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こんにちは、もめです。
いつもは徒歩ソロキャンプをしている私ですが、たまに車でキャンプへ行くことも。とはいっても我が家に車はありません。そんなときにどうするのか。
「カーシェア」を使うんです。
今回は、キャンプでのタイムズカーシェアの使い方や魅力、キャンプにおすすめの車種、注意点などを紹介します。
カーシェアってなに?気軽に車をシェアできるタイムズカーシェアとは
カーシェアを使えば普段行きにくいような場所でも気軽に行けちゃう!
「カーシェア」は、簡単に言うと車を会員同士でシェアして使うサービスのことです。
例えば、タイムズカーシェアに会員登録すると、タイムズが保有するカーシェア用の車をインターネット経由で予約でき、利用時間になったら専用カードで車のロックを解除して使えるようになります。
イメージ的にはレンタカーをより気軽にした感じ。利用する度のスタッフさんとのやり取りが全くないことは、カーシェアの大きな特徴です。
カーシェアをキャンプで使うメリット!
そんなカーシェアをキャンプで使うとこんなメリットがあります。
- 貸出・返却時間が自由に選べる
- 利用料金+距離料金!料金がわかりやすい
- いつでも気軽に借りられる
貸出・返却時間が自由に選べる
カーシェアにあってレンタカーにないメリットの1つは、借りる時間を自由に選べることです。
レンタカーだと、基本的にレンタカーの店舗の営業時間内(8時~20時など)でないと貸出・返却は出来ません。スタッフさんとやり取りをする必要があるからです。
一方カーシェアは、手続きはすべてネットで済ませるので、スタッフさんとやり取りをすることはありません。だから何時に借りても返してもOKなんです。
つまり早朝の3時に借りて、夜の10時に返しても大丈夫。延長したいときも、後ろに予約が控えていなければネット経由で延長できるので、かなり自由度が高いです。
キャンプだと特に朝早く出たいことが多いので、一番重要なポイントです。
利用料金+距離料金!料金がわかりやすい
料金体系がわかりやすいので、目的地が決まっていれば大体の支払い料金を出発前から把握できます。特にお金のない私のような人には嬉しいポイント。予算に沿って、細かく計画が立てやすいです。
具体的な料金体系はこんな感じ。
時間で計算される利用料金
+
16円/kmの距離料金
このほかに月額料金もありますが、利用時にかかる料金は時間料金と距離料金の合計です。ちなみにガソリン代はかかりません。その代わりの距離料金。
ちなみに、月額料金は同じ額分の利用料金に充ててくれるので、毎月利用するなら月額料金は実質無料と考えても問題ありません。
いつでも気軽に借りられる
気軽に借りられるのも嬉しいポイント。予約から返却まですべてスマホだけで完結しているのがとっても気軽。
キャンプ行こと思ったときにパッと予約できるのはありがたいことです。
さらに、予約時にいつもと同じ車種を選ぶようにすれば操作方法で迷うことはないし、カーナビはどの車でも基本的に一緒。
予約から車のことまで、キャンプ以外のことを気にせずに気軽に利用できます。
タイムズカーシェアの使い方!登録から利用まで
それでは、実際にカーシェアを利用するときの流れを簡単にご紹介。
会員登録から始め、予約や利用の流れまで。一度会員登録をしてしまえば、2回目以降は情報入力などの手間はありません。
入会する
カードを手に入れるんだ…!
まずはカーシェア会員として入会します。通常は初期費用としてカード発行手数料がかかりますが、入会方法によってやキャンペーン実施時は無料になることも。
入会方法は様々。
入会方法は、個人の場合4種類。
- クイック入会
- インターネット入会
- カーシェア説明会
- 無人入会機
それぞれの入会方法によって当日~最短5営業日と、入会にかかる時間が異なります。とにかくすぐにという場合はクイック入会か無人入会機を使いましょう。
異なる会員プランは自分に合ったものを選ぼう。
個人が利用できる会員の種類は3パターン。
- 学生プラン・・・入会後4年間は月額料金無料
- 個人プラン・・・月額料金を無料利用分として利用できる
- 家族プラン・・・1人分の月額料金で家族みんな利用できる
ベーシックなのは個人プラン。月額料金は880円かかります。
しかし、880円はカーシェアを利用するときの利用料金に充てられるので、毎月最低880円分カーシェアを利用すれば実質無料ということになります。
そして、1人分の月額料金で家族みんなが利用できるのが、家族プラン。家族内で2人以上利用することがありそうな場合は、お得に利用できます。もちろん月額料金分を利用料金に充てられるので、毎月誰かが利用するなら実質無料になります。
もしあなたが学生で1人で入会するつもりなら、学生プランがおすすめ。現在大学何年生であろうと、4年間は月額料金無料で利用できます。
個人プランのように月額料金を利用料金に充てられるシステムはありませんが、利用しない月があっても余計なお金はかかりません。定期的に使うかわからないけど、とりあえず使ってみるなんて学生さんも、気軽に会員登録できますね。
個人プラン |
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家族プラン |
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学生プラン |
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予約する
会員登録が済んだら早速使ってみましょう。カーシェアを利用するには、まず予約する必要があります。予約はスマホアプリやWebサイトから。
例えば、スマホアプリで予約するときはこんな感じ。
予約したいステーションをマップを見ながら選ぶ。選んだら安心保障サービスへの加入するかを聞かれる。
保険は利用料金に含まれていますが、ノンオペレーションチャージなども保証してもらうには、毎利用ごとに安心保障サービスへの加入が必要。(330円)
予約内容はこんな感じ。15分単位で予約できるから、ちょっとのお買い物にも便利。
最後に予約確定ボタンを押せば、あとは利用時間になれば利用できるようになっています。超簡単。
利用する
利用日当日になったら、利用時間のできれば15分前には現地に到着しておくのがおすすめ。なぜなら、傷の確認や日常点検を自分で行うから。
気になる傷は写真に撮っておくと何かトラブルがあったときに安心。自分が利用する前からありました!!!って主張できる。
レンタカーの場合はスタッフさんがやってくれたり、一緒に確認したりすることですが、カーシェアの場合は利用前に自分で行います。そのため、通常は予約した時間の5分~10分前から利用できるように設定されています。
予約した車まで到着したら、会員登録したときに届いた会員カードを車のカードリーダーにかざします。車のロックが解除されます。
どの車にも外側にカードリーダーがついてる。
カードリーダーは大体後部座席の窓か、リアウィンドウについています。
ロックが解除出来たら傷確認や点検を行い、車に乗り込み…たいところですが、その前に車の前に置いてあるスタンド看板をどかしておきます。スタンド看板の役割は、車を出した後にわかります。
右端に見えるのがスタンド看板。利用前は車の前に置いてあるから、どの車がタイムズのものなのかがすぐわかる。
スタンド看板をどかしたら、やっと車に乗り込みましょう。後はレンタカーを借りた時のように、ミラーを調節したり、レバーの位置を確認したりと車を運転する準備を行います。
準備ができたら出発!
そして、駐車場から出る前に、スタンド看板をあった場所へ戻します。このスタンド看板の役割は、返却時に自分の車があった場所に他の車が停められてしまい、自分が停められなくなってしまうのを防ぐためです。
出発したら、自宅に戻ってキャンプ道具を積んで、キャンプへ出発します。
キャンプ前のわくわくする瞬間…!
給油・洗車する
若造がカーシェアで洗車デビューして嬉しそうに写真を撮っている図。アトラクションみたいで楽しかったです。
カーシェアの給油は、ちょっと特徴的です。給油には自分のお金は使わずに、車に用意されている給油カードを使用します。
対応のガソリンスタンド限定になりますが、給油カードを使えばガソリン代はタイムズが代わりに支払ってくれます。
そしてその代わりに我々は距離料金として、帰った後に16円/km、走った分だけ請求されます。(6時間以上の利用時のみ)
レンタカーのようにガソリンを満タンにして返さない、カーシェア独特のシステムですが、慣れればシンプルなシステムなので便利ですよ。
ちなみに、この給油カードで洗車もできます。洗車は義務ではありませんが、誰もやらないと車は汚れたまま。もし時間があればやってあげると、自分も次の人も気持ちよく使うことができます。
ちなみに、20L以上の給油や水洗い洗車をすると、それぞれ30分の時間料金の割引をしてくれるので、少しお得になります。
カーナビを使う
カーナビを撮った写真これくらいしかなくて…
タイムズカーシェアのおすすめポイントとして、カーナビが共通していて使いやすい点があります。
レンタカーだと車種によってカーナビが古かったり、そもそもついていなかったりしますが、タイムズカーシェアはすべて共通。スマホとBluetooth接続もできる、新しいタイプのカーナビを使えます。
タイムズ駐車場を探す独自の機能や、返却地まで案内してくれる機能など、カーシェアを利用する上で便利な機能も搭載されているので、いろいろ見てみるといいですよ!
返却する
返却は、必ず自分が借りた駐車場へ返します。
駐車場に着いたら、スタンド看板を退かして、駐車スペースに駐車します。
そして最後に忘れちゃいけないのが、車内の掃除です。特にキャンプに出掛けた後は砂が車内に残りがちです。すべてを完璧に掃除することは難しいですが、付属しているフロアクリーナーやふきんでできるだけ綺麗にしておきましょう。
ちなみに、渋滞などで返却時間よりも遅れそうになった場合は、カーナビから延長申請ができます。無断で延長すると割増料金(2倍)が取られてしまいますから、素直に延長しましょう…
返却後はこんなメールが届いて、最終的な請求額がわかる。
タイムズカーシェアでキャンプにおすすめの車種
カーシェアには、多種多様なな車種が用意されていますが、その中でもキャンプに使ってみて便利だった車種がいくつかあるので、それをご紹介。
ベーシッククラス「ソリオ」
タイムズでは、グレードごとにベーシック・ミドル・プレミアムと料金が分かれていますが、ベーシッククラスでは「ソリオ」がキャンプにおすすめ。
ソリオはコンパクトな車体ながら広い車内が特徴。コンパクトな車体は普段運転をしない人でも比較的運転がしやすく、あまり慣れていない学生さんにもぴったりです。
そして何よりも、広い車内はキャンプ道具を積むのにとっても向いています。
この写真は後部座席をまだ倒していませんが、倒していなくても結構広い荷台!
乗車する人数にもよりますが、後部座席を倒してフラットにすることも可能なので、デュオキャンプでたくさんの荷物を積むことも可能です!
ミドルクラス「カローラフィールダー」
ミドルクラスでは、「カローラフィールダー」をキャンプで使ったことがありますが、こちらもおすすめでした!
見た目はシャープですが、後ろに長くて後部座席を完全なフラットにできるので、キャンプ道具をたくさん積めます。
先ほど登場したこの写真はカローラフィールダーの後部座席の1つを倒した様子。
道具の量にもよりますが、3人のキャンプでも十分余裕をもって積載することが可能なのではないでしょうか。
ミドルクラス「シエンタ」
同じくミドルクラスの「シエンタ」もフラットにできる積載向けのミニバン!こちらは最大7人乗れる大きめの車なので、大人4人+キャンプ道具も道具の量によっては可能です…!
7人乗れる割には意外とコンパクトな車体もおすすめポイント。
まだ初心者マークを付けていたころ、車の運転にあまり慣れていないときに利用したのですが、そんな私でも問題なく取り廻すことができました。大きめサイズの車種の中では、初心者ドライバーにもおすすめできる部類だと思いますよ。
タイムズカーシェアをキャンプで使うときの注意点
最後にカーシェアをキャンプで使うときの注意点をご紹介!
返却時間に注意!遅れそうなときは早めに延長を
特に注意したいのが返却時間です。キャンプで行くような場所から帰るルートって、大体渋滞につかまるルートなんですよ…
車の運転に慣れていない人は、特に早め早めの計画を立てて進めていくことをおすすめします。
焦って事故ってしまうのが一番よくありませんからね。
もし遅れそうな時は、焦らず素直に延長申請をしましょう。
汚してしまったら洗車やコロコロで綺麗にしよう!
ころころ~~~
そしてキャンプに使うときに必ずやってほしいのが掃除です。
カーシェアはいろんな人が使うので、車内に泥や砂がついているのは最悪です。
まずそもそもキャンプ場から泥や砂を持って帰らないようにして、どうしてもついてしまったものはコロコロが車内に用意されているので、それを使って綺麗にしましょう。
最低限の道具は車内に用意されている。
そして時間に余裕があれば洗車までできると最高ですね。キャンプ場内のダート道を走ったときに飛びちった砂やほこりを綺麗にすることができます。
以前借りた車がほこりまみれだったことがあり、、、触るのすらちょっと嫌なレベルでした(笑)それ以来汚れていたら積極的に洗車するようにしています。
どれだけ放置されていたんだと悲しくなってしまうほど汚れていたカローラフィールダー君。これをみて初めての洗車をしました。
レンタカーと違い、次の人がそのまま使う可能性があるので、気を遣う必要があるポイントです。
行楽シーズンなどはすぐに埋まってしまうことも。できるだけ早めの予約を
これまでカーシェアの気軽さを推してきましたが、最近は利用者が増えたことによる弊害があるんです…
それは、人気のステーションの場合、土日や行楽シーズンはすぐに予約が埋まってしまう可能性があることです。
タイムズカーシェアは他社よりも比較的台数が多いとは言え、それでもピークのシーズンは稼働率100%なんてことも多いでしょう。借りたかったステーションは全部予約でいっぱい!なんてことも。
予約は、返却予定日の2週間前から行うことができます。もし心配なら予約可能になった瞬間を待機しているのが一番安全です!
逆に、ピーク以外の時期や利用しづらいところにあるステーションは、意外とギリギリまで残っている場合も。それを狙ってふらっとキャンプへ出掛けるのもありです。
車が無くても気軽にキャンプ!タイムズカーシェアの登録から始めよう!
最近キャンプを始めたいという人には、車を持っていないからキャンプに行きにくい人も多いのではないでしょうか。そんな人でもカーシェアなら気軽に、キャンプの時だけ車を利用できます。
車の維持費を払うのが大変な学生さんにもおすすめ。
ぜひ一度利用してみてくださいね!