【北岳の登山&服装】息子と初めて登った南アルプスの北岳
こんにちは！
マウンテンシティのスタッフです。
登山に興味をお持ちの皆様、もっと山について知りたくありませんか？
そんなあなたに朗報です！
マウンテンシティでは本日より、マウンテンレポートを開始致します！
独自の方法で登山家の方々にインタビューを行い、
山に関する様々な情報をお届けします。
週に１回のペースで更新していければと思いますので、以後よろしくお願い致します。
それではマウンテンレポートをご覧ください！
マウンテンレポート#1
投稿者プロフィール
５２歳・男性
山登り経験：50回以上
年間の登山回数：多い時で20回以上
初めて登った山：幼少で丹沢・大山、青年期では八ヶ岳
好きな登山ブランド：ミズノ、バイレス、モンベル。中間着としてはフリースはパタゴニアのシリーズもの、ソフトシェルはパタゴニア、ハードシェルはモンベルとパタゴニア、其れにギアだとかブラックダイアモンドも好き。
Q.好きな山について教えて下さい。
A.私の好きな山は、南アルプス・北岳です。
山へ登ったことのない人が、「あなたはなぜ、山にのぼるのですか」と聞かれて、「其処に山があるからです」と答えた人は、イギリスの登山家・マロリーという人でした。マロリーの言葉はともかくとして、私にとってはすぐ近くに野山があるから、子供の頃からオヤジと一緒によく山には登っていました。
近頃は家族を伴って毎年、八ヶ岳や槍、穂高を中心に山歩きを続けてきましたが、或るとき、標高が第3位で3,190mの奥穂高岳の山頂において、子供に第2位の山は何処と聞かれて、南アルプスの北岳という山で標高3,192m（3193mに訂正・・？）有ることを説明したら、今度は其の山へぜひ登ってみたいと言い出したのです。
日本で2番目に高い山。
子供がそう言い出したお陰で、昨年、秋に子どもと一緒に登った山でも有りました。
南アルプスの北岳といえば私の青春時代の山でもあったのです。
大樺沢や御池からの尾根筋、そして、友人と恐る恐る登攀した大バットレスと、数回も登っている懐かしい山なのです。 一般道としては、大樺沢や御池からのルートがメインですが、3000ｍを超える白根三山の縦走もいいものです。
冬山はちょっと厳しいですが、初期の頃なら四季を通じて登れる山であり、特に、秋の紅葉シーズンには見晴らし、展望のきく尾根コースが一番のお勧めでしょう。 広河原から御池小屋、小太郎尾根、そして肩ノ小屋から本邦第二位の北岳山頂を目指します。 休憩込みでも凡そ6時間程度で山小屋までは到達します。
翌朝、早朝の日の出前に小屋より山頂を目指し、ご来光を拝むことになります。
Q.登山用具やファッション&服装について教えて下さい。
A.登山の用具というのは、登山の種類や内容によって大きく異なってきます。
野山を歩く所謂、トレッキングのようなものから、ピークハンターと言って100名山の様な頂上を主体に登る人、そして、何日も掛けて縦走する重装備や冬山のための特別な装備、其れにロッククライミングのような登攀のための特別な用具も必要になります。
基本的なものは、ザック、登山靴、上下ウェアに手袋と帽子、雨具等になり、更に、ストック、防寒具、調理器具、ライト、テントや寝袋、更に冬山用ではアイゼン、スノーシュー、ピッケル、それに登攀・クライミング用品、其れに食料品（予備品含む）、カメラや時計（最近は登山用時計が有る）など、必要に応じて逐次、準備します。
登山で必要な物は、他にも沢山ありますが、特に重要なのが登山トレッキングに適した服・ウエアを購入することです。 山は真夏でも高所や天候によっては変わりやすく寒さを感じる時もありますし、汗をかきます。
極端な場合は、服装やその素材選びによっては、間違えると最悪では死につながるおそれもあるのです。 従って、日帰りの簡単な山を歩く場合でも充分すぎるくらいの準備をしておいても間違いではありません。 安全に且つ、楽しく登山をするためにも、季節の感覚や天候の具合や変化、其れに高所場所、目的地に応じて最も適した服装をしっかりと選ぶようにするのが肝心です。
基本的には、登山の服装は重ね着するのが基本となります。 先ずは、自宅にある普段の服を利用して、足らない物だけを買い揃えれば、出費もある程度は抑えることができますし、現実には何回も登山をしてみるうちに「これも必要、あれも必要」と感じたら、その時点で暫時、購入するのが間違いのない方法だと思います。
スタッフからのコメント
お子さんと一緒に日本で２番目に高い山の登山。とても素敵なエピゾードですね。
南アルプス北岳は標高3,193?mで日本第二の高峰です。
この方もおっしゃられているように、入念な登山の準備が必要です。
南アルプスには他にも魅力的な山がたくさんありますが、それはまたの機会に！
それでは、次回をお楽しみに！
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
