こんにちは!兵庫県の山を買い、キャンプ場を作っている上山夫婦・妻の「ちさこ」です。
久しぶりの更新です。
さっそく開拓の続きをしていきましょう。
読者のみんな!待たせたな!!
(最近テレビや新聞にちょこちょこ出るようになり、私たちは天狗です)
(記事に書いてあることは2019年の出来事です)
≪前回のあらすじ≫
村の区長さんに見つかったり、山菜もらったり、トイレをリニューアルしたり。
≪最初の記事はこちら≫
前回はトイレの壁を作って、プライバシーの確保ができた話でしたね。
今回はとうとうトイレが完成し、使えるようになります。
「この人、毎回トイレの話してない?」と思われた方。正解です。
ちなみに前回までの実用性ゼロのトイレがこちら。
まるで刑務所です(刑務所に失礼)
用を足すと下の砂利が汚れるので、このままだと使えないという元も子もない状態です。
う〇ち、土に還りたいってよ
・トイレがない
・トイレが欲しい
・下水道通ってない
・水洗トイレを作る余裕がない…
そんなよくある悩みを一発解決。
そう、コンポストトイレならね!
コンポストというのは、堆肥という意味。
土の中のバクテリアの力だけでう〇ちを分解してくれるトイレのことです。
全く臭いません。電気も大量の水も使いません。維持費はなんとゼロ円!
必要なのは
・腐葉土やおがくず
・おしっこを流すための少量の水
くらいです。
ポイントは、大と小が分かれていることですね。
土のほうにおしっこが混ざると、分解がうまくいかず世にも恐ろしい臭いがします。
下痢のときも水分が多いので使わない方がいいらしい。
あと、ペーパーは分解されにくいので土には混ぜず、別でゴミ箱を用意しましょう。
(見えるのは1000人に1人?!マッチョが見えた人はRT!)
目指せ!夢の永久機関
畑で野菜を育てて食べる
↓
う〇ちを出して、土と混ぜる
↓
う〇ちが分解されて、肥料になる
↓
畑が潤う
↓
(繰り返し)
自分で書いといてアレですが…
本当に今が令和なのか疑いたくなる内容ですね。
ココが違う!
ん?そこの勘の鋭いあなた。
「野グ〇と何が違うんだよ?!」と思いましたね?
♪野グ〇よりコンポストトイレの方がいい理由♪
(できるだけ綺麗に伝えようと頑張ってる私を褒めてあげて)
いいこと尽くしとはまさにこのこと。
野グ〇生活は1カ月半ほどしてましたが、不甲斐ないことにいつまで経っても慣れません。
≪野グ〇に特化した記事はこちら(要らんってか?)≫
選ばれたのは、ReLifeでした
調べていたら、ecoばかクリエイションさんの「ReLife」(公式サイト)という商品が一番良さげな感じでした。
(「ReLife」 ギャラリーより)
①安い
コンポストトイレの相場は13万~30万円くらいで、まあまあ高いんですよね。
ReLifeは完成品は8万5,000円。
それだけでも安いのに、さらにDIYキットが売ってあるんです!
必要な部品だけを購入して、あとは自分で作ることができます!
それが4万1,800円なんです!こりゃ~安い!
…テンション上がりすぎて、ワザとらしく見えないか心配になってきた。
(※決して回し者ではございません)
②デザイン性
コンポストトイレ業界の中で、ReLifeは飛びぬけてオシャレでした。
DIYキットの場合、自分好みのデザインにすることもできます!
③電気が要らない
う〇ちを分解してくれる微生物は温かくないと働いてくれません。
そのため、ヒーターが標準装備されている商品が多かったです。
ただ、うちの山は電気が通っていないので、電気が必要な商品は使えません。
(※寒冷地で本格的に使う場合は、微生物の働きを促すためにヒーター必須です)
④情報量が多い
商品の説明や、DIYをする上でのポイントなどの情報を全て公開してくれています。
使い方もイメージしやすく載っていて、困ったときの対応もしてくれるので、初めてのコンポストトイレでも安心して買えました!
⑤製造者のモーリーさんがすごい
コンポストトイレの先駆者のような方です。
モーリーさんがトイレのメンテナンスについて説明しているワンシーンなんですが…
これは完熟状態ですね。どこを探してもうん〇がない状態です。
みたいなことを言ってました。
え!素手で触ってる!?
この人…できる…!
分解されたらこれだけ綺麗だよ☆ってことを、身をもって証明してくれています。
[表記している価格などの情報は2020年12月1日のものです]
私、トイレ作るってよ
さあ!
DIYセットを買いまして、ホームセンターで必要な木材も揃えてきました!
作り方もホームページに詳しく載せてくれているので、初心者に優しかったです。
便器やらトイレを支える箱を作っていきますよ~
(実家の庭で便器を作るわたくし)
そりゃあ理想は水洗トイレがいいですよ…?
でも配管工事なんてやる前に、今すぐ欲しいんだもん~!
ん~でも、自然に優しいのはコンポストトイレですもんね。
キャンプ場オーナーとしては「水洗よりこのトイレがエコでおすすめ♪」と言うべきなのか…?
(世間体を気にするけど嘘はつけないタイプ)
やっとトイレが完成
どやさどやさ~!!
良い感じじゃないですか?!
廃材を使って見た目はレンガっぽく加工してみました。
木目が綺麗だったので、透明の防水塗料をチョイス♪
…まあ本当は、塗料を買うのが面倒でそこらへんにあったヤツを塗りました
(嘘はつけないタイプ)
これからよろしくね~!!
流石にトイレの話が長すぎるので、使用感はまた後日お伝えします。
いくつかに分散させて下品さを軽減する作戦です。もう今さら意味ないですか?
ちなみに①
前使っていたトイレはオブジェになりました。
今まで頑張ってくれてありがとう。
(君の時代は終わったよ)
ちなみに②
前回まで鮮明なブルーシートだったんですが、ネットで探したらカーキのシート売ってるじゃん!ってことで買っちゃった!
↓
(After)
進化し続けていたトイレでしたが、これにて完成です。
覚えていらっしゃいますか?
初代はこれです。
(360度フルビュー☆彡)
なんでもできる「よっしー」がきた
家族だけで(ほぼ遊びながら)開拓していたある日、インスタで仲良くなった男性「よっしー」からメッセージがきました。
GW暇なので手伝いますよ~!
お話を聞くと、なんとよっしーは元現場監督で大工仕事も設計もできるスーパーマンでした。
SNSでずっと見守ってたけど、このままだと遊んでばっかで、キャンプ場いつになってもできないなと思って来ちゃった!
痛い!急所を的確に突いてきます。
おのれよっしー。
一体何ができるのか、見ものだな!!
彼がちゃちゃっと作ってくれた作品がこちらです。
↑そこらへんに転がってる丸太や枝を麻ひもで結んで、杉の葉を屋根にした薪棚!
え~めっちゃオシャレ~…!
↑家族団らんが捗りそうな焚き火スペース!
他にも洗面台や、トイレの壁まで一緒に作ってくれました。
おかげさまで、拠点周りが一気に映えました!
もう彼に足向けて寝れません。
~よっしー流!焚き火スペースの作り方~
①穴を掘る(風除けになります)
②石を敷く(水はけがよくなって、雨水が溜まらない)
③周りの杉葉や枯れ枝を掃除する(飛び火して燃え広がらないように)
④中央に土台になりそうな木を置いてから、焚き火をする(火がおこしやすい)
(土台として大きめの薪を2つ置いて、その上に着火剤(杉の枯れ葉))
憧れのハンモック
ハンモック良いなあ…。
よっしーの無骨感たっぷりなハンモックを見つめる叔母。
良かったら寝転んでみます?
~~~ごろん…
ほうほう…。このハンモックが1番いいの?
そうですね、個人的には、寝心地とか使い勝手が一番良いな~と思ってます。
そうか…。なんぼくらいするん?
DDハンモックっていうブランドなんですけど、1万3千円くらいかなあ。
…買うわ!
え!
ハンモックに1万3千円って、ハンモック界では結構いい値段なんですが、相場を知らない叔母は即決!
この屋根(タープ)も要るよな?!何を買えばいいんか教えてくれ!
え!
数週間後・・・
そこには、マイハンモックを手に入れ、元気に横たわる叔母の姿が!
女3人で頑張ってる【DDハンモック設営動画】はこちらです
ちょこっとプロフィール
物好きな方のための自己紹介コーナーです。
妻(ちさこ)
YouTubeの催眠術動画にとてもかかりやすい。握った手が開かなくなる催眠術を両手でやってパニックになる。
夫(てでぃ)
他人のしゃっくりを止められる能力をもつ。自分のは止められない。
叔母
赤いツナギのお尻の部分が裂けた。「赤いパンツ履いたらバレへんけどな…」と血迷う。
母
「母と叔母の日めくりカレンダーなんてどう?」と血迷う。
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≪山が欲しい人におすすめ!≫
私たちの実体験をもとに、山を買うことのメリットやデメリット、よくある質問や、買う前にしておくべきことをかなり丁寧に解説してみました。