初めての登山はレンタルで!気軽に身軽に登山を始めよう!

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。
2016.12.19

引用:pexels

登山用品って、一式揃えると結構お金がかかりますよね。収納にも困ります。一度しか使わないかもしれないし…。
そんな時は、登山用品をレンタルしてみませんか。レンタル品は一流メーカーのものが多く、購入前のお試しとしても使えます。
ここでは、登山用品のレンタルの方法、どんな装備をレンタルすればいいか、レンタルのメリット・デメリットなどを見ていきたいと思います。

どこでレンタルできるの?返却方法は?

7_1

引用:写真AC

登山用品をレンタルするには、大きく分けて2つの方法があります。1つは現地でレンタルする方法、もう1つは自宅に送ってもらう方法です。

現地調達の場合、現在では富士山と屋久島しかなく、どの山でもレンタルできるわけではないので注意が必要です。富士山の場合は、たいていは五合目まで車で行って登山スタートになりますが、五合目にレンタル用品店がいくつかありますので安心です。また、店舗自体は街中にあり、受け取りは五合目の山小屋で、というお店もあります。

現地でレンタルする際は、事前にネットで予約をする方が安心です。現地で試着してから借りることができるので、失敗もありません。自宅に送ってもらう場合は、お店で試着してから申し込む方法と、ネットで申し込んで自宅に送ってもらう方法があります。

返却は、現地でレンタルした場合は五合目もしくはお店での返却、自宅に送ってもらった場合は帰宅してから郵送で返却となります。富士登山の場合は現地でのレンタルを検討していいかと思いますが、その他の山へ登山に行くときは自宅に送ってもらうようにしなければなりません。

どんな装備がレンタルできるの?(1)

7_2

引用:写真AC

レンタルできる装備は、ほぼすべてと言っても過言ではありません。帽子や手袋などもレンタルできます。しかし、富士登山の場合、必要な装備は限られてきます。以下に必要な装備を挙げます。まずは最低限の装備です。

・ザック(ザックカバー含む)
リュックのことです。富士登山の場合は日帰りもしくは1泊2日が多いので、25L~30Lぐらいあるザックにしましょう。ザックカバーは、登山の途中で雨が降ってきた場合、雨でザックが濡れるのを防ぐものです。大抵はザックをレンタルすると付属しています。
ポケットは多めのものにした方がいいです。細々したものを収納するのに向いています。腰ベルトにポケットがあるとなお便利です。

・登山靴
GORE-TEXの靴を選びましょう。透湿性に優れ、汗による蒸れも減って快適な足回りとなります。靴は高価なので、購入を検討している人は、ぜひお目当てのものをレンタルしましょう。足首がしっかり固定できるタイプのものを選びましょう。

どんな装備がレンタルできるの?(2)

7_3

引用:写真AC

富士登山ではご来光を拝みたいという方が大半でしょう。以下の装備もレンタルしましょう。

・ヘッドライト
富士登山でご来光を拝むには、八合目あたりを午前1時頃には出発しなければなりません(山小屋で1泊した場合)。当然のことながら、辺りは真っ暗で、岩がごろごろしている登山道をライトなしでは歩けません。しかし、片手で懐中電灯を持って歩くのは危険です。とっさの時に手が使えないからです。明るめのヘッドライトをレンタルして、足元を照らしながら登山しましょう。富士山では登山道を通っていればあまり遭難はしませんが、緊急時には救助信号としても使えます。

・レインウェア
山の天気は崩れやすいです。さらに、富士山の場合、雨や風をしのげる場所がほとんどありません。風が強いので、傘では雨を防げず、突風で体を持っていかれる恐れもあります。レインウェアは必ず持参しましょう。寒い時にも防寒具として効果的です。こちらも登山靴と同様に、GORE-TEXの製品をレンタルしましょう。

・ストック
富士山の場合、下りが砂利道になっている箇所が多いです。下りの方が膝にかかる負担が大きく、体重をかけて降りると、下山したときには足首や膝がガクガクになってしまいます。ストックもレンタルして、少しでも足への負担を減らしましょう。

レンタルのメリット、デメリットは?

7_4

引用:写真AC

レンタルのメリットは、何と言っても安い費用で登山ができることです。全部の装備を揃えてから登山に行くとなると結構な出費です。登山するための旅費や宿泊費も考えると、なるべく安くあげたいものです。レンタルだと費用が安く済みます。また、自宅で置き場所をとりません。ザックなどは大きいので、クローゼットに保管しておくのも大変です。さらに、レンタルだと登山後に汚れたままで返却可能です。泥や埃にまみれた登山用具を洗うのはひと苦労です。レンタル用品だとそんな面倒なことは不要なのです。

レンタルのデメリットとしては、やはり選択肢が多くないことです。お店が持っている商品から選ばなければならないため、本当に使いたい商品はない可能性があります。また、たいていの場合は事前予約が必要なため、急な予定変更はなかなか難しいものがあります。そしてやはり、何度もレンタルすると買うより割高になってしまうことです。どちらが自分に向いているのか、自分の登山スタイルと照らし合わせながら決めていけばいいでしょう。今後も登山を続けていきたい!と思ってから購入しても遅くはありません。

レンタルで低予算登山。登山が身近になってきた。

いかがでしたか。最近は登山用品をセットでレンタルできるお店もあります。購入を迷っている商品をレンタルで試してみるのもいいでしょう。
安い費用で登山を始めることができるようになりました。しっかり準備して、安全な登山を楽しみましょう!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。