鷲ヶ岳の名前の由来は?アクセス方法や登山に必要な装備をまとめて紹介
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引用:トリップアドバイザー
岐阜県にある鷲ヶ岳(わしがたけ)は、日本三百名山の一つに選定されている山です。岐阜県の登山に適した山として名前があがることも多いので、聞いたことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。古の伝説が残っている風雅な趣もあります。今回は、名前の由来やアクセス、登山の難易度などを解説していきます。
大鷲伝説が残る鷲ヶ岳
鷲ヶ岳は、昔は雲ヶ嶽や雲ヶ峰などと呼ばれていました。しかし、承久3年に武蔵権守の勅命によって、山の頂上近くに棲んでいた大鷲を2羽献上したことから、名前が変わったと言われています。標高は1671mです。なお、西斜面に鷲ヶ岳スキー場があり、スキーシーズンには観光客で賑わいます。
鷲ヶ岳へのアクセス方法
車でアクセスする方法がオススメです。東海北陸自動車道高鷲ICで降りましょう。電車を利用する場合は、長良川鉄道線の北濃駅で下車します。スキー場までは駅より約15kmなので、タクシー利用すれば約15分程度で着きます。
鷲ヶ岳登山に必要な装備
基本的な装備を用意すれば登ることができます。基本のウェアとパンツ、履きなれたトレッキングシューズ、帽子、バックパック、行動食、水筒など、登山で必要になるアイテムを揃えておきましょう。トレッキングシューズやバックパックは1日中身につけているものになりますので、自分の身体に合ったものを選ぶことが肝心です。購入する際は、登山用品専門店に来店にフィッティングをして選ぶ方法を推奨します。
持っていってよかったもの
ヤブに没した箇所がありますので、虫よけ対策を講じておくことが肝心です。効力が長持ちするディートが含まれた虫除けスプレーを持っていくと良いでしょう。植物などを撮影したい時はカメラの持参もオススメです。
鷲ヶ岳登山の難易度とは?
鷲ヶ岳は、登山口が標高1200mくらいの場所にあるので、標高差は450m程度です。初心者にも登りやすい山と言えます。なお、登山口までの道は悪路もありますので、注意しましょう。初心者に登りやすいとはお伝えしましたが、油断は禁物です。特に登山口までのルートで迷ってしまう方もいるので、決して過信はしないようにしましょう。山頂からの眺望は良いです。天気の良い日を選んで、堪能することをオススメします。
鷲ヶ岳のイチオシポイント
途中に一ぷく平があります。この地点から見る鷲ヶ岳は、「鷲」という字が使われている名前の通り、鷲が羽を広げたような雄大な姿を見せてくれます。ぜひチェックしてみることがオススメです。なお、方位盤が用意されている場所もありますので、周囲の山々を確認してみるのも素敵でしょう。もちろん、山頂からの眺めもイチオシポイントです。
おすすめルートを解説
鷲ヶ岳には4つのルートがあり、鷲ヶ岳スキー場からのルート、桑ヶ谷林道からのルート、または一色国際スキー場から始まるルート、立石キャンプ場からのルートがあります。桑ヶ谷林道からのルートを推奨しますが、登山口までは悪路なので、気をつけましょう。
混雑している時期や空いている時期
鷲ヶ岳は、訪れる人は少ないです。登山に適した4~11月くらいは、人が少ないので快適に登ることができるでしょう。なお、冬の時期は鷲ヶ岳スキー場が混む可能性があります。スキー利用の際は注意すると良いでしょう。
気持ちのよい登山を楽しもう
鷲ヶ岳は、初心者にも登りやすいオススメの山です。ただし、登山口までは悪路が続く箇所があるので、注意しましょう。山頂からの眺めも良く、気持ちの良い登山を楽しむことができます。虫除けスプレーなどは持参しておくと良いでしょう。
コチラも初心者にも登りやすいオススメの山です
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。