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『テンティピテント』というテントを知っていますか?
最近人気のモノポールテントをメインで販売しているテンティピ社が開発しているテントなのですが、質の高さから近頃人気が出ているため、この記事で取り上げたいと思います!
「他のキャンパーがあまり使っていないかっこいいテントが欲しい!」
という方はぜひご覧ください。
テンティピテントとは?
まずはテンティピテントについてざっとご紹介します!
北欧生まれのティピー型テント
テンティピテントは北欧に位置するスウェーデンで開発されています。
その形はスカンジナビアの少数民族『サーミ人』、アメリカの先住民族『インディアン』の住居をベースにしたティピー型テントで、中央に長いポールを立てるモノポールテントの一種です。
ティピーは移動することが前提の住居ということもあり、このテンティピテントも設営・撤収が簡単でシンプルな作りになっています。公式サイトによると、馴れれば数分で設営できるそうです!
様々な環境に対応する構造
前述のとおりテンティピテントはスウェーデンで開発されたこともあり、過酷な環境に耐えられるような構造です。
北極圏近くのスウェーデンは夏場は気温30℃を超え、冬は最高気温が氷点下、そして山や湖沼などの自然が豊富。そういった環境でテストされているため、日本国内でもどこでも使用できるでしょう。
ちなみに気温・気候に強いだけでなく、テンティピテントのモノポール構造は一般的なドーム型テントと異なりテントが受ける風の力を分散させる形です。
なので、風対策も万全!
最新の素材が使われている
テンティピテントは使われているテント生地がモデル名に反映されていて、
『コットン・ポリエステル混紡素材』が使われているモデル(CP)と
『軽量なナイロン・ポリアミド素材』が使われているモデル(Light)
の2種類が多く使われています。
それぞれの強みを挙げると、
コットン・ポリエステル混紡素材(CP)
・透湿性があるので、結露しにくい
・紫外線に強い
軽量なナイロン・ポリアミド素材(Light)
・軽量なため持ち運びが簡単
・CPに比べて風や雨に強い
などがあります。
主要の3モデルの特徴
ここからは、テンティピテントの顔と言える3つのモデルについて解説します。
シンプルな機能の『オニキス』
オニキスはテンティピテントの中ではエントリーモデルで、テンティピテントのもつ特徴はそのままに安価に抑えたモデルです。
ベンチレーションの数やオプションパーツの拡張性で上位モデルに劣る面はありますが、手軽にテンティピテントを経験したいならこの『オニキス』がおすすめです。
また、Lightシリーズで15人用の大きさがあるのは『オニキス』だけですね。
コスパを求めるならこれ!『ジルコン』
この『ジルコン』は前述したオニキスと、後で紹介するサファイアの中間に位置していて、コストパフォーマンスに優れています。
オキニスに比べて、ネット付きベンチレーションが多く付属している他、別売りの薪ストーブを使用できる構造になっていたりと、いくつかの機能がパワーアップしています。
ハイエンドモデル『サファイア』
最後に紹介する『サファイア』はハイエンドモデルで、エントリーモデルの『オニキス』と比べると値段は倍ぐらいします。
一番大きい違いはテントの生地です。
CPモデルでは、生地が固く張りがあるため、過酷な環境を耐え抜くための耐久性があります。
Lightモデルでは、軽量・防水性能をパワーアップしている他、紫外線を軽減するコーティングが施されています。
高スペックな生地が使われていること以外にも、テント内の空気の流れが考えられていたりと、細かな機能面でもこだわりが見られます。
主要モデルを比較・解説!
概要を紹介したところで、各モデルについて見ていきましょう!
スペックを表で比較
各モデルには基本的に7人用、9人用、15人用の大きさがあります。
- 7人用:幅4.5m × 高さ2.7m
- 9人用:幅5.3m × 高さ3.1m
- 15人用:幅6.0m × 高さ3.6m
大きさは同じですが、重さは違います。それを表にしたのが以下のものです。
モデル | オニキスCP | オニキスLight | ジルコンCP | ジルコンLight | サファイアCP | サファイアLight |
---|---|---|---|---|---|---|
7 | 10.5kg | 4.9kg | 10.9kg | 5.5kg | 10.9kg | 6.6kg |
9 | 13.3kg | 6.1kg | 13.8kg | 6.5kg | 13.6kg | 7.3kg |
15 | × | 10.0kg | 19.9kg | × | 21.2kg | × |
基本的に同じサイズであれば、CPとLightで重さは倍ぐらいの違いがあります。
CPモデルを使うのなら、車の移動のみの場所でないとかなりキツいですね。
オニキス CP
ベーシックモデル『オニキスCP』は、他のCPモデルと同じく透湿性が優れているため、結露が少なくインナーテントが必要ありません。
また、テント上部のベンチレーションを開放すればテント内で焚き火をすることも可能!
※テント内での焚き火はベテランの人と一緒にやりましょう。
オニキス Light
『オニキスLight』は同じ大きさのCPと比べると半分以下の重量で、テンティピテントの中で最軽量な上最も安価なモデル。
使われている生地は化学繊維(ナイロン)がメインのため、テント内部で焚き火はできますが火の粉で穴が開かないように注意する必要があります。
色は紫がかったグレー。
ジルコン CP
『ジルコンCP』は『オニキスCP』と同じ生地を使用しており、透湿・防水性能が高いです。
上部のベンチレーションが微調整できる上、下部にもベンチレーションがあるため風通しがよく、『オニキスGP』と比べてもより焚き火に向いているテントと言えます。
ジルコン Light
『ジルコンLight』は『オニキスLight』のパワーアップバージョンです。
生地がナイロンの中でも軽量なものを使っているだけでなく、UVプロテクトコーティング、シリコンコーティングがされているため、防水性・耐久性が更に増しています。
色はパープルブラウン。
サファイア CP
『サファイアCP』は高品質のコットンとポリエステルの混紡素材がテント生地に使われているため、張りがある綺麗なシルエットで設営可能。
テンティピテントの中で一番ハイスペックな生地でもあるため、環境を選ばずに快適に過ごすことができます。
他のCPモデルと同じベージュ色ですが、若干濃い色だそうです。
サファイア Light
『サファイアLight』は、ナイロン生地が使われているハイエンドモデル。
『ジルコンLight』と同じくUVプロテクトコーティング、シリコンコーティングを施している他、軽量性・防水性も徹底的に追求しています。
色は渋めの深緑色。
併せて使いたいオプションパーツ
テンティピでは、テントに関するオプションパーツも豊富に制作しています。
その中から3点おすすめアイテムを紹介!
ペグ打ちが簡単になる『ポールプレート』
どことなく民族感が漂うデザインの『ポールプレート』は、テント中央部に配置するセンターポールの下に置くことで、ペグを打つ場所が分かりやすくなります。
これ一つでここまで紹介した全てのテントに使用できます。
また、砂地や雪上などでポールの沈みことを防ぐ効果もあるので、持っておいて損はありません。
ロースタイルには必須の『フロア コンフォート』
テンティピテントはデフォルトだとシートが付いていませんが、この『フロアコンフォート』を使用することで、ロースタイルのキャンプを楽しめます。
ただの一枚のシートではないため、土間部分を自由自在に作ることができ、好きな場所で焚き火スペースを作れます。
これ一つで全モデル・全サイズ対応。
タープとしてもひさしとしても使える『キャノピー』
『キャノピー』はテンティピテントと組み合わせやすい作りのタープ。
出入り口にひさしとして付ければ、雨が降っていても出入りの際に濡れることを防げます。
また、日中テント内が暑い時にはタープとして涼しく外で過ごすこともできますね。
サイズ・生地別で計3種類あるので、使っているテントと合うものを選びましょう。
様々な環境に対応するテンティピテントを使ってみよう!
今回の記事では、スウェーデンで誕生したテンティピテントを紹介しました。
中には品薄なものもありますが、ハイスペックなモデルが揃っているので、テントの買い替えを考えている方は、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
現在弊社が運営している『マウンテンシティ』では、テンティピテントの買取を現在強化中!
もし使っていないテンティピテントを売ろうかと考えている方は、今がチャンスかもしれません。
ご相談からでも構いませんのでご連絡お待ちしております!