テント作りのプロ集団!アライテントの魅力とおすすめテント6選+オプションパーツ

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2019.12.01

引用:unsplash 

テント選びの選択肢として、アライテントは欠かせない存在です。テン場で、キャンプ場で、オレンジ色のレインフライをまとった「ライペン(アライテント)・エアライズ」を見かけた人は多いことでしょう。

アライテントは変わらないデザインと質実剛健な作りから、登山者を中心に多くのファンを獲得してきました。なぜ、これほどまでに支持を集めるのでしょうか。

本記事では、アライテントの人気の理由に迫ります。おすすめテントも合わせてご紹介しますので、テント選びの参考にしてください。

アライテントとは

引用:アライテント

国産テントの雄「アライテント」は1965年に新井睦(あらいむつみ)氏により創業されました。

創業当時は自社ブランド「コマクサ」でテントやツェルトを製造するかたわら、ICI石井スポーツなど登山専門店からの受託生産を手がけていました。その後、82年に自社ブランド「ライペン」を創設します。

アライテントはツェルトを主軸商品として発展してきました。67年に発表した「床付きツェルト」は、それまで床のなかったツェルトを革新し、現在のツェルトの原型となったのです。

そして、自立するツェルトというコンセプトのもと、84年に発表されたのが「ライズ1」。87年には「エアライズ」に進化し現在に受け継がれています。

アライテントは、これまでに多くの登山者や遠征隊を支えてきました。登山者を支えるに足る魅力は、どこに隠されているのでしょうか。

アライテント・ライペンって何がいい?

引用:アライテント

アライテントの特徴は、以下の3つに集約されるでしょう。

  • 日本国内での「変わらない」企画・製造
  • 全員がミシンを踏める職人集団
  • あらゆる場所に対応できるシステム

それぞれ詳しくご紹介します。

日本国内での「変わらない」企画・製造

アウトドアメーカーを含む製造業の多くが海外に生産拠点をおく中、アライテントの製品は埼玉県所沢市の本社工場で生産されています。創業以来、変わらないテント作りが受け継がれ、そのほとんどが手作業です。

この「国内での変わらないテント作り」がポイントで、素材にマイナーチェンジがあっても、構造や縫い方に違いはありません。アライテントを熟知した職人が国内工場にいます。

そのため、20年前のテントでも修理ができ、これがアライテントが愛される理由のひとつなのです。

アライテントにはデザイナーがいない!? 全員がミシンを踏める職人集団

製造業は通常、分業制です。デザイナーがデザインや企画案を制作し、裁断師が型紙をもとに生地をカットし、縫製師がミシンで組み立てます。

ですが、アライテントにはデザイナーという職種は存在しません。社員全員が——広報担当さえも——ミシンを操り、企画から製造までこなせるといいます。

筆者は以前、靴メーカーに職人として勤務していました。そこでは、デザイナーが生産現場のことが分からず、また逆もしかりで、トラブルが頻発していました……。

アライテントの品質や完成度の高さ、そして、アライテントをアライテントたらしめるものは「全員がミシンを踏める職人集団であること」といっても過言ではないでしょう。

地球上のあらゆる場所に対応できる充実のシステム

キャッチコピーは「ヒマラヤでもウラヤマでも」。キャッチコピーが物語るように、アライテントではあらゆる環境に対応できるテントやオプションパーツが用意されています。

4シーズン対応の「エアライズ」や3シーズン用の「トレックライズ」がその代表格。フライシートや冬用外張りなど数種類のオプションパーツが用意され、アライテントのシステムで、夏のテント泊山行から厳冬期の遠征登山までこなせるでしょう。

アライテントの人気テント6選+オプションパーツ

アライテントの人気テントとオプションパーツをご紹介します。

エアライズ

エアライズ1
エアライズ1
重量:1360g(本体+フレーム+フライシート)
設営時:間口100×奥行205×高さ100cm
収納時:本体29×14φcm、フレーム38cm
使用人数:1人用(最大2人)
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
エアライズ2
エアライズ2
重量:1550g(本体+フレーム+フライシート)
設営時:間口130×奥行210×高さ105cm
収納時:本体30×15φcm、フレーム38cm
使用人数:2人用(最大3人)
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エアライズ用外張
エアライズ用外張
カラー:イエロー
素 材:30dnリップストップナイロン
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エアライズはアライテントを象徴するテントです。3シーズン用テントをベースにオプションパーツを組み合わせることで、1年中さまざまな環境に対応できます。

エアライズは1987年に誕生し、改良を重ねられた日本の山岳テントのスタンダードといえるでしょう。本体は軽量かつ非常にコンパクトに収納できるうえ、室内空間も十分です。テント泊登山のあらゆる場面におすすめできるでしょう。

トレックライズ

トレックライズ0
トレックライズ0
重量:1250g
設営時:間口205cm×奥行80cm×高さ100cm(前室張出40cm)
収納時:28×φ13cm(42×φ13)、フレーム38cm
使用人数:1人用
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
トレックライズ1
トレックライズ1
重量:1460g
設営時:間口210cm×奥行110cm×高さ105cm(前室張出45cm)
収納時:30×φ14cm(42×φ14)フレーム38cm
使用人数:1人〜2人用
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
トレックタープBeyond
トレックタープBeyond
サイズ:220cm×266cm(最大幅)
重量:340g
カラー:フォレストグリーン
素材:30dnリップストップナイロンPUコーティング
付属品:張り綱5本(親綱1本 他4本)
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トレックライズは、エアライズよりさらに軽量な3シーズン用テントです。1人用のトレックライズ 0で重量はわずか1250gと、素材を見直すことで軽量化を実現しました。

軽量化を施しながらも室内空間は十分に確保されており、快適性は損なわれていません。登山はもちろん、ツーリングやソロキャンプにもおすすめのモデルです。

オニドーム

オニドーム1
オニドーム1
重量:1290g(本体+フレーム+フライシート)
設営時:間口148(最大230)×奥行122(就寝部82)×高さ97cm
収納時:本体30×13φcm
使用人数:1人用
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
オニドーム2
オニドーム2
重量:1480g(本体+フレーム+フライシート)
設営時:間口166(最大240)×奥行157(就寝部115)×高さ98cm
収納時:本体31×14φcm
使用人数:2人用
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!
オニドーム2アンダーシート
オニドーム2アンダーシート
サイズ:230×122cm
重量:180g
素材:40dnナイロンタフタPUコーティング
カラー:グレー
いらないアウトドア用品を売るならマウンテンシティ!

居住性と快適性を重視した軽量テントです。最大の特徴は、テントを立てるだけで前室が出現すること。

2本のフレームで自立させるだけで前室を備えられるため、ペグを打てない場所でも調理をしたり、靴を置いたりするスペースを確保できます。

そのユニークなフレームの構造を真上から見ると、鬼の顔に似ていることからオニドームと命名されました。前室や、余裕のある居住スペースを確保したい人におすすめです。

マウンテンシティーではアライテントのアイテムを強化買取中です!

本記事で紹介した「エアライズ1」が、マウンテンシティースタッフブログでも紹介されています。実際に設営した状態や使用感を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

さて、マウンテンシティーでは現在アライテントのアイテムを強化買取中です。マウンテンシティーでは、不要なアウトドア用品のリユース事業を手がけています。

アウトドアのプロによる査定が行われ、キャンセル料などの手数料は一切かかりません。不要なアライテント製品をお持ちの方は、ぜひマウンテンシティーまでご連絡ください。

  • キャンプ・アウトドア用品の買取はマウンテンシティ
  • TEL: 0120-194-192
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おまけ:買い換えるときのこと

ほしい商品は見つかりましたか?

新しいものに買い換えたとき、今まで使っていたギアはどうしていますか?

「まだ使える…いつか使うかも…」と保管していたけれど、結局使わないままに経年劣化でボロボロになって、捨てるしかなくなる…なんてことは、残念なあるあるパターン。
かといって、まだ使えるものを捨てるのももったいないですよね。

そんなとき、いまどきの登山家・キャンパーは、アウトドア用品の買取専門店に売っています。
こういうお店も上手に利用して、エコ&おトクにアウトドアを楽しんでくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

ABOUT ME
ライターの写真
川口貴史
元靴メーカーの職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアを中心に執筆しています。主に関西での低山ハイキングやトレイルランニング、オリエンテーリングを中心に楽しみ、週末は山で過ごしています。

日本オリエンテーリング協会 読図・ナヴィゲーションスキル検定:シルバーレベル|フルマラソンベスト:3時間29分|将来、狩猟にも挑戦すべく「第1種銃猟免許」と「わな猟免許」を2018年に取得したものの、都市住まいではなかなか活用できないのが悩みの種。 https://takashi-kawaguchi.com/