『ヤマニノボッタカモシレナイ rain shell』は、クラシカルなデザインのレインウェア。「昔の登山家たちが着ていたようなジャケットを作りたい」という思いから開発されたんだとか。
レトロ感の漂うデザインながら、
- フードは取り外し可能
- 止水ジッパー
- レインフラップ付きのポケット
など、様々な特徴があります。
雨対策としては十分なスペックがあり、山でも街でも兼用できるアイテムです。
帽子も被って完成?フード無しで開放感がある『フッタリヤンダリ』
『フッタリヤンダリ』は、フードが付いていない個性的なレインウェアです。
フードを被ったときの視界の悪さや蒸れを解消するため、雨の時はレインハットとの併用を推奨しています。
他にも、ウェアの背面側のみ膝下まで丈があるという個性的な特徴もあります。これにより、リュックの上からレインウェアを着つつ、上半身を雨から守ることが可能に。
工夫次第で様々なシチュエーションに対応できる面白いウェアですね。
【アクシーズクイン】おすすめミドルレイヤー3選
ミドルレイヤーにも、日本の気候を快適に過ごすための様々なアイテムがあります。アクシーズクインのミドルレイヤーの特徴とおすすめアイテムをご紹介します。
アクシーズクインのミドルレイヤーの特徴
ミドルレイヤーとは、「肌着(ベースレイヤー)とアウター(レインウェア)の間に着るウェア」のことです。
アクシーズクインのミドルレイヤーには、
- 通気性・透湿性が高い
- 動きやすい
といった特徴があります。ミドルレイヤーは基本的に脱ぎ着しないため、蒸れを抑えつつ快適に動けるように考えられているようです。
通気性に優れて暑い時期でも快適に動ける『ハゴロモ』
重量:89g
『ハゴロモ』は通気性の良さに特化したミドルレイヤー。
ベースレイヤーの上にこのウェアを着れば、暑い時期でも蒸れを最大限に抑えることができます。
胸まで開く長いファスナーを解放すれば、風通しはさらに良くなります。
ルーズなシルエットでストレスない着心地『ミチクサ』
登山ウェアといえばタイトに着ることが多いですが、『ミチクサ』はルーズにゆるく着られるウェアです。
ウェア内のスペースが大きいことから風がよく通り、蒸し暑い時期でも快適に体を動かせられます。また、肌触りが良いことも暑さを感じにくいポイントの一つ。
ベースレイヤー抜きでも着やすい素材のため、様々なシーンで活躍するでしょう。
濡れてもすぐ乾く軽量な保温着『ハヲリモノ』
『ハヲリモノ』は、「帝人Octa」という軽量性と速乾性に優れた素材を使用した保温着です。
春・秋には休憩・停滞時のウェアとして、冬には行動着として、と3シーズンで活躍するでしょう。
重量は127グラムで着ていることを忘れるほどの軽さです。持ち運びも楽なので、登山リュックに入れておけば何かと役立ちそうですね。
アクシーズクインならではの個性的なアイテム3選
最後に、レインウェア・ミドルレイヤー以外におすすめのアイテムを3点、ご紹介します。
タオルやストールなど使い方は多種多様『クビマキ』
『クビマキ』は首に巻くストールで、絹織物の産地である群馬県桐生市周辺の職人が織っています。
暑いときにはタオルとして、寒いときにはストールとして、と多種多様な使い方ができます。
2種類の柄と2種類のカラーリング、計4種類のデザインがあります。
通気性の高いウェアと相性抜群!『ナツノハラマキ』
寒い時期に着用するイメージがある「腹巻」を、夏用として開発したものが『ナツノハラマキ』。
暑い夏でも、登山であれば雨や風で体が冷えてしまうことは珍しい話ではありません。そんなときに備えて着用しておけば、突然の風雨でも安心です。
通気性に優れたウェアと組み合わせることでさらに威力を発揮するでしょう。
男性が着ればまるで侍!?夏でも快適なスカート『ハカマスカート』
登山用パンツ、ではなく登山用スカートの『ハカマスカート』。
パンツに比べて足回りの通気性が優れているため、夏場の使用におすすめです。
丈が長いため、男性がはくと「スカート」というよりは「ハカマ」の雰囲気に。侍のように見えるシルエットは登山道で注目を集めるかも?
個性的なデザインのアクシーズクインは国内登山にぴったりのウェアばかり!
今回の記事では、日本のアウトドアブランド『アクシーズクイン』をご紹介しました。
デザイン面では独特なアイテムが多いですが、日本の環境に合うように趣向が凝らされたアイテムばかりです。
新しいウェアを探している方、今のウェアにピンときていない方は、アクシーズクインをチェックしてみてはいかがでしょう。
おまけ:買い換えるときのこと
ほしい商品は見つかりましたか?
新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?
「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。