登山の服装の注意点とは?8月のポイントまとめ
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夏山登山を楽しみにしている方も多いでしょう。1年の中でも特に登山人口が増えます。ぜひ挑戦したいと思った時に悩みどころなのが服装です。今回は8月の登山服装におけるポイントをまとめてみました。これを読めば夏山登山を服装に迷うことなく楽しめることでしょう。参考となるオススメアイテムも合わせてご紹介します。夏の登山のリスクなども考慮した上で、安全に配慮しながら登山してみましょう。
服装選びにも大切な夏山登山の3つのポイント
夏山は特に頂上に到達した時の爽快感が最高です。魅力に虜になる人も多く登山人口も増えます。服装を考える為にも、まずは夏山登山の3つのポイントを見ておきましょう。
①紫外線対策が必須
標高が高くなるほど紫外線量が増えます。1年を通して紫外線対策が必要ですが、夏場は特に注意しておくことが大切です。ベースレイヤーはもちろん速乾性に優れたものを選ぶ、できるだけ肌の露出をさける、日焼け止めをこまめに塗るなどの対策をとりましょう。
②熱中症・高山病対策をする
平地でも怖い熱中症ですが、登山の際にも注意することが大事です。行動時間が長くなる上に、近くにお店や病院がない環境で過ごすことになりますので、行程を考えて十分な水分補給を意識して行いましょう。また、高山病への対策も必要です。高山病は高地に急に移動すると起きやすいと言われています。十分な対策をとらずに山に登り倒れてしまう人も多いのです。自分の体力を過信せず、動きやすい服装で、無理のないスケジュールで登山しましょう。
③しっかりと防寒対策
夏だから防寒対策は必要ないと考えていたとしたらとても危険です。高度が高くなれば気温は下がりますし、風が吹けば体感温度はさらに下がります。例え平地が30度を超えていても山頂は8度しかないということもあるのです。山の上の気温や、当日の天候などに注意して、夏山登山でもしっかり防寒対策を行いましょう。
夏本番!8月登山の基本ウェアとは?
登山の服装はレイヤード(重ね着)が基本です。8月の服装におけるポイントを押さえておきましょう。
ベースレイヤー
登山では大量に汗をかきます。その為ベースレイヤーは速乾性の素材を選ぶことが大切です。夏場の場合は、特に自分に合った動きやすく速乾性に優れたアイテムを選びましょう。
ミドルレイヤー
高山に登山する時は特に必要になります。体温調節しやすいように脱ぎ着しやすいアイテムを選びましょう。吸水拡散性があることなどもポイントです。
アウターレイヤー
夏場の登山ではレインウェアをアウターとして活用することができます。寒いときにも羽織ることが可能です。登山の必需品であるレインウェアを賢く使ってみましょう。
8月登山のパンツは動きやすいスタイルにしよう!
動きやすさは1年を通じて登山のポイントとなります。8月の登山時のパンツも、ストレッチ性に優れた動きやすいアイテムを選びましょう。行く場所や行程を考えてショート丈かロング丈か決定します。
ショート丈の場合は、スパッツを組み合わせるスタイルが一般的です。
ロング丈は、身を守ることにも役立ちます。実力のあるアウトドアメーカーの登山用パンツを選ぶことがオススメです。
小物も忘れずに!自分に合った登山スタイルが大切
ウェアやパンツ以外にも、紫外線対策の帽子なども用意しておきましょう。8月の登山において一番大切なのは、自分の登山スタイルに合った服装をすることです。いきなり挑むのではなく、まずは、ハイキングや低山などで、山に慣れましょう。標高が高くなれば環境も変わってきますので、1人で登ることに不安があるならベテランが付いてくれているツアーからスタートしてみる方法も有効と言えます。安全対策をとり、無理せず登山を楽しみながら、8月の登山を行ってみましょう。
8月登山ならではの魅力を味わい尽くそう!
山の環境は平地と異なります。8月といえば夏真っ盛りですが、山の上は寒いくらいのところもあるのです。服装に気をつけて安全に配慮しながら夏山を登ると、平地では味わえない爽快な景色を楽しむことができます。自分にピッタリのスタイルで登山して、8月の山の魅力を味わい尽くしましょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。