サラリーマンけいすけ、2018年の登り初め!東京都最高峰の雲取山へ

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2018.02.02

はじめに

こんにちは。アウトドア大好きサラリーマンのけいすけです。2018年の登り初めで東京都最高峰の雲取山へトレーニングを兼ねていってきました。休みの日は子供たちと遊んだり、親子登山などもしていますが、久しぶりにソロでの登山です。

2018年の足慣らしなので、一般ルートを使って、鴨沢ルートを選びました。鴨沢ルートは雲取山の中でもメジャーなルートで、山頂までの距離はそれなりに長いのですが、初心者にも歩きやすく整備されているのでおススメです。準備から下山まで、初心者の方にも参考にしていただければと思います。

登山口情報

基本は鴨沢のバス停近くに登山口があるので、そこから登っていきます。鴨沢までは奥多摩の駅からバスが出ているのでそれを利用するのが一番便利です。マイカーの場合は、圏央道日の出ICから鴨沢まで約43㎞あります。2018年1月現在、バス停脇の駐車場は使用できないため、鴨沢から少し登って行った小袖乗越の村営駐車場に駐車します。

準備

先ずは装備の確認から。
1、登山届
※装備とは若干違いますが、一般ルート、バリエーションルートの別なく届け出は必須で行います。

2、装備
天候にもよりますが、基本は冬山の装備をお勧めします。晴天予報の場合でも、風が出てくると体感温度は低くなり、低体温症になる可能性もあるので注意が必要です。その時の状況次第で、ミドルレイヤー(フリースやダウン、インサレーション等)やアウター(ハードシェルやソフトシェル等)の調整を行いましょう。

いざ出発!~七ツ石山

今回は小袖の登山口から登り始めます。樹林帯の中ですが、ルート上は整備が行き届いているので、かなり歩きやすくなっています。危険性は少ないので、ペース配分を考えて登ることができます。

 

堂所を越えると、富士山も見えるようになってくるのでテンションも上がってきます。ルートは片側が切れ落ちている箇所も出てきますので注意が必要です。少し行くと七ツ石小屋方面、ブナ坂方面への分岐となります。少し上がったところの七ツ石小屋で休憩も可能です。

私はここで小休憩してスープを飲みながら富士山を眺めて。。。ここまでのペース配分などから自己管理をするようにしてください。七ツ石小屋から20~30分ほど登っていくと石尾根に出て七ツ石山(1,757m)に到着します。

晴れの日にはここからは雲取山方面の稜線が見渡せるので爽快です。ここで改めてルートを確認して目標地点を定めます。

七ツ石山~雲取山

七ツ石山から一度下っていき、ブナ坂との合流地点まで。ここからの稜線も多少の起伏はありますが、登りの部分には巻道も整備されているので、無理なく歩けるようになっています。しばらくは富士山から南アルプスまでの景色を眺めながらゆっくり歩きましょう。日ごろのストレスも吹き飛びます!

パノラマ撮影も楽しめる爽快なルートです。

 

しばらく歩くと奥多摩小屋に到達します。山頂の雲取山荘ではテント泊ができないため、ここでテント泊する方も多いです。ここからは少し登りが多くなりますが、ルートは整備されているので山頂まで特に注意が必要な危険箇所はありません。山頂直下には雲取山荘方面に行く巻道と、避難小屋がある山梨側の山頂へのルートがあるので、どちらから登っても山頂まではすぐ到着です。山頂からは関東平野から南アルプスまで広く見渡せるので爽快感も抜群です。

ここで昼食とコーヒーを。南アルプスの爽快な景色を眺めながら嗜む一杯は格別ですね。

年明けのこの日はここまでのルート上に凍結している部分はありませんでしたが、例年は1月から雪が付き始めるため、アイゼンが必要になってきます。また、風が強い日は風速1mで体感温度が1℃さがるといわれているので、特に低体温症にならないように気を付けましょう。

※1月末現在、すでに積雪がありますので、アイゼンの装備は必須となります。

雲取山~下山

さて、あとは下山になります。今回はブナ坂からの下山となったのですが、

ここは堂所まで片側がスッパリ切れ落ちたルートになっています。ルートそのものはとても歩きやすいのですが、季節によっては凍結したりするので特に注意が必要です。堂所より下になればそこまでの危険箇所はないので、落ち着いて歩けば問題ありません。

まとめ

いかがでしたか?今回は、雲取山の一般ルートをご紹介しました。積雪期は経験が必要ですが、無雪期であれば快適に歩ける素晴らしいルートです。今回は日帰りで歩いてきましたが、雲取山荘や、奥多摩小屋で1泊してゆっくり堪能するのもいいかもしれないですね。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。